■スポンサードリンク
自由に至る旅―オートバイの魅力・野宿の愉しみ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
自由に至る旅―オートバイの魅力・野宿の愉しみの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 21~39 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私も長いことオートバイに跨り日本中を走り回ってきたので、著者と同じような体験、感想を持っています。だから取り立てて内容に珍しさはありません。だから★3つです。でもこの文章を読んで昔の思い出がよみがえりました。オートバイに触れて間もない方、長距離ツーリングに行ったことがない方は、この文章を読み、ツーリングに興味を持って、これからのバイクライフを楽しんでください。あと、著者は関西人に疑念を持っているようですが、関西人として残念。あと、関西には野宿しやすいところは少ないかもしれない・・・。同感。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
花村兄貴の語り口が心地よく、読みやすい。 これからオートバイ乗りになる人は、必読。 また、不自由な日常に溺れている人も、手に取られてはいかが? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
花村兄貴の語り口が心地よく、読みやすい。 これからオートバイ乗りになる人は、必読。 また、不自由な日常に溺れている人も、手に取られてはいかが? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分は、結構一人旅(旅行)をする(年1回程度)。マラソン大会を通して、沖縄の離島の半分は行った。しかーし野宿はしたことがない。まあ人好き好きだが、実際の花村さんの体験談はとても参考になった。「男なのに大地で寝て過ごしたことない奴はかわいそうだ」すごく楽しそうだと思った。花村さんの気持ちの良いところは、旅の良いところも悪いところも受け入れている点だ。「雨が降れば、憂鬱になる。」「人と付き合うのはおっくう」「食事は質素」旅行は本人の性質が結構でるのでは思った。その人間を知りたいなら、一緒に旅をするのもいい方法なのかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本の気持ちの良さは、著者の自然体な視点にあると思う。 つっぱったり断定したり正義漢ぶったり格好をつけたり穿ったりが無い。 普通に考えることを語り行動している気持ちの良さである。 だからこそ著者のツーリングの楽しさがダイレクトに読者に伝わるのだ。 まさしく「自由に至る旅」である! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ツーリング好きならアッという間に読んでしまうでしょう。 それ程に描写が自分の記憶とリンクして楽しめるのです。 口語体もとても読みやすくて文章がどんどん入ってきます。 読者が若者なら著者の旅への想いに洗脳されてしまうのではないかなぁ。 この本で旅に目覚めた人もきっと多いのでしょうね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
色々と考えることがあり、昔なくしたバイクの免許を再度取得しようとしていた矢先に本書に出会いました。 内容はバイクを通し訴えかける著者の人生哲学と、若干のツーリング紀行文、ワンポイントメモです。 ツーリング紀行文、ワンポイントメモとしての観点であれば、他にもっと優れたものがありそうですが、バイクのキーワードである、危険性、一体感(操縦性)、肌感覚等を自己責任、日常や精神の開放と説明する発想には大いに共感を得ました。 家族には愛情をそそぎつつ、会社では責任のある仕事を全うしている。現状に満足しつつも心の奥で少し違和感を感じ始めた人にお勧めです。 少しの違和感、これこそ曲者です。一度心のオーバホールをしてみるのもいいかもしれません。私もバイクとテントを買ってしまいました。自分という基点を見直すために・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これは単なる旅紀行でも、思い出話でも、はたまたバイク四方山話でもない。バイク談義に擬して書かれた「花村思想」の啓蒙書である。花村にとって、バイクや旅というのは、「自由」を語る道具の一つに過ぎない。とにかく、全てのモノ、人、考え方から自由であること。その「自由であること」の意味を執拗に、とにかく繰り返し説いている。そして、我々に対し、もっと自由に生きようと誘いかけてくる。いろんなしがらみに囚われた我々一般人には考えもしない発想で語りかけてくるその論調は、あまりにも突拍子がなくて、ついて行けないところもあるかもしれない。軽そうに見えて、何だか新興宗教の勧誘か催眠商法の販売会の語り口にも似た花村の論調に、いつか読者も乗せられ、「旅に、出ようかな」と思わせられてしまう。バイク乗り以外の人にも読んでもらいたい本である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これは単なる旅紀行でも、思い出話でも、はたまたバイク四方山話でもない。 バイク談義に擬して書かれた「花村思想」の啓蒙書である。 花村にとって、バイクや旅というのは、「自由」を語る道具の一つに過ぎない。 とにかく、全てのモノ、人、考え方から自由であること。その「自由であること」の意味を執拗に、とにかく繰り返し説いている。そして、我々に対し、もっと自由に生きようと誘いかけてくる。 いろんなしがらみに囚われた我々一般人には考えもしない発想で語りかけてくるその論調は、あまりにも突拍子がなくて、ついて行けないところもあるかもしれない。軽そうに見えて、何だか新興宗教の勧誘か催眠商法の販売会の語り口にも似た花村の論調に、いつか読者も乗せられ、「旅に、出ようかな」と思わせられてしまう。 バイク乗り以外の人にも読んでもらいたい本である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
花村氏は新書がオモシロイ。 オートバイは、車の免許が取れるまでのつなぎ、という印象が強い日本社会。雨風もしのげるから四輪のほうがいいじゃない、という合理性を敷衍していくと、新幹線やケータイ電話でいつの間にかスケジュールがびっしり、という事態になる。 そんな合理性、という呪縛から自らを切り離すのに有効な手段としての「オートバイ」についてのさまざまな考察がなされている。 凡百のオートバイエッセイにありがちな「自由」、「風」、「きまま」といった口ざわり、耳アタリの良い言葉は、この本にはない。その代わり冒頭から「事故」、「死」、「交通刑務所」といったネガティブな言葉を突きつけてくる。そしてそういったリスクを想定した上でオートバイ、という乗り物を選択したことによる「自由」って、じつは厄介で憂鬱でしょ?といわれるのだ。こりゃ脅しが効きすぎですよ、マンゲツさん。 何かをしたくてウズウズしている若者や、社会である程度の地位を気付いて、踊り場でエアポケットに入ったおじさんたち、この本を読んで、オートバイ、という手段もあるんだ、と気付けば何かが変わるかもしれないです。 自分は、旅にいけないときの代償行為として読んでいますが、、。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
単独行の旅人や冒険家はたくさんいるけれど、なぜ単独行なのか?ひとつの答えがここにあるような気がします。単独行の魅力、素晴らしさ、リスクなどが凝縮した一冊でした。当然ながら、バイクにも乗りたくなる。そして「バイクに乗ること」をもう一度考え直したくなる、そんな本。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
雑貨店でふと目に留まった本がこれでした。著者の柔軟で押し付けない文体が気に入りました。またアウトローだけど、自分で責任をとる姿勢の中に自由があるのだと訴えているような感じがします。バイク暦22年で、そろそろ倦怠期かと思いきや、この本でさらに極めてみたいと思うようになりました。…でも野宿する勇気はなさそうです(笑)。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書を単なるバイク旅行のススメとしてだけ読むのはもったいない。 冒頭からいきなり、バイクは「人を殺す道具」だとはっきり宣言しちゃってますが、この宣言が、単なる「旅に出よう」的メッセージに還元できないピリッとした緊張を感じさせます。 自由と死とは紙一重なのかもしれません。だとしたら安全が保障された生ぬるい日常は、「自由」から最も遠いものでしょう。 自由って何だろう、どうしたら手に入れられるの?その自由を得るための最適の道具が著者にとってはバイクです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本を読んだのは、昨年の秋だった。それまではオートバイなんて乗ったことなかったし、ツーリングの存在すら無関心だった。だが、この本を読み耽ってはや一年。気づいたら、大型バイクで日本中を駆け巡っている自分がいます。この作者に、してやられた、って感じですか(笑)特に北海道ツーリングの部分を、地図を片手に持って読んだのは懐かしいなぁ。これ書いてたら、一年ぶりに読んでみたくなってきました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
バイク旅が好きだ。 よって、バイクの紀行文読むのも楽しい。 内容はどうであれ、どこかへ遠出したくなってウズウズしちゃうじゃん。 だがしかし、暇つぶしとして1冊さらりと読んじゃう時間があれば、 バイクに乗ってブラブラしてりゃよかったかなっ と後悔するのも事実。 そんな意味で、内容はありがちだし、平均点以下ですね。 バイクで旅したことある人にとっては、ウンウンと共感できるけど、 それだけで、特に新鮮さはありません。バイクお休み中にでもどうぞ。 だけど、これからバイクに乗ってみようって人には ワクワクするし、魅力が伝わるんじゃないかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者の名前は聞いたことあるが、今まで読んだことなかった。バイク乗りなら共感できることが多く、一気に読んでしまった。しかし、読んだあとあまり印象に残ることはなかった。つまり読んでてそれほど新鮮な内容ではなかったのだ。また文章に癖があり、同じ出来事を何度か引用してるので雑な印象を受ける。芥川賞受賞作品もあるらしいが、この本私はすぐ忘れ去るだろう。作者は波乱万丈の人生を過ごしてきたらしいが、波乱万丈のバイクライフをもっと書いて欲しかった。冬の間の暇つぶしにはなったかな? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
オートバイと旅をテーマにした本は数あれどこの本ほどハードボイルドな本はあまり記憶にない。たいていの本はどっか嘘っぽかったり(最初から断り無くフィクションかもしれないが)、音楽を文章に絡めたり、登場人物が出れば名がカタカナだったり(笑)、何か軟弱なのである。しかしこの本はずばり男っぽい。花村氏の筆力は素晴らしいと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
オートバイの魅力と本質を、ずばり書ききった本です。私はこの本にめぐり合い、21年ぶりにオートバイを買いました。土日にはツーリングに出かけています。そして、ラストの1行。泣かせます。オートバイに乗っている人にも、乗っていた人にも、これから乗ろうとしている人にも、絶対お勧めです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
見かけの楽しさだけではなく、オートバイの根元的なもの、「自由」について、読者に問いかけてきます。オートバイは、オモチャである、故に自由である。しかしその自由とはいったい。。。オートバイに乗る人には全て読んで欲しい。多くの人が漠然と心に思い描いているだろうことを見事に表現しきった、花村萬月。さすがです。今まで読んだオートバイ関連の本では間違いなく1番です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!