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(短編集)
田舎の事件
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田舎の事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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タイトルと表紙のイラストから、ちょっぴりほのぼのした、 ちょっとした事件の話を想像していたのだけれど、全然違いました。 「田舎の事件」ではなく、 都会慣れしていない「田舎者の事件」といった方がしっくりきます。 描かれている田舎の特徴は、間違ってはいないし、 自分の見分が狭いことを知らず、うぬぼれていたり、 世間から浮いているのが分からなかったり、イタイ人は確かにいます。 それを皮肉りたいのは、よーーくわかるけれども、 それにしてもバカにしすぎじゃない? 田舎者は、バカか見栄っ張りかキチガイ? 田舎の特徴はつかんでいるだけに、それをうまく使えてないのが残念。 ストーリーも滅茶苦茶。 こじつけ、不自然、無理矢理感が興ざめ。 途中で、この作者のクセがわかると、 各話を少し読めば、結末が想像できちゃう。 ちなみに、帯の有名作家による推薦文は 「笑殺必至で電車で読むのは危険、後でどこで笑ったか他の人と話すと楽しい」といった内容。 好みもあるだろうけど、私は全く・・・ 確かに、「どこで笑った?」と聞いてみたくはなりましたが。 | ||||
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お笑い短編集。著者は連作にあたり、いくつか縛りをかけている。例えば、舞台は田舎、田舎ではひとかどの男、都会で一旗上げられず帰郷、自分を飾るためにウソをつく、ウソを隠すために事件を起こす、といったパターンである。NHKのど自慢で優勝したという馬鹿、東大に合格したという馬鹿。この同じ要素を守りつつ、バラエティにとんだお笑いを繰り広げている。その中からは、人間いかに自分を飾るためにウソをつくか、それを隠すためにさらにウソの上塗りをしていくかという悲しさも感じられる。暇つぶしにはもってこいの佳作。 | ||||
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