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推理小説



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【この小説が収録されている参考書籍】
推理小説
推理小説 (河出文庫)

推理小説の評価: 2.95/5点 レビュー 63件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.95pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
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No.21:
(5pt)

初めて読んだ推理小説

私は母親に虐待・性的虐待を受けながら育った。母親は推理小説を読むのが趣味だった。だから推理小説は読まないことにしていた。学校のグラウンドを眺めながら、いつかそこにパトカーがやって来て「君のお母さんが、君へした数々のことで、逮捕された」と言われることを夢見ながら、他の色んな小説を読んだり書いたりして育った。
今日、初めて読み終えた推理小説が、この作品で良かったと思った。
推理小説Amazon書評・レビュー:推理小説より
4309016863
No.20:
(4pt)

リアリティ オリジナリティ センス アンフェアー。なんて ひねくれているのだ。

なんとひねくれた人たちばかりが 登場するのだろう。
アンフェアーの篠原涼子とはちがった 雪平がいた。
17歳の少年を撃ってしまったことで、
バッシングにあった 雪平。
離婚され、子供からも 認められない。
美央は、人殺しの娘といわれて 学校でいじめられている。

事件を解決する能力は確かに高いが
家は 殆ど片付かず、ゴミだらけ。
殆ど眠らず 酒ばかりのんでいる。
眠る時は 全裸らしい。
刑事のパートナー 安藤は つきあいがいい。

推理小説を 実際に ひとを殺しながら 紡いでいく。
出版社に、警察に その小説を 3000万円で買えと言う。
愉快犯?なぜ、そのような 面倒なことをするのか?
推理小説家 久留米隆一郎とその後輩の ミステリ研の人たち。
最初は 脈絡なく 2人が殺されるが、
じょじょに ミステリ研にまで 殺人が及ぶ。
それで 犯人は 一体誰なのか?
雪平は やっと突き止めるが。

ひねくれた人たちとひねくれた推理小説。
アンフェアー リアリティ オリジナリティ センス。
なんとも言えない せつなさが 残ってしまった。
推理小説Amazon書評・レビュー:推理小説より
4309016863
No.19:
(5pt)

一気に読みました

展開が早く、途中で止められませんでした。 しつこすぎるところもありましたが、相対的に楽しめました。
推理小説Amazon書評・レビュー:推理小説より
4309016863
No.18:
(4pt)

あらすじも犯人も分かった状態で読みましたので

ドラマ版アンフェアの前半部分の原作。 アンフェアをコンプリートする意味で読みました。 全部わかったうえで読んだので、作品の評価はできません
推理小説Amazon書評・レビュー:推理小説より
4309016863
No.17:
(5pt)

やはり原作は面白い!

先にドラマとか映画を観たんですけど原作の方が全然面白いです。
推理小説Amazon書評・レビュー:推理小説より
4309016863
No.16:
(4pt)

ドラマから入ると・・・でしょうね

ドラマを先にみてから読むと、どうしても主人公の個性の強さが残ってしまい、 小説としての面白みに欠ける人もいるでしょう。 私は面白かったです。 今更ながらで読みましたが、小説としてよく書けていると思います。 頭からテレビの出演者を逃がして読みましょう
推理小説Amazon書評・レビュー:推理小説より
4309016863
No.15:
(5pt)

賛否両論分かれるみたいですが、面白かった

先に、ドラマを見ました。それで、原作を読みたくなって買いました。
私は、いわゆる作品としての、不完全さのようなものは、感じませんでした。
面白かったデス。映像ありきの小説かもしれません。やっぱり、著者が脚本家である、というのは大きいと思います。

以前、池波正太郎さんのエピソードで、氏は、放送作家であったため、鬼平犯科帳の主人公にイメージする俳優さんがいた、
という話を聞いたことがありますし、映像にするとき、細かく指示を出しておられたということも、聞いたことがあります。

大御所と比べてはおこがましいとは、思いますが、この小説は、ぜひ、映像も見た方が、楽しめると思います。
推理小説Amazon書評・レビュー:推理小説より
4309016863
No.14:
(5pt)

私は大好きだ(けど不評を買うのもわかる)

まずこれはドラマ・映画『アンフェア』の原作として読んではいけない。
それに推理小説、ミステリとして読んではいけない。小説に『小説』なんてタイトルをつけないのと同義である。
そんな注意書きをしなくてはならない時点で、やっぱり多少作品側の落ち度はあるのかもしれない。

さて、改めて『推理小説』はどんな作品か。

フィクション(作り話)における“リアリティ”って何だ?
人物の言動のすべてに意味があるなんて誰が決めた?
モノローグが嘘じゃないなんて保証がどこにある?
そんな自己問答に秦建日子氏が挑んだ、非常に自己満足的な作品である。

だからといって、この作品がいかに一推理小説、一ミステリーとして
つまらないかを槍玉にあげるのはナンセンスである。
(そんなの、作中で安藤が指摘しているではないか。)
またT.Hが作者のイニシャルであることを「あーはいはい作者のイニシャルね」と
ありきたりなものとして片付けてしまうのも、実に浅慮でつまらない。
(本当はネタバレとしてこの点に触れないべきだろうが、
文庫版解説や高評価レビュアーに指摘されてしまっているので。)

では、フィクションとしての価値を自虐してしまっている、この自己満小説の存在価値は何か。
作家・秦建日子が描きたかったものとは・・・・・・フィクションじゃないならリアル[現実]に決まっている。
2つ上の段で挙げた、作中に(暗に)指摘された命題たちを現実世界に置き換えて、顧みる。
つまり彼の試みは、「現実に“リアリティ”を取り戻す」というものだったのではないだろうか。

何言ってるか分かんないだろ?
私も書きながらワケ分かんなくなっているのだから。
推理小説Amazon書評・レビュー:推理小説より
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No.13:
(4pt)

斬新な作品?

コテコテの推理小説ではないし、途中から犯人は見当がつきます。
謎は作者の意図が掴めないことです。これが作者の目的なのか?
放送作家だけあって、会話の描写もよく、どんどん吸い込まれていく文章は良かったのですが。。
読み終わってもタイトルの意味があまりわからないのも、、どうかなと思います。
珍しいタイプの小説です。
推理小説Amazon書評・レビュー:推理小説より
4309016863
No.12:
(4pt)

実験小説的な展開に冒頭は戸惑う

冒頭は、まるでシナリオのような簡潔表現の展開に戸惑うのだが、次第に主人公の雪平夏見の背景が明確になり、事件の真相とシンクロする辺りから俄然ストーリーが面白くなった。そして、エンディングが非常に良い。

実は再読である。8年前に『推理小説』という大胆不敵なタイトルに惹かれ手にしたのだが、前半の実験小説的な展開にイヤになり、途中で読むのをやめている。

映画化で人気が出てるらしく、もう一度シリーズ全てを読んでみようと思い、全巻購入した。

スピンオフのテレビドラマ、映画を観て、主人公の雪平夏見や山路のイメージが明確になったことで読み易くなった。

映画の原作とのことだが、恐らく主人公や登場人物のシチュエーションだけ利用しているんだろうな。映画はバリバリの警察ドラマだった。
推理小説Amazon書評・レビュー:推理小説より
4309016863
No.11:
(5pt)

すごい読みやすかったです

コテコテのミステリではないけど、すごく読ませる小説でした。
自分は本を読むのが遅いのですが、なんと一日で読みきれました。こんなのは久しぶりです。
話にスピード感もあるし、なにより雪平のキャラクターがいいですね。
ミステリは最後の展開が限られていて、分厚い本を長い時間かけて読んで、
ラストにがっかりさせられる苦い思い出が多いので、長らく読んでいなかったのですが、
久しぶりに読んだこれは当たりでした。
あまりミステリを読まない人にお勧めできる本だとおもいます。
推理小説Amazon書評・レビュー:推理小説より
4309016863
No.10:
(4pt)

なんてフェアな話なんだろう

なんというか、久しぶりに普通のミステリィを読んだなって感じです。
ドラマ版のタイトルである、アンフェア。
そして目次の終章のタイトルから、理不尽な展開を期待していたのですが
そんな展開は一切なく、スッキリした結末でした。
アンフェアなのは作品内でのことで読者へ向けたものではなかったんだろうなと。
そうはいっても、作品としては面白かったです。
テンポはあるし、ミステリィとしてとてもきれいな話だった。
推理小説 (河出文庫)Amazon書評・レビュー:推理小説 (河出文庫)より
4309407765
No.9:
(4pt)

とっても、読みやすくて面白い

ドラマも映画を見ていないけど、男前な主人公とパンツスーツ姿の篠原涼子のイメージが違和感がなない。良いキャスティングと思われるので、近いうちにDVDでも見てみたい。テンポ良くストーリーが進んでいくのとても読みやすい。この小説を読んだ数日後、たまたまアンジェリーナ・ジョリー主演の「テイキング・ライブス」を見たが、十中八九、著者はこの映画からかなりインスパイアされた感じがする。これを見た後で、小説を読み返すとまた、面白いと思う。
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No.8:
(4pt)

原作を読んだ後にドラマをみたくなる☆

これ、イイです。
この本を原作としたドラマ「アンフェア」(篠原涼子主演)は、みていないのですが
ドラマも結構好評みたいですね。
本の帯に主人公の解説として
雪平夏見 30代。女性。バツイチ。子持ち。大酒飲み。部屋乱雑。タフ。警視庁捜査一課刑事。検挙率。無駄に美人。
とあって、それが気に入って買いました。
かっこいい女「雪平夏見」が書かれていて、良作でした。
ハードボイルドで強くて美しい女が描かれています。
ミステリとしても展開が斬新でおもしろい。
ドラマ版は、もっと「はっちゃけている(?)」らしいので、
DVDを見るのがたのしみになりそうな一品です。
推理小説 (河出文庫)Amazon書評・レビュー:推理小説 (河出文庫)より
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No.7:
(5pt)

「ノベライズ」ではなく、「原作」

高い視聴率や人気を獲得したドラマというのは大抵ノベライズされます。
しかし、本作の場合は別で、ドラマ『アンフェア』のノベライズではなく、
「原作」です。
この小説『推理小説』は秦建日子さんのオリジナル小説としてのデビュー作
です。秦さんはこの小説で本格的な小説家としてデビューする前は脚本家で、
『救命病棟24時』、『HERO』、『天体観測』、『ビッグマネー!』、
『ドラゴン桜』など多くの大ヒットドラマを手がけてらっしゃる方です。
そんは秦さんが満を辞して発表したオリジナル小説が『推理小説』、本作
です。
この本が話題になるのに時間はかかりませんでした。
そして、『アンフェア』としてのドラマ化。
高視聴率を獲得し、スペシャルドラマ、映画化と次々に発展していっています。
ファンとして嬉しい限りです。
ドラマ『アンフェア』から入った人はこの原作を読むと少し違和感を感じる方も
いると思いますが、緊迫感や謎、サスペンスフルな展開はさすが原作というべき
か素晴らしいですので、ぜひドラマから入った方たちも読んでみてください。
最高に面白い。
推理小説 (河出文庫)Amazon書評・レビュー:推理小説 (河出文庫)より
4309407765
No.6:
(4pt)

アンフェアなのは、誰か

ドラマを見るとやはり原案が読みたくなる、人間の心理を良く付いていると思います。
【ドラマの方がいい】の、ご意見も数多くあります。
確かに、ドラマの方が広がりがあり人物配置の濃さ、今までにない展開、二転三転する事件・・・云々。
だけど、小説も全然あり! そりゃ重箱の隅をつつけば「雪平に旦那がいてもいなくても一緒じゃないか」
とか「美央ちゃんは、小説の中では**じゃない」
「ドラマでは重要な役柄を担う蓮見さんが、出てこない」など、多々あるけれども。
『推理小説』は文章に様々な工夫が凝らしており、読むのもハラハラドキドキでした。
推理小説 (河出文庫)Amazon書評・レビュー:推理小説 (河出文庫)より
4309407765
No.5:
(5pt)

この本、最高!

ドラマ「アンフェア」を見て、「原作を読んでみたぃ」と思って、この本を買いました。
第四章の「影を踏む」っていぅタイトルも、リアルって感じだし。
 それに、今年の夏に第2作が発売されるよぅなことが書いてあったような!
   とにかく、すごぃ!!
推理小説 (河出文庫)Amazon書評・レビュー:推理小説 (河出文庫)より
4309407765
No.4:
(4pt)

前評判よりは面白いです。

秦さんの関連本やドラマの脚本は何度か拝見していますので、期待して読みました。

いろんなところでのレビューは結構低かったですが、読み終えた後はそれなりに満足しました。分かりやすかったというのが、ひとつ。思ったほど、予想に反していない結末だったこと。登場人物も少なくて、なおかつ目次の前に登場人物一覧が載っているので、理解しやすかったです。

目次の最終章で、「納得しないような結末・・・」のようなサブタイトルがついていましたので、一体どんなものだろうと思っていましたが、まぁよくある程度の結末でした。でも、こういう小説も今までとは少し違った角度からの描写なので、楽しめました。

ドラマと平行して読むと面白いかもしれません。

夏には続作がでるようなので楽しみです。

最後に、本に登場した栞が、実施購入した本の中に挟んであったのが、ちょっとした洒落っ気があって、良かったです。
推理小説Amazon書評・レビュー:推理小説より
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No.3:
(4pt)

前評判よりは面白いです。

秦さんの関連本やドラマの脚本は何度か拝見していますので、期待して読みました。
いろんなところでのレビューは結構低かったですが、読み終えた後はそれなりに満足しました。分かりやすかったというのが、ひとつ。思ったほど、予想に反していない結末だったこと。登場人物も少なくて、なおかつ目次の前に登場人物一覧が載っているので、理解しやすかったです。
目次の最終章で、「納得しないような結末・・・」のようなサブタイトルがついていましたので、一体どんなものだろうと思っていましたが、まぁよくある程度の結末でした。でも、こういう小説も今までとは少し違った角度からの描写なので、楽しめました。
ドラマと平行して読むと面白いかもしれません。
夏には続作がでるようなので楽しみです。
最後に、本に登場した栞が、実施購入した本の中に挟んであったのが、ちょっとした洒落っ気があって、良かったです。
推理小説 (河出文庫)Amazon書評・レビュー:推理小説 (河出文庫)より
4309407765
No.2:
(4pt)

アンフェアな推理小説を扱ったフェアな推理小説

 「推理小説」はテレビドラマのノベライズではなく、テレビドラマ化を前提とした小説だそうだ。そして著者はテレビドラマ「天体観測」や「ドラゴン桜」で有名な脚本家。本作はその作者の小説としての処女作となる。 この小説は、まず犯人の殺人に至る動機が非常に弱い。更に犯人が作中の『推理小説』どおりに結末を迎えようとする理由もわからない。だから、そう言う側面から犯人を推理することは不可能だ。ただし、それらは現実の殺人事件であれば非常に重要だろうが、推理小説上では必ずしも重要ではないのかも知れない(いまや現実世界でも理不尽な動機なき犯罪だらけ)。
 しかしながら、登場人物の編集者が言う「推理小説としての最低限のルール」はきちんと抑えられており、読者が犯人を推理するためのさまざまな伏線が随所に散りばめられ、その一つが犯人を特定する段での「あっ」と言わせるギミックにもつながっていて、全体としては推理小説の王道を行くオーソドックスな構成となっている。
 また、登場する出版関係者がそれぞれに裏に何かありそうなところや、豪快にして破天荒な男勝りの「無駄に美人」な主人公、雪平夏見の活躍ぶりで“読者を裏切らない”見事なエンターテイメントに仕上がっている。
 テレビドラマの脚本は横溝正史シリーズなどを手がける佐藤嗣麻子氏がストーリーにおいてオリジナリティを前面に出しており、ドラマと平行して原作を読んでも面白さが半減しないところが嬉しい。
 夏には次回作も登場するとのこと、楽しみな新シリーズの誕生である。
推理小説 (河出文庫)Amazon書評・レビュー:推理小説 (河出文庫)より
4309407765

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