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賞の柩
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賞の柩の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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欧州人の登場人物の考え方が、彼らの価値観ではなく、 著者の持つ(日本的)価値観に基づいていることが不自然さを感じさせ、 本書を楽しめなかった最大の理由だ。 アーサー・ヒルがノーベル賞授賞式に向かう車中、 運転手が「オリンピックメダルよりも取るのが難しいから、 ノーベル賞の価値は格段に高い」と話す場面がある。 ここは、違和感を覚えるシーンである。 ヨーロッパには、スポーツであろうと、科学であろうと、 成果は成果として褒め称える文化がある。 ノーベル賞の方が重みがある、という発想は、 同賞に対する強い憧れをいだく日本に住む日本人の価値観ではないだろうか? (日本国籍ではなく、米国国籍を持つ南部さんが同賞を受賞した時に、 メディアが「日本人」として大々的に報じたことを思い出してほしい) どっちの考え方が正しいという問題ではない。ただ、描写として不自然と言えよう。 また、パリ市街や南仏を舞台としているシーンでは、 もっぱら車窓から見える景色を描写しており、 人間模様が全く描かれていない文章は貧弱である。 ヨーロッパを舞台にすることは、作品の質に全く貢献しておらず、 憧れているヨーロッパの話をしたかっただけなのか?と思う。 本筋には不必要な描写が多く、集中して読みにくい。 "Publish or perish"を"Publish or disappear"と間違えている点なども気になる。 星2点が妥当だろう。 | ||||
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本筋に関係ない話が多すぎて退屈だった。結末も納得いかない。もう二度と読まない。 | ||||
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