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首
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首の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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本短篇集には四作品が収録されていて、掲載雑誌別では『講談倶楽部』が二篇、『オール読物』と『宝石』が一篇ずつだが、『宝石』に掲載された表題作の出来がやはり一番いい。 戦前乱歩は、通俗作品を書き飛ばすようになっても、『新青年』にはあまりテキトーな作品は載せられないと書いていたように、戦後は『宝石』がその位置にあった。 著者もまた、掲載雑誌で創作のギアを変えていたことがわかる。 以下、表題作の感想。 冒頭のシチュエーションは、かなりそのまま、二年後から連載が開始された『悪魔の手毬唄』に移植された感じw ただし事件そのものやトリックは全然別物である。 お籠り堂とか犬の問題とかの雰囲気もいい。 カーの有名な短篇を思わせるトリックで、あれと較べると、唖然となる具合であちらに軍配をあげざるを得ないが、短篇にしては結構しっかりしたトリックだから、一群の金田一耕助もの短篇の中では上位に位置すると思う。 | ||||
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4つの短編からなっていますが、表題作の「首」がいいです。 じっくり考えればトリックが読めるかも。 それにしても長編よりも短編の方が金田一は冴えてる? 毎度、金田一の周囲には死体だらけなのですが、短編はけっこう鮮やかに解決します。 長編は金田一さん、あんたがいたから死体が増えたんじゃ無いの!とつっこみたくなるくらい解決までに時間がかかるイメージがありますが。 | ||||
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