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リミット
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リミットの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 1~20 1/2ページ
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いつ買ったのか忘れてしまった程、昔に買った本で全く読んでなくて自分の部屋に放置していて気が向いたので今回、読んでみました。(∩'∀`)∩ワーイ ”俺たちに明日はない”と言う映画をモチーフに臓器売買や人身売買を絡ませたストーリーとなっており、この本の発売から(現在で)25年経っていますが、それ程、古臭さは感じられませんでしたね。(^^♪ 全420ページありますが、全体的にスリリングであり夢中で読んでしまった程、面白かったですね。特に、有働公子(主人公/女刑事)が警察組織から逃亡し犯人との駆け引きやバトル(死闘)は、心が躍りましたし、ボロボロになりながらも僅かなヒントを頼りに必死に犯人に迫っていく姿は、胸アツでしたね。 (≧▽≦) 最終的に真実にたどり着きましたし、有働公子個人の能力と言うよりも母親として息子に対する愛情や執念が犯人(悪)を蹴散らした形でやはり、”母は強し”だと深く感じましたね。("'∀`)bグッ! カスタマーレビューの高評価にも納得ですし、こんなに面白い作品ならばもっと早く読めば良かったと後悔してしまった一品。(;゚Д゚) | ||||
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よく作られていてスピード感もあって読ませる小説なのかもしれない。 でもそれにしても子どもの臓器売買をテーマにした作品を娯楽小説として楽しむ気にはならないし、よく楽しめるなって思う。 | ||||
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なんか猛烈に読みたくなって、十数年ぶりに再読。 やっぱ、面白い。 ドラマも観たかったけど、DVD化されてないようなので残念。 | ||||
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作品はTVでも見ていました。 まだ小説は途中半ばです。 TVで見た感想は、 ネットを使い、子供の個人情報を引き出し、誘拐 まさに今の日本でSNSを使い、子供を誘拐する事件を20年前以上に先見したとしか思えない。 さらに犯人の挑発に対して、有働が「殺してやる」と言ったとき、母性が殺意に変わったと思える表現がたまならないです。 最期は河原でのバーベキュー 母子の絆 被害児童同士の絆で締めくくる。 小説も楽しみです。 まだ100ページしか読んでないですが。 | ||||
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壮絶、まさに人間のリミットを感じさせる作品。ストーリーにどんどん引き込まれ時間を忘れて読み更けさせられた。 臓器売買に端を発した人間模様が幾つも重なりあい、最後にはあっと言わせる結末が待っていた。久しぶりの星五つ。 惜しむらくは、加害者の最期が、どこか優しげであったこと。もっと残酷であって欲しいと願わずにはいられなかった。 | ||||
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文字通り一気読みでした。ラノベとは一線を画する見事な作品だと思います。クライマックスでは泣けました。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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有働公子は、目立たない存在だった。 作文能力があり、それが、彼女の職務をスキルアップしていった。 連続誘拐事件 その背景は、「臓器売買、人身売買」の犯罪が隠されていた。 タイを舞台にした「臓器移植」と売春。 誘拐保険 そして、そこからお金を引き出す。 有働公子は、母親であるということだけで、 必死に自分の息子の誘拐を助けに行こうとする。 人間の中にある「暗闇」は、さまざまな動機を作り出す。 篤志、泉水、そして、智永 元教師。 人間の枠を超えて、「凶悪」になっていく。 何故にそのような凶暴になるのか?なれるのか? 獣性なのか、それとも人間の本質なのか? 人間の生き方について、提起をしている。 最後は、どんでん返しとして、香澄が、実のフィクサーだったという。 母親とは、どこまで母親になれるのか? 一生懸命自分に言い聞かせる努力のみが、うまく言い表せている。 | ||||
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さすが、野沢尚さんです。 もっと作品を見たかったのに、もう亡くなられたのが残念です。 スピード感があり、多摩周辺の交通情報や臓器移植について、大変勉強されており、かなり細かく調査をされていることがわかります。 女性たちの戦い、女の執念、子供への愛情など、女性たちのキャラクターが強いです。 若干、女性刑事があまり冴えないのに、スーパーヒーローのように強いのが疑問になります。 子供を誘拐された母親の執念が、普通の刑事がとんでもない力を発揮するというようなことを描きたかったのだと思いますが、あまりにも力任せで、都合が良い感じもしてしまいます。 また、誘拐した子供のキーホルダーについても、どうして犯人が持っていたのかも疑問が残ります。 突っ込みだしたらきりがなくなりますが、非常に完成度が高い作品です。 野沢さんが言いたかったメッセージも伝わります。 | ||||
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野沢作品は 「 破線のマリス 」 「 深紅 」 に次いで3作目ですが、どれも重い作品ばかりで、 鬱になりそうです。 それでも 「 マリス 」 は乱歩賞のため読了し、後味は悪いですが余韻は残りました。 「 深紅 」 は被害者の娘と加害者の娘の結びつきに興味がわき、最後は不満でしたが、 それなりに楽しむことができました。 しかし、本作はダメですね。ネタバレですが、題材が 「 子どもの臓器売買 」 というのが耐えられません。 ドラマ化されましたが、未視聴です。 実際にそのようなことがあるらしいというのを聞いたことがありますが、 作者がそれを追究したいのなら、もっとほかの手段でもよかったのではないかという気がします。 私は、小説=エンターテインメントと捉えているので、高評価はできません。 加害者側の動機なども、全く理解できませんでした。 この作者には、もっと脚本家経験を生かしたテレビなどに関するものを読んでみたかったです。 もうそれができないのは残念ですね …… 。 | ||||
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ミステリー&エンターテイメント小説はかくあるべしというお手本のような小説。 物語自体は違法臓器移植を扱うダークなテーマであったが、主人公を婦人警官においたことで、 わが子を奪われた母と、犯人を追う警官との二つの面がうまく絡み合って、最後まで飽きさせなかった。 主犯が相当狂気なわりに、背景がいまいちぼんやりしているのは気になったが、緻密に作りこまれた展開が素晴らしかった。 | ||||
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連続して起こる幼児連続失踪。そして犯人はついに身代金を要求してくる。ここで捜査にあたる婦警公子の息子も誘拐 される。全て、犯人一味とそして驚いたことに被害者が絡んだ犯罪であった。公子の息子を救い出さんが為の必死の 孤独な戦いが始まる。相手の犯人一味の主犯も女。幼児を売り飛ばして臓器売買に使おうという残虐な女、智永。そして 最後になってもうひとりの女がこの作品の大きな背景となることがわかる。被害者の幼児の母である。作者自身が「深紅」 で描いた女の戦いをこの作品で凄まじいまで描ききる。あっという間の数時間、本当に面白い作品であった。 | ||||
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内容は誘拐事件の担当女性警察官が、思わぬ形で 事件に巻き込まれていき、必死に犯人に迫っていく、 ハードアクション系のサスペンスです。 ストーリー自体は、思いのほか楽しめました。 勿論、主犯格の女の生い立ちの不幸レベルと 手を染めた犯罪の異常さが相容れぬ部分が あったり、横浜のイベント広場での惨劇が なんとも軽く過ぎていってしまう部分、 今回の犯罪レベルで犯すリスクと、得られる リターンがちょっと釣り合ってない、など 違和感がないでもないですが、あくまで サスペンスの位置づけで読めば、展開も速くて 面白いと思います。 ただ、描写は結構えぐいので比較的わかりやすい サスペンスに慣れた人だとちょっときついのかと感じます。 今回のメインともなる、誘拐目的である犯罪部分は 「闇の子供たち」が似たような事をもう少し詳しく 書いているが、どちらにしても目を背けたく なるような内容で、この点も読んでいて気分が悪くなった。 でも、あくまでフィクションということで、ちょっと激しい アクションサスペンスを見たい人にはいいのではないでしょうか。 | ||||
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今まで読んだ野沢氏の中の作品でこれがナンバーワン 人の心を感じさせぬ残忍な幼児誘拐事件を繰り返す女と、 警察に追われながらも一心に子を追いもとめる母の対比が素晴らしい いくらなんでも主人公がパワフルすぎるが、それも愛の成せることなのだろう サスペンスとして魅力的な一冊 | ||||
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人物描写から物語の細部に至るまで 現実味があり、それ故に実際にありそうで恐ろしい。 母が子を想う深い愛情に泣き、 犯人達との接触にハラハラし、 最後に驚き・・・。 暫く余韻に浸りました。面白かった! | ||||
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野沢尚は、書店に売られていた倉本聰らのシナリオ集を読み脚本の勉強をしていたといいます。 そして、この本も脚本を目指すものにとって、とても教科書になり、参考書となるものでしょう。 野沢脚本は、登場人物の心情をト書きやセリフのかっこの中に書き込みます。 シナリオとしては過剰かもしれないその表現も、また野沢脚本の良いところなのです。 また、単に読み物としても面白いでしょう。 小説を読むのが苦手な人でも、シナリオは読みやすいものだと思います。 なんせこれをもとに若い役者や子役らが演技をしているのですから、誰もが理解しやすい書き方がされています。 臓器移植、そのための誘拐事件、親に愛されなかった子供たちの姿など、本作はハードな内容ですが、そこから考えさせられる事は多々あります。 『眠れる森』、『氷の世界』に次ぐ野沢ワールドをぜひ堪能して下さい。 | ||||
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連続して起きる児童の誘拐事件。 そのうちの1つ、商社マンの娘の誘拐事件を捜査していた刑事の有働公子。 彼女の息子も犯人たちにさらわれ、身代金の運び役に指名される。 自分の子供を取り戻すために、独りで大掛かりな誘拐犯グループと対峙する有働。 警察をも敵にまわして、犯人を追いつめていきます。 実際の事件のニュースを見てもそうですが、子供に対する犯罪というのは本当に心が痛みますよね。 この作品では、監禁されている子供たちの姿も描いていますが、 人間性を奪うための虐待が本当に酷い。直視出来ないくらい。 子供の人身売買や、ペドフィリアなどの性的虐待の場面も本当に胸が悪くなります。 そんな中で、独り奔走する女刑事の母性本能と、子供に対する無尽蔵の愛情がとても尊く思えます。 全体図として“母性”VS“絶対悪”みたいな構図になっているのですが、 最後に明かされる犯人がすごく意外。 内容が内容だけに、銃撃戦とかあり得ないスケール感の事件に仕上げることで、 逆に事件の陰惨さは薄まっている気がします。 | ||||
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あえて分類するなら「深紅」や「魔笛」と同類の心理サスペンス。しかし、異常性愛、臓器売買などの描写は、ここまで必要なのかと思うほど徹底的で読んでいて嫌悪感を持つほど。著者のこれらの作品に共通するのは、怖ろしく大きな攻撃性だと思う。それはおそらく野沢氏自身が抱えていたものだろう。その攻撃性を作品として吐き出すだけでは追いつかなくなったとき、それが最終的に自身に向いたのではないか。この作品には、母性の持つ、慈悲と残虐性という相反する二面が根底にある。この世界に近いものが現実に存在するのか。人間というのは怖ろしいものだ。 | ||||
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この小説の中で、一番衝撃的なのは、母の強さではなく、子供が巻き込まれる犯罪の酷さです。読んでいて思わず眉をひそめたくなる、現実には決して起こってほしくないと思うような凄惨なものです。展開はテレビドラマ的かもしれませんが、テレビや映画での映像化は絶対に不可能な内容です。 | ||||
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母が子を想う気持ちの大きさはたいしたものだ。 一番の感想はこれだ。 ここまでできる母親が今の世の中ではそう多くないであろうことが悲しい。 読者の盲点をつくトリック。 一気に読んでしまった。 | ||||
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