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化物語
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化物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全153件 121~140 7/8ページ
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西尾維新の本を読んだのはこれが初めて。新感覚だとかの定評があって期待して読みました。 この本は主人公である阿良々木暦(あららぎこよみ)が様々な少女たちと出会い 彼女たちに取り巻く怪異と遭遇してそれを除去しようとするのがストーリーの内容。で、章ごとにそれぞれの少女の話が書かれている。 この上巻では戦場ヶ原ひたぎと主人公の会話がおもしろい。 あるきっかけで主人公といっしょに自分の怪異にまつわる問題を解決しようとするのだが・・・。 この戦場ヶ原という女子は容姿端麗で見た目は良家のお嬢様風なのだが、実は超毒舌の罵詈雑言をまき散らす困った奴。 「ゴミの役にもたたなかったわ」「唾を飛ばさないで。低学歴がうつるわ」「神経に触れるのよ、つまらない虫けらごときが」 ここまで容赦ない毒舌に普通は沈黙するのだが、主人公はそれに対してツッコミをいれるのがすごい。 また、毒舌にツッコミを入れるという新感覚がおもしろいのかもしれない。 このようにライトノベルのような男女のほんわか会話ではなく それを大きく引き離した上級の言葉遊びの掛け合いが本書の魅力であり最大の面白さと言える。 もちろんストーリー自体もこのふたりの関係も今後見逃せない仕上がり。 もしも「面白さ」を求めていたらこの本はそれを満たした逸品だと思う。オススメ。 | ||||
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オムニバス形式で、毎話、スポットの当たる女の子が変わります。 導入部分の楽しさが大きいほど、またいつものあの日常に戻りたい という意味も込めて中盤から後半への本筋の問題と 悲しみの中にもきっちりと筋を通した結末が活きるといった ライトノベルの真髄を極めた作品のように思っています。 戦場ヶ原の初めのインパクトに少し引くかもしれませんが ツンデレ?なので楽しみに読んで頂きたいです。 主人公の突っ込みと特に戦場ヶ原、バルタン後輩のエロ理不尽な会話は秀逸です。 作者が自分の好きなように書いた結果、ほぼキャラクター同士の 馬鹿な掛け合いで大分ページが埋まってしまったと 後書きにあるのですが、これだけ面白ければ自重せずに これからも全然好きに書いてくれてかまわないのにと思いました。 | ||||
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西尾維新さんの新シリーズ。そして、最高傑作です。 「戯言」のように人死にが出ることはなく(死に関係するキャラはいますが)、謎解き要素もひかえめで、ミステリ作家としての西尾維新を求める方には物足りない箇所もあるかもしれません。ですが、エンターテインメントとして見れば、非常に秀逸な作品です。 とにかく登場人物が魅力的。会話におけるギャグとユーモアの数々はTVのお笑い芸人のそれよりも面白く、腹を抱えて笑い転げました。民俗学的な妖怪知識も加味されており、他の作家では書けない個性的な世界を創ることに見事に成功しています。 人死にがないという点も、逆に強みです。「戯言」でお気に入りのキャラが次々と死んでいくことに涙した方は多いと思いますが、この作品ではそういった心配もなく、とことん感情移入して最後まで読み続けることができます(ただ、八九寺真宵にだけは泣かされます)。 BOX文庫という訳のわからない体裁と、1600円という値段は気になりますが、一読すれば、きっとそれ以上の満足が得られるはずです。 | ||||
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ある日、阿良々木暦は、足を踏み外したクラスメイト、戦場ヶ原ひたぎを階段で受け止めた。すると、彼女は異常なほど軽かった―まるで、体重がないかのように... 私は好きですね。上下巻で終わりなのが、寂しいです。誰にでも優しい主人公、阿良々木暦。一度、怪異に触れたせいか、どんどん怪異の関わる事件に巻き込まれていくというか、首を突っ込んでいくのですが、登場する少女たちにけちょんけちょんにされながらも、いい味出してます。会話がすごくおもしろいけれど、マニアックといえばマニアック。下巻も楽しみです。 | ||||
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とにかく笑える。とくに八九寺の言葉ひとつひとつに。 内容が少し軽いような気もしたけれどその分読みやすいと思う。 ただ無駄な文が多いく,早く進みたいという気持ちが大きかった。 時間つぶしになら最適だろう。 | ||||
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この1冊が西尾維新作品に手を出すきっかけになりました。面白いよとは聞いていたのですが、これほどまでとは。 この本全体を一言で言うと、各話のヒロインと主人公・阿良々木暦との漫才とも思えるやりとりでしょうか。 一番面白いのは、やっぱり全編通してのヒロイン・戦場ヶ原ひたぎですね。よくもまぁ、あそこまでスバラシイ言動が飛び出すのかと感心します(笑) 内容としては、阿良々木暦の(文中の言葉を借りると)「怪異」体験記なんですが、まあ、妖怪というか妖しというか、そういう類をネタにしたお話しですね。 個人的なツボは、3話目でまさかの猿の手ネタで来たこと。 すごい好きなんですよ、猿の手。W.W.ジェイコブズの短編では、皮肉さは残してあるけど悲惨さは回避されてるんですよね。そこが不満だったり。 それこそ高橋葉介氏のネタっぽいですけど、ラストはちゃんとドア開けて対面してくれないと。 | ||||
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全てのキャラが好きになってしまいました。 主人公の阿良々木暦と他のキャラとの会話が面白い。 ついつい笑ってしまいます。 暦と忍の間には何があったかや、暦の絵は最後まで書かれていませんが、それが西尾さんらしくて、いいと思いました。 読む人の創造力を沸き立ててくれます。 | ||||
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怪異は上下巻合わせて鬼・猫・蟹・蝸・猿・蛇・猫と見せて日常はギャグを混ぜつつ進むテンポ良さ。さすがは西尾さんの作品と思わせます。個人的に暦が忍に対して何をしたのか?ブラック羽川との初対決は?と気になるところはあるんですが…それは戯言シリーズのいーちゃんの本名と同じく明かされないのかなと思います。作品としては面白いのでお薦め!特に暦とひたぎ・真宵・駿河のやり取りは一読の価値有り!です。 | ||||
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戯言シリーズとはかなり雰囲気が違いますが、これはこれでとても楽しめました。 言葉遊び的なコミカルな会話が最高で、電車の中などで読むのはキケンです。(吹き出してしまうから) 西尾維新らしいといえば、魅力的なキャラを惜しげもなく使い捨てるところですね。それにし ても、これで終わりなのは惜しすぎるので、続編はぜひ書いて欲しいところです。 | ||||
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西尾維新の作品はこれが始めてです。 試しに上巻だけ買いましたが、次の日には下巻が手元にありました。 全て一人称で綴られる文章。最初は違和感があったが、すぐ慣れました。 そしてこの作品はやっぱり『会話』が肝です。 テンポの良い、ボケとツッコミ。 まさか小説でこんなに笑えるとは思いませんでした。 面白いです。 ただ、人によっては合わない人もいると思うし、そういう人から見れば ただの自己満足のイタい小説と思われるかもしれない。 合う人にとっては、もうたまりません。ネタだらけです。 数年後に読み返して面白いかどうかは分かりませんが、 この小説は“今”見るのが一番いいかと思います。 キャラもこれ以上ないくらい個性的で愉快です。 個人的には八九寺真宵が好きです。 西尾維新を読んだことが無い人はこの化物語から始めたらよいのでは? 良くも悪くも新しい発見に繋がるかもしれません。 | ||||
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絵に惹かれて上下巻買いました。電車内で読んで笑いそうになってしまいました^^;。この作家の本を買ったのはこれが初なのですが、ストーリーが難解そうでわかりやすかったです。各キャラクターの性格が個性的で面白い!!かたや平気で人を罵倒する女子高生がいたり、かたや人を褒めちぎる女子高生がいたりと、笑えるキャラクターが勢ぞろい。一回読んだだけでは物足りなく、何回も読んでいます^^。買って損はありませんよ? | ||||
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西尾さんでキャラクターと言えば 間違いなく戯言シリーズが一番だと思う。 そう思っていた人にこれは衝撃的。 キャラに迷いが無いというのは小説上 当たり前かもしれないが、本当に無い。 突っ走っている。 だからテンポが良く読みやすい。 読みやすさで言えば間違いなく西尾史上一番だと思う。 イメージしてほしいのは、 いーちゃんが姫ちゃん、春日井さん、潤さんらとボケと突っ込みの欧州をする場面。 それが分厚い450ページ全部につまっているといったところでしょう。 | ||||
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今まで読んだ西尾維新さんの作品で一番おもしろい作品だと思います。 ツッコミ役の主人公とボケ役の他キャラクターが織り成す 漫才とも言える会話は一度読んでみる価値ありです。 でも、ボケとツッコミが長い感じるところがありました、 いくら面白いやり取りでも、いい加減うんざりしてきました。 そのことを抜かせば本当に良い作品だと思います。 | ||||
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素晴らしきボケとツッコミの嵐、とにかく笑いっぱなしです。ストーリーも十分に、しかし この話は会話がたまりません!これじゃあ授業中に読めないじゃないか!どうしてくれるんですか西尾さん(笑)西尾維新が好きな方も、戯言シリーズが好きな方も、これから西尾作品を読むという方も、少々高いと思われるかもしれませんが、それ相応の、もしくはそれ以上の価値はあります。買って後悔はしません。 オススメです! | ||||
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値段が高い。 けど、面白い。面白い。面白い。 日常生活では絶対ありえない会話!!そのテンポ!! そこらのバラエティー芸人よりも読んでて笑える。 まったくオタク小説だな。 ストーリーそっちのけの面白さ。 最高。 | ||||
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ここまで面白いとは思わなかった。個人的には戯言シリーズより好き。 アクの強すぎるエキセントリックなキャラクター、スベることを知らないボケとツッコミの高度な応酬、知らないうちに騙されてしまう饒舌文章。とにかく面白い。読んでいて自然と口元が緩んでしまいます。軽快愉快爽快です。西尾維新は凄い。 戯言シリーズしか読んでいない自分には作者がこんな明るい話を書けるとは思っていませんでした。下巻にも期待です。 | ||||
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西尾維新の「クビキリサイクル」を初めて読んだ時、 凄く衝撃的で、それ以来、ほとんど全部読んでいるのですが、 どうも、最近、「もしかしたら、西尾維新は、かなり苦しみな がら、作っているのでは、無いのだろうか?どうも、のめり込 んで読むことができないなー。」と、思ってしまう事が、多かった のですが、この「化物語」は、すばらしくテンポが良く、のめ り込んでしまいました。下巻のあとがきを読むと、なるほどと 思いましたが、作者が楽しみながら、作っているのが、伝わって きて、久しぶりに作者と楽しさを共感できる、作品だと思います。 | ||||
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西尾作品の中でダントツにテンポが良い作品。 登場人物同士の会話が過去の作品以上にテンポが良くそれが最後まで続くので 会話を見たくてどんどん読み進んでしまう為、読み終わった時には満足感よりも もっと読みたいのにもう終わってしまったのかという気持ちにさせられてしまいました。 西尾作品特有の奇抜なキャラの名前は今回も健在です。 あとこの作品は、読書中は何も考えずにただひたすら無心に読むのがベスト。 というか、あっという間に読み終わってしまいます。 | ||||
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わくわくもするし、文面も西尾維新らしく面白いし、読み終わりの余韻も残すし、エンターテイメントとして、良い作品だと思う。ただ、純粋に内容を楽しみたいという人には、不純物と思える要素が沢山あるかもしれないし、文量の割には、少し内容が薄いか、という気はした。それでも、十分楽しかったし、満足感は得られた。 | ||||
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戯言シリーズが好きな人はお勧め。西尾維新の特徴が良く出た物語です。ただ、悪い方も出てしまっています。それは、キャラの設定ありきで、物語中に過去に触れていない点です。この主人公は忍という吸血鬼に恨まれてもしかたがないことをしたらしいのですが、語られていないため、さっぱり読者に伝わってきません。読者の立場は、結局のところ千石(一番主人公と遠いキャラ)というキャラと同じ立ち位置なのです。ここの所は、戯言シリーズのいーちゃんと同じ。 もしこの先外伝を出すとして、この過去を語るなら星5つですが、現状では星4つとします。「こよみヴァンプ」は絶対必要な話でした。 | ||||
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