■スポンサードリンク
推理小説
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
推理小説の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.95pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全63件 21~40 2/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
冒頭は、まるでシナリオのような簡潔表現の展開に戸惑うのだが、次第に主人公の雪平夏見の背景が明確になり、事件の真相とシンクロする辺りから俄然ストーリーが面白くなった。そして、エンディングが非常に良い。 実は再読である。8年前に『推理小説』という大胆不敵なタイトルに惹かれ手にしたのだが、前半の実験小説的な展開にイヤになり、途中で読むのをやめている。 映画化で人気が出てるらしく、もう一度シリーズ全てを読んでみようと思い、全巻購入した。 スピンオフのテレビドラマ、映画を観て、主人公の雪平夏見や山路のイメージが明確になったことで読み易くなった。 映画の原作とのことだが、恐らく主人公や登場人物のシチュエーションだけ利用しているんだろうな。映画はバリバリの警察ドラマだった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白そうなタイトルだったので買ってみましたが、これがアンフェアの原作とは知りませんでした(ドラマの方は見ていません)。 ストーリー自体はまぁまぁって感じです。ただ犯人の動機とかが全く分かりませんでした。ほとんど何の感情も表現されず、ただ愉快犯的に殺人を行って自分勝手に終着点に向かっていくというストーリーを描いて、警察が驚くほど描いた通りに動いていくというような話です。雪平という魅力的なキャラがいるのですが、その破天荒?有能さ?が表れているのが序盤のほうだけで、中盤以降はごくごく普通の女刑事であまりキャラを生かせていないような気がします。 ただ、何よりこの作者の小説を書く能力に問題があると思います。表現力が足りずにその情景を全くイメージできないし、場面の切り替えみたいなのがあまりにも多すぎて、いったい誰のどこの話をしているのか?どの時点の話をしているのか非常に分かりずらいです(5行とか10行ごとの段落で切り替わります)。 自分はそんなに小説を多く読む方ではないですが、この本に多く出てくる言葉ですが「小説を書く才能」はこの人にはないように思います。この書き方が斬新なのか駄作なのか人のよると思いますが、個人的には駄作だと…。 ドラマの脚本とかされていた方のようなので、そう言われるとドラマ化した映像をそのまま文章化したような感じもします。脚本家のままでいた方がよいのでは。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
繋がりがないように思える連続殺人事件。 事件が解決しない中、出版社に届く事件を模した推理小説。 犯人の狙いは?そして真相は? 読んでいる間は楽しく読める。 そして、どんでん返しもあった。 しかし、犯人の動機が弱いと感じたからか、ややスッキリしなかった。 本作がデビュー作品だった著者。 読みやすく、分かりやすい描写だった。他の作品も読んでみようと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アンフェアの原作だということを知りませんでした。 というか、アンフェア見たことないのであまり気にしてません。 推理小説というタイトルですが、特に推理的な要素はないです。殺人のトリックとか、そういう要素がほとんどないので。 「犯人はコイツかなぁ」とか思いながら読み進めていくだけですね、軸は刑事ドラマです。 広げた風呂敷が大きくて面白かったですし、推理小説における「ギミック」や「きまりごと」自体を作中でネタにしているような物語なので 娯楽小説としての基本的なルールというか読者が共感や納得のできる展開などは意図的に無視されているように感じる部分もあります。 普通だったら作中で説明されるであろう部分が、読者視点では最後までよくわからないことがあるなど。 現実はすべて合理的な説明がつくことだけで成り立っているわけじゃないです。現実の人間は常に必ず論理的な行動をとるわけじゃない。 作中の人物が言っていた、「フィクションにおけるリアリティ」と「現実のリアリティ」の違いっていうのは本当によくわかります。 登場人物が魅力的です、推理小説というかミステリーとしては微妙な部分も感じたのですが刑事ドラマとして読むと面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドラマは見ていないので、雪平夏見役が篠原涼子って先入観だけで読みました。 つっ、つまんねええ〜〜・・・・ この作家の自己満足、ひとりよがり。。。 せっかく雪平夏見像が魅力的なのに、小説になってない。 なぜドラマ化されたんだろう??? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドラマ「アンフェア」が好きだったから、読んでみた。 これほど鼻につく本を、ほとんど読んだことがない。 とにかく、ずっっっっと作者が前面に出て、何かに文句をつけている。視点はいろいろな登場人物に替わるが、どの人物の視点になった時もその視点を借りて、出版社を、文壇を、ミステリー読者を、マスコミを、大衆を、そして世の中全体を馬鹿にしっぱなし。 文句があること自体が、悪いのではない。気に入らないなら、正面からそれをテーマにした小説を書けばいいのだ。この小説ではそうではなく、「作者は世の中を上から見下ろしているんだぞ」というカッコつけのためだけに、何かを叩いている。 これだけ文章そのもの不快感が強いと、ストーリーはどうでもよくなる。どうやら最初から出ていたあの人物が犯人だったらしいが、ああそう、としか思わない。 ほとんど、ミステリーという形をとったエッセイである。 この小説から、賢明にもキャラだけを抜き出し、何倍にも魅力的にしてドラマを作ったスタッフを誉めたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
従来の「推理小説」の形式に飽き足らなくて、新しいタイプのミステリを目指したらしいが、新鮮味も面白味も無い作品。T.H.と言うイニシャルの人物が書いた小説(もどき)通りに連続殺人事件が起こるというのが骨子だが、T.H.と言うのは作者自身のイニシャルでもあるから何の工夫にも成っていない。作中で盛んにミステリにおける"リアリティ"という言葉が強調され、この"リアリティ"を無視する事に意味を見い出そうとした結果、無意味な作品が産まれてしまったという印象を受けた。 文章力もお粗末。作者の経歴がそうさせるのかも知れないが、地の文はTVドラマの台本のト書きを読んでいるかの様で幼い。また、全体構成は二時間ドラマを思わせ、各部分の創りもカット割りを意識したかの様で何のために小説として発表しているのか理解出来ない。取り扱っている世界も狭い。警察関係以外の登場人物は作者の同業者達ばかりで、本当に社会の"現実"を知らないのではないかと思わせる。読んでいて、脱力感しか覚えなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ラストは無理やりな感じがしたので、 ミステリが好きな人からすると微妙かもしれませんね。 でも登場人物が魅力的だったし設定自体もオリジナリティが あって良かったと思います。 ちょっと文章の書き方とか、途中で余談が入ったりとかは、 どうかと思いました。 場面が小刻みに変わり過ぎて読んでいて落ち着かなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
フェアだどうだというなら、私は「虚無への供物」の方がフェアだと思う。 いや、比べるだけ申しわけない 「推理小説」というタイトルで読者の推理を麻痺させ、 己の推理小説(久留米作品のような)に対する不満をぶちまける。 それを読んでいるこっちは、だんだんと萎えてくる。 でも最後まで読まないと気がすまないので読みました。 ドラマ云々のことはわかりません。 ただみなさん高評価ですが、それほどでもないと思ったんです。 私は本当につまらないと思いました。 推理小説の定義とかをのべつとなえているだけの悲しい話。 登場人物設定が、まずリアリティ無し。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
コテコテのミステリではないけど、すごく読ませる小説でした。 自分は本を読むのが遅いのですが、なんと一日で読みきれました。こんなのは久しぶりです。 話にスピード感もあるし、なにより雪平のキャラクターがいいですね。 ミステリは最後の展開が限られていて、分厚い本を長い時間かけて読んで、 ラストにがっかりさせられる苦い思い出が多いので、長らく読んでいなかったのですが、 久しぶりに読んだこれは当たりでした。 あまりミステリを読まない人にお勧めできる本だとおもいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公の雪平夏見のキャラクターはよく書けている。途中までは楽しめた。 しかし、他のキャラは。。。誰しも二面性があると言えばそれまでだが、キャラクターの内面に関する描写、行動、人間関係が全く納得いかなくなってくる。そして最終章が「おそらくは、納得のいかないラスト」って いいわけ???!! 本当に納得いかないし綻びがぽろぽろしてる感じがする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
TVドラマ「アンフェア」の原作小説。 著者は「救命病棟24時」「ドラゴン桜」等の脚本家で、小説は本作でデビュー。 読みやすく、展開も速く、構成も練れており、主人公雪平夏見のキャラも面白い。 ただ、ドラマでの篠原涼子が、ハードボイルドで強烈に魅力的過ぎた。 ドラマを先に見ていたため、低めの評価になったのかも知れません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんというか、久しぶりに普通のミステリィを読んだなって感じです。 ドラマ版のタイトルである、アンフェア。 そして目次の終章のタイトルから、理不尽な展開を期待していたのですが そんな展開は一切なく、スッキリした結末でした。 アンフェアなのは作品内でのことで読者へ向けたものではなかったんだろうなと。 そうはいっても、作品としては面白かったです。 テンポはあるし、ミステリィとしてとてもきれいな話だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドラマ「アンフェア」は気に入っていて、原作があることは知っていましたが、「別に読まなくてもいいか」、と思っていたのですが、古本屋で小説のコーナーを見ていたら本書「推理小説」があったので、「一応読んでみるか」と思い読んで見ました。 ドラマや映画の原作は「原作のほうがいいに決まっている」と普段から思っていましたが、本書に限って言うと、「ドラマのほうがいいかな」という感じでした。 ドラマの最初の事件だけだし、第一先にドラマで犯人を知ってしまっているからイマイチ緊迫感がない気がしました。まあこれはどちらを先に見たかで分かれるところだと思います。 誤解がないように書いておきますが、決してつまらない小説ではありません。ただ単に私が先にドラマを見ていたからこのような感想になったのであるだけです。ですから、まだドラマを見ていない人にはオススメします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドラマの方が面白かったので、その原作本を買ってみたのですが、 私的にはちょっと微妙な感じでしたね。推理小説というタイトルだけれど、 それほど推理するような所もなかったし、読み終わってからのスッキリ感 も無かったので正直微妙な感じです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドラマ『アンフェア』の原作ですが、ドラマの方を見ていないのでとくにイメージが先行することはありませんでした。 が、ドラマの原作というより、ドラマをノベライズ化したの?って印象の小説です。 内容はけっこうおもしろいし、主人公のキャラクターも個性的だと思うのですが なんとなく、中途半端さが感じられてしまいました。 もう少し深みのある作品を期待します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他の方も書いていらっしゃいましたが、ドラマに先行しているにもかかわらず、原作ではなくノベライズであるかのような印象を受けます。やはり密度の差でしょう。力量はあるのになおざりな文章が目立ちます。普段本を読まない人が買うからベストセラーとなったのであって、普段から本を読んでいる人には物足りないのです。 『推理小説』というタイトルではありますが、推理小説ではありません。探偵役は推理を披露しておりませんし、ミステリを読んだことのある方なら恐らくすぐに犯人がわかってしまうでしょう。修理小説の抱える矛盾や、出版業界の内幕が描かれていますが、それらもあまり掘り下げられていません。 あえて言えばこれはキャラクタ小説でしょう。雪平というエキセントリックなキャラクタが本策の魅力であり、ドラマ化成功の最大の要因でしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドラマも映画を見ていないけど、男前な主人公とパンツスーツ姿の篠原涼子のイメージが違和感がなない。良いキャスティングと思われるので、近いうちにDVDでも見てみたい。テンポ良くストーリーが進んでいくのとても読みやすい。この小説を読んだ数日後、たまたまアンジェリーナ・ジョリー主演の「テイキング・ライブス」を見たが、十中八九、著者はこの映画からかなりインスパイアされた感じがする。これを見た後で、小説を読み返すとまた、面白いと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これ、イイです。 この本を原作としたドラマ「アンフェア」(篠原涼子主演)は、みていないのですが ドラマも結構好評みたいですね。 本の帯に主人公の解説として 雪平夏見 30代。女性。バツイチ。子持ち。大酒飲み。部屋乱雑。タフ。警視庁捜査一課刑事。検挙率。無駄に美人。 とあって、それが気に入って買いました。 かっこいい女「雪平夏見」が書かれていて、良作でした。 ハードボイルドで強くて美しい女が描かれています。 ミステリとしても展開が斬新でおもしろい。 ドラマ版は、もっと「はっちゃけている(?)」らしいので、 DVDを見るのがたのしみになりそうな一品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドラマの『アンフェア』が大好きで原作も読んでみたが 正直こんなものかというのが感想。 と言うのも内容がドラマの3,4話目までの話しかないので。 切り口は斬新でもドラマほどのどんでんがえしもない。 しかし、軽く読めるのでお手軽な1冊ではある。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!