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ブルース
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ブルースの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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歯に衣着せぬ評価をする福田和也がこの作品を、76点「現在の文学としてすぐれた作品」と評価していたので楽しみにしていたが期待はずれだった。 (桐野夏生の”ファイアボールブルース”についても言えるが、福田氏のハードボイルド系作品に対する評価は疑問が少なくない) まず作品構成自体が二番煎じ臭さぷんぷん。 村上と綾の設定が大沢在昌著”新宿鮫”のパクリなことに気づいた時点でかなり興ざめだったが、 本のテーマである”ブルース”のように「特に技術面では稚拙ではあるが表現の質は高い」という小説であってほしかった(著者もそう望んだであろう)。 しかし、作家としての技術が稚拙であるのはまだしも残念ながらそれを補うものが感じられなかった。 性描写も頻出するわりには意味を成していると思えないし官能的でさえない。 取材能力や設定についても、たとえば音楽に関する部分を読む限りでは疑問が残るし(一点だけ挙げると、綾と趙がいながらサチオがずっとギタリストとして残っていたのがありえない!)、なにかハッタリだけで勝負している感が拭えないのだ。 とはいえ、一点、徳山の人物像だけは面白く、読了できた最大の理由であった。 村上の人物像がこの作品と作家の迷いを物語っている気がする。 無頼をつきとおすのか大衆を意識するのか。 中途半端だなというのが実感。 毛色は違うが西村賢太あたりのほうが覚悟を感じて潔い。 あっ、花村氏の「笑う山崎」は面白かった。 | ||||
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RJやラッシュなどのBLUESに対する造詣は認めます。 しかし、単純に暴力+BLUES+横浜+いい女=駅売りスポーツ新聞の「芸能面」が好きな おやじ好みの構図。 横浜に、BLUESが似合うなんて・・・。 | ||||
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