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化物語
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化物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全153件 101~120 6/8ページ
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読み始めたきっかけはアニメ版の「化物語」を偶然視聴したことでした。途中から見かけたこともあって、わけがわからない。なのに妙にどこか面白くて印象に残りました。そしてネット上では「戦場ヶ原、蕩れ」なる言葉をよく目にするようになり、「なんだ、これは?」と思ったのが、興味をもったきっかけでした。 そして読んでみて、 「これって『萌え』じゃないよね。なんと表現すればいいんだ? そうか、それで『蕩れ』なのか」 と、これまた妙に納得したのでした。 主人公は男子高校生であり、さまざまな怪異と出会い、そして怪異に巻き込まれた女の子達が、次々と主人公と親しくなっていく。その女の子たちは、ツンデレであったり、委員長タイプであったり、幼女であったり。特にツンデレの女の子と主人公はやがてつきあうようになる…という、表面的なストーリーを追えば、「あぁ、典型的なライトノベルのパターンね」ということになります。なるのですが… 「ん? これって本当にライトノベルなのか?」 という疑問が抜けません。というよりも、これは 「ライトノベルの記号的世界を下敷きにしつつ、作者の言語世界を巧みに表現した小説」 と言った方がよいのかもしれません。 ライトノベルでは一般にビジュアル的なかっこよさ、面白さ、主人公の超人的能力などが魅力になっていることが多いのですが、この「化物語」はそうではありません。この作品の魅力は 「主人公が、異なる感覚・世界観をもった登場人物と会話することによって炸裂し繰り広げられる、見事にかみ合わない会話の数々、言葉遊び的世界」 です。登場人物のそれぞれが、それぞれの感覚・世界観をもち、そして主人公とわけのわからない会話を繰り広げていきます。 そしてだからこそ、一般のライトノベルのように、「主人公が怪異に脅かされている登場人物の女の子達をかっこよく助けてめでたしめでたし」のようにはなりません。怪異の原因は、登場人物たちの嫉妬であったり過去のトラウマであったりするわけですが、主人公にしても、また助言する忍野というキャラクターにしても、直接助けるわけではなく、「登場人物自らが、自分で問題を背負って怪異を解消していく」という形をとります。そこには、登場人物それぞれの過去、考えを尊重するという形が見て取れます。そしてまたそういう解消方法をとるからこそ、その後の主人公と登場人物との関係も、依存的な関係ではなく、登場人物の感覚・世界観がそのまま生かされた会話が成り立つ形になります。 この 「主人公が、異なる感覚・世界観をもった登場人物と会話することによって炸裂し繰り広げられる、見事にかみ合わない会話の数々、言葉遊び的世界」 という形式で私が連想したのは、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」でした。子供の頃に「不思議の国のアリス」を読んでも、わけがわからなくて全然面白くなかったのに、今は何か面白い。あの感覚とよく似ているなと感じたのでした。 ある意味、「化物語」は現代日本の萌え文化、ライトノベル文化の中で、それを下敷きにして生まれた「不思議の国のアリス」なのかもしれません。 | ||||
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自分は一度アニメを見てから買いました。 最初は、見た後だとあまり楽しめないかなと思っていたのですが、 アニメで見るのとは違う面白さが感じられました。 特にキャラどうしの掛け合いの合間に、心理描写が描かれるのでより掛け合いが楽しめますね。 でも遠まわしな言葉や、なかなか本題に入らなかったりするところもあるので、 そういう部分にイラッときたりめんどくさいと感じる方は楽しめないかもしれません。 でも好きになれる人はかなりはまれるので、他の人のレビューなども見て買いたくなったら、 ぜひ買ってみてください。 | ||||
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これは面白い!西尾維新さんは一般小説とライトノベルの境目の作家だけど、この本をどちらに捉えるにしても面白いとしか言いようがありません。値段は高いがオススメです!戦場ヶ原 蕩れ | ||||
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この作品の醍醐味はなんといってもキャラ同士のかけあいでしょう。 主人公とヒロインが読者置いてきぼりで、 何ページも漫才のような会話を繰り広げるような小説を他に知りません。 作者自身が趣味全開と言っているように 本当にノリノリで楽しんで書いているのが分かります。 セリフのセンスというか、発想の原点が違いすぎるんですよね。 アニメはそこのところのノリや勢いがそのままでそれだけで大満足でした。 しかし、怪異の解説などは少し補いきれていない部分もあったので、 アニメに惹かれた人はぜひ読んでみてください。 直に活字で読んだほうが味のある部分も多いですから。 よりいっそうこの世界に引き込まれること間違いなしです! | ||||
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僕はアニメから入った人間です。いやおもしろかった。簡単に言うとバラエティ番組ですかね。司会者とゲストが怪異という出来事についてサイコロトークするといった感じ。だから無理して本は買わなくていいかも。言葉を難しくしているので、あまり本を読んだ事がない人はキツイと思います。これを中学生の時に呼んでいたら、自分はひねくれた嫌な人間になってたかもしれません(笑)この本を全ての方にオススメは出来ません、だから書店へ行って自分で立ち読みしてみましょう! | ||||
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ですからその視点で言わせていただくと、買っても微塵の後悔もありませんでした。 すでに、アニメで見た内容でも言葉にするとこのような感じなのか〜とか、なるほど〜すべては表現しかねるのでこの様な手法でこの部分を表現してるのかなどなど、この作品に関してアニメ化が難しかった事は多少納得できる事なのかもしれません。 ちょっと違った視点で読ませていただきました。 | ||||
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今まで西尾維新の作品は戯言シリーズしか見ていなかったのですが アニメを見て化物語がいい雰囲気だったので、まよいマイマイまで見たところで本を買いました。 やっぱりキャラの会話の掛け合いがさすがとしか言えませんね。 戯言シリーズでは全体的に暗く、難しいストーリーの間にキャラの掛け合いがある感じでしたが 化物語は戯言シリーズから難しさを取り除き、キャラの掛け合いに重点を置いた作品だと思います。 各キャラの何気ないセリフでも、そのキャラの過去を考えると深い意味になっていたりと 普通のセリフなのに思わず涙ぐむほど素晴らしいです。 戦場ヶ原との掛け合いもいいのですが、個人的には真宵との掛け合いが好きです。 息がぴったりすぎて、見ていて清々しい気分になってくるんですよね。 私はアニメを途中まで見てから本を読みましたが、特に差し支えはありませんでした。 むしろキャラの声、表情などを先にアニメで見聞きした方が原作を楽しめるかもしれません。 他の人も書いているように、オチよりも過程が楽しいのです。 アニメだと掛け合いが過剰に見えたり寒いセリフの部分も、原作だとすんなり読めます。 基本的に西尾維新のキャラのセリフは喋らす為に作られていませんからね(笑) まだ上巻しか見ていませんが、これは小説を読み慣れていない人にもお勧めです。 これで慣らしたら是非とも戯言シリーズも読んでください。 化物語よりもっと濃いキャラクターが勢ぞろいです。 | ||||
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これは悪魔の書です。 いったんページを開いたら最後、自分の意思ではページをめくる手を止めることができなくなります。 西尾維新は悪魔の作家です。 あとがきによれば、ひまだったので書いてみた、のだそうです。 暇つぶしでこんな傑作を書かれたら、他の作家の立場がなくなってしまうでしょうが。 イラストがすばらしいです。 色彩と空間の動きを感じさせます。 悪魔に魅せられてしまった読者は、物語が完結した今、どうすればいいのでしょうか? | ||||
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普段小説とか読まないんですが アニメの影響で買ってみました。 (上)の内容ははある程度アニメで放送されていたので (下)から買ってみることにしました。 読んでみると、とても面白い! とても読みやすい内容でした。 是非興味があるなら買ってみることをおすすめしますよ | ||||
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一度怪異に関わってしまったことで、それから何かと怪異に巻き込まれていく高校生、阿良々木暦。 主人公と、怪異と、それに関わる女の子たちのお話です。 登場人物が魅力的で、生き生きしていて面白い。 楽しい掛け合いが延々と続き、一方で切ない部分もよくできています。 この掛け合いの楽しさを堪能することが、化物語の読み方なのだと思います。 趣味でここまで書けるとは本当に凄い。 戯言シリーズが面白かったという人なら、まず間違いない作品です。 | ||||
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アニメを見て気に入ったので購入。 だけど、アニメを全部見てから読むか、先に読んでしまうか悩む。 とりあえず、アニメで既に見た「ひたぎクラブ」「まよいマイマイ」の エピソードを読んでみると・・・ アニメそのまんま #いや、アニメのほうが原作そのまんまなんですけど(笑) #それに、細かく見るとアニメでは飛ばしている部分がそれなりにあったり。 #情報量としてはアニメのほうが多い部分もあるし。 結局、面白いので我慢できずに残りのエピソードも続けて読破。 #悩むまでもなかった(苦笑) 完全にハマってしまいました(笑) その後、「するがモンキー」の其ノ壹をアニメで見ましたが、 こちらは結構飛ばしている部分がある感じ。 #まあ、「ひたぎクラブ」「まよいマイマイ」が合わせて上巻のほぼ半分でアニメでは5話分、 #上下巻全部をこのペースでやろうとすると20話かかるわけで、 #1クール12〜13話に収めるにはちょっとペースを上げるしかないのでしょう。 んで、(わたしの今の)結論。 できればアニメを見てから原作を読んだほうが楽しめるかな。 そして、もう一度アニメを見直して「この部分はこう表現されていたのか」と 反芻するのが吉。 #もうわたしは読んでしまったからどうしようもないし、 #先に読んでしまったことは後悔してないですが あと、会話のかけあいがこの小説の面白いところの一つですが、 後半は若干それがくどくなっている感じがあるのが残念 #星を減点するほどではないけど そういう意味ではペースアップした今後のエピソードがちょうどいいかも。 <追記> 結局12話に収まり切らなくてあと3話(13〜15話)はweb配信のようですね。 #詳しくは公式ホームページ(http://www.bakemonogatari.com/)へ | ||||
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今更なレビューですが。読むときは周りに気をつけましょう。噴出しちゃいます。 私は[嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん]から、戯言シリーズというものの存在を知り、そちらから読む予定だったのですがアニメに影響されました。 各章の女性キャラが最高です。毒舌ツンデレ(ヤンデレ?)美少女、ボケ倒しのツインテ小学生、天然スポーツ少女。そしてそのすべてに律儀にツッコミを入れる主人公。言葉遊びが愉しすぎます。ヒロインごとに違う種類の笑いを得ることができます。 アニメだけでは全てを表現することは難しいと思います。小説だと細かい部分まで描かれているので、アニメは見たけど原作はまだという方には是非おすすめです。 こんな小説が後、何冊もあるのかと思うと楽しみで仕方ありません。暇つぶし、と言うと甲斐性なしなのだそうで、忙しくとも少しでも時間を作って読み続けていこうと思います(笑) | ||||
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アニメ版が気に入ったので購入しました。 値段的に買うのを躊躇していましたが買って正解でした。 会話の掛け合いがアニメ版以上に面白いです。 キャラクターの会話中の心情等も多く書かれていますので、本作をより深く理解できるでしょう。 また、アニメ版は省略されている部分が非常に多いので、アニメを見た方も原作を読んでみる事をお薦めします。 私は真宵まいまいの話が好きで、久々にホロリときてしまいました。 ちなみに時系列で言えば 傷物語→化物語→偽物語 ですが刊行順である 化物語→傷物語→偽物語 の順番で読む事をお薦めします。 | ||||
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「小説が好きな貴方!決して航海はさせませんよ!」 「どこに船出するんだよ!」 「すみません噛みました。」 こんな感じの言葉遊びの楽しい小説です。 日本語の表現力の素晴らしさを再認識! まさに粋な一冊です。 | ||||
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化物語の上下、傷物語、偽物語の上下のシリーズ全作読んだ感想ですが、一言で表すと『面白い』ですねw 一人称による地の文なのですが、説明的口調のおかげでその場その場の情景の輪郭がなんとなく読めるので、普通の一人称より想像しやすいですw 主人公のツッコミやそれぞれのキャラのボケ、キャラ同士の会話などネタを知っているとニヤリとしてしまいますねw ただこれは人によっては好き嫌いがあるかもしれませんね。主人公のキャラが急速に変化していくこと、会話中のネタがわからない場合どこが面白いのかわからないところとか。人によっては理解しがたいもしくは理解できないかも。 それでもネタを除いたとしても普通に面白いことには面白いので興味がある方はぜひ読んでみてください。あとネタが気になった方は断片的なピースでも検索に引っかかったりするので調べてみてからもう一度読むのも面白いかもしれませんよ? 小説家ではないのですが、私も一次作や二次作でSSを書いたりするのでこういう表現の出来る文、人を楽しませることが出来る文というのは見習いたいし尊敬もしますね。趣味でここまで人を楽しませることが出来るのは相当の才能だと思いますからw 最後に。これの面白さがわからない人はわからない、わかる人はわかるで人それぞれかと思われますのでこのレビューは参考程度に。他者の面白いが自己の面白いとイコールとはいえませんからね。 では、長々と失礼しましたm(_ _)m | ||||
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この作品は自分的には戯言シリーズを越える面白さ。言葉遊びが笑える。物語もシリアスな場面もあるが面白い所が多すぎる。是非お薦めします。 | ||||
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最初読んだとき「まさか小説でここまでやるとは…」と衝撃を受けました。とりあえず小説を読むやつには、一通り読ませましたね。内容はまったく万人向けではないので読む気がある人はご注意を…(特に下ネタが嫌いな人には注意が必要 下巻から下ネタなしでは語れなくなりますので) はまればとことんはまる。自分なんかは友達と7時間くらい語っていたからな。 これを読んでない人は人生を損していると思えるくらいの一品です。 | ||||
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個人的にはめちゃくちゃ好きです! アニメ化ということで盛り上がってもおります。 さすが西尾維新という西尾維新さ全開で、独特の会話のテンポなどもいいです。 主人公の阿良々木暦を中心に、三人の女の子との三つの話が入っています。 それぞれの子がいわくありで、話の最後にどんでん返しがあったりもしてびっくりします。 戦場ヶ原ひたぎ、八九寺真宵、神原駿河、どの子も超個性的で他にはいないキャラです。 これは買う価値ありです! | ||||
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キャラの掛け合いが面白すぎる!声に出して笑った小説はこのシリーズが最初だと思う。 西尾さんのセンスが光りすぎているのが目をつぶっていても瞼を通してまぶしいくらい。 とまあ、とても笑えるのだけれど結構長め。 けれど、面白い会話だなーって思って読んでたら数十ページ進んでて驚いた事もあるぐらいすんなり読めちゃいます。 西尾さんの本のなかで数少ない明るく楽しい話。 | ||||
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さすが「控えめに言って、自信作」。 もう笑って腹捩れて死ねるんじゃないかほどおもしろい。 あと10年はこれを越える「笑える小説」は出ないなって確信を持てる。 これを読まずに何を読む! これぞ00年代を代表する「笑える小説」だ!! 上下巻3000円というのも納得の出来。 発売から1年。「こよみヴァンプ」も発表されたことだし、あとはGWの事件を語ればこの物語は完成する。 | ||||
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