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(短編集)
六枚のとんかつ
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六枚のとんかつの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全69件 41~60 3/4ページ
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テレビのバラエティ番組から拾ってきたギャグだらけの第一話で、 これで売り物かよ!と思ったが、 第二話以降は古藤や早乙女のキャラも立ってきて、何箇所かは楽しめた。 特に早乙女自身が密室を完成させたあたりは大笑いした。 推理小説界の偉い先生たちがまじめに批評する作品ではない。 かわいそうに。 だけど、そうかといって、 わざわざ探して買って読む価値はない。 | ||||
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アホらしい短編集 なのにどこか癖になってしまいます 物語の題がぶっとんでる、それが内容残念にしてるところも良いところもある スラスラ読めてどこかむなしくなるっ! | ||||
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くだらないところが、普通に面白いです。品性に欠けるところもGoodです。でも、あまりに読んでいて得るものがないような気がして、半分くらいで読むのをやめました。最後まで読んでも、同じペースで面白かったであろうと思います。 | ||||
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思い起こせば、最近読んだミステリって。重厚長大で、人間の尊厳とか被害者家族の苦しみがクローズアップされていて、どちらかというと性悪説を首肯せざるを得ないようなシリアスなものが多かった。そんな中で、ポッとこの一冊を手に取り読んでみる。そこには一服の清涼感があった・・・といったら大仰だろうか。犯人を特定する為のパズル的トリックの解法を物語の肝に据えた短編集。風変わりな探偵役も、ぎりぎりのところで「漫画みたいな」と形容したくなる人物造詣を回避していて、小説好きにも許容され楽しめると思う。清水義範の「蕎麦ときしめん」を読んだときのような面妖な気分を味わえて、私はこういうのオーケイだと思います。 | ||||
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この本は日本ミステリ史上、最も酷評を浴びた怪作中の怪作でしたが、私は好きで好きでしょうがないです。いまだにこれを越える短編集には出会っていません。「うわあ、超くだらなくてチープで下品だなー、こんなバレバレなトリック使って…もう!ダメだ、こんなの!」…と思いながら読んでいたら、真相はもっとチープで下品でした。大爆笑!本当に面白いです。未読の方、人生の楽しみが残っていますね。 | ||||
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確かにアホバカで、本格的に論ずるなら「くだらない」と言い切る人もいるでしょう。 でも他の作品をパロってある事にクスっと笑えるのも事実。悔しいけどわからなかったトリックもありました。 暇つぶし、電車の移動時間に読むには最適な作品でしょう。いつも本格派ばかりを読んでも疲れますし。 占星術殺人事件のトリックだからおもしろみがないと切ってしまえばその通りですが、最初に占星術〜を読んで下さいと 素直に書いてあるんですからいいじゃないですか。 僕は○ナニー連盟(もちろんドイルの赤毛連盟から)が笑えました。 | ||||
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玉石混交のメフィスト賞というのが世間様の評価のようです 作品自体が玉だったり石だったりなのではなく、 受け手によって玉にも石にもなる作品が多いのだろうと思いました この本と清涼院作品がある意味究極点です 下らない話がお好きな方、買いです。下らなさの中に崇高さを見るでしょう。 真面目じゃなきゃミステリとは認めん!という方。 悪いこた言わんから本物のとんかつをお買いなさい。 | ||||
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アホ、バカミステリーと言うよりは失笑苦笑ミステリーと言った感じで 乾いた笑いを提供してくれる。 お笑い芸人で言えば山崎邦正や村上ショージのような滑って笑いを取るような小説。 特に「最後のエピローグ」には降参。 この作品がメフィスト賞受賞の折、凄まじい批判があったのも頷けるが 肩の力を抜いて読むと楽しめる。 著書のタイトルとなる「六枚のとんかつ」の冒頭部に「占星術殺人事件」の ネタばれがあると宣言されていたのでそれを読破して読みました。 ミステリー小説の記念碑的作品を紹介してくれた事に感謝 「金田一少年の事件簿」も見習って欲しい。 | ||||
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講談社ノベルス版(1997年)→改訂新版(1998年)→本書(講談社文庫版、2002年)。 ノベルス版に収録されていた「パンは知っていた」「解けないパズル」の2篇を削除、「チチカエル」「張り込み」の2篇はふたつを合体させて「鏡の向こう側」という新しい作品に仕上げている。また、新たに「オナニー連盟」「保険調査員の長い一日」「五枚のとんかつ」が加えられている。 バカミスの代表とさえ言われる本書。確かに読むほどに馬鹿だ。あまりに下らない話で、何度も「捨てようか」とすら思った。しかし、バカミスとして割り切って読めば、笑える話だと思う。 「丸の内線七〇秒の壁」「六枚のとんかつ」は普通のミステリとしても十分なレベル。これだけ読んで、あとは捨てるという読み方もありだろう。 | ||||
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何とばかばかしい短編集だろう。 対象とする事件は、殺人事件の様なハードなものから、宝石盗難事件など、色々だ。 問題は、事件の真相が、あまりにもばかばかしい事だ。 強い脱力感ばかりが後遺する。 中には、品の無い作品も収録されているが、ほとんどギャグだ。 こういう作品は、小説雑誌に掲載されている、軽いノリの読み切り作品としてなら面白いと思う。 しかし、この様なノリの作品ばかりが、まとめて収録されていると、少々うんざりもする。 この種の作品は、まとめて読むと、脱力感ばかりが強くなるので、間欠的に読む方が良い。 短編集であるので、一つの作品を読むのに、たいした時間はかからない。 現在、第3巻まで続巻が発刊されている。 誰が続巻を買うか!と自分の中で遠ざけておきながら、手が伸びている自分が悲しい。 | ||||
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ミステリー好きな私は雰囲気が暗めの作品ばかり読んでいるので、たまには明るい話でも読もうと手に取ったのがこれなんですが・・・ 苦笑 空前絶後のアホバカ・トリックと謳っているので中々楽しみにしていたのですが、 爆笑はできません 失笑 苦笑 この気の抜けた感じは好きなんです 決して本格ミステリーなどと比較はしていないんです だけど、私の好きな笑いの種類とはちょっと違ったんだと思います 本当に下らない 馬鹿話です 主人公や推理作家のあまりの間抜けさに自分が恥ずかしくなっていくような気になって、 あまり楽しめませんでした 残念 | ||||
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面白かったです。 「アホバカ」ミステリと言われていますが、 それはこの作品が本格ミステリではないという意味でとらえたら良いと思います。 笑えたギャグコメです。 | ||||
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今やバカ・ミスの帝王と呼ばれる作者のデビュー短編集。ミステリの世界を知り尽くしていながら、敢えて下品でバカバカしい作品を書き続ける姿勢は買える。 表面的な笑いの中に隠れがちだが、作者が本格の要素を大事にしている点も見逃せない。タイトル作はあまりに下品なので、版によっては削られたりしている可愛そうな作品。だが、無条件に面白い。本作では、作品毎に統一感が見られないが、「動かぬ証拠」のように統一したテーマが与えられると、作者のユーモア感覚と本格風味が合致して素晴らしい結果が得られる。 作者のバカ・ミスのバージン・ロードを飾る作品。 | ||||
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最高だ。こんなに面白いとは。買う前からアホバカとか書いてあって、あー、面白くないんだ、と思ったが大きな間違いだった。意味のない描写の連発。そして主人公達のキモすぎる推理、暴走、怒り方。これはまともな気持ちで読んではいけない。テキトーな気分で読むべき。情景を思い浮かべるほど笑える。この作品に対して怒りを覚える人、もっと肩の力を抜きましょう。作者がゴミだと言いきるものに怒って、悲しくなーい〜? | ||||
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近年発表されるミステリは、重厚長大な傑作が多い。 それはそれで読み応えがあって好きなのだが、そういう作品ばかり読んでると、たまにはこういう小説が読みたくなる。 本作は重厚長大とはまさに逆。 軽薄短小とも言える作品集だが、それがいい。 肩肘張らず、短時間で読了できる。 下品でナンセンスなギャグに眉をひそめる人もいようが、異端があるから王道が輝く。 また、王道があるから異端が輝く。 間違いなく王道とは言えない特異なポジションの作品だが、確実にこれを指示する人もいる。 僕のオススメは「しおかぜ17号四十九分の壁」だ。 四国出身の僕は、四国を舞台にしたアリバイトリックの謎にワクワクしながら読み進めた。 そして、ラストは脱力系のバカトリック…。 「何じゃこれは…」と苦笑せざるを得なかった。 これで怒る人は頭が固いよ。 娯楽作品として軽く読み流そうよ。 | ||||
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「アホ・バカ」で下品だというのは、まあその通りだとして、これが笑えるかというと、別にそれほどでもない。感覚の違いかもしれないけれど、この系統の面白さなら筒井康隆の方が数段上。 もう少し短くてキレのある短編が4〜5本欲しかった。これは「高い買物」をしてしまったなと後悔。 | ||||
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わかりやすい。イラストもあって読みやすくおすすめです。がしかし、少々下品な気が・・・あと表紙のセンスが不味すぎる。 | ||||
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最近「バカミス」を何やら高尚なものにしようとしている人がいるようですが、何をかいわんやです。読んで「脱力」「バカバカしい」「アホやなあ」「爆笑」これこそがバカミスです。本来、こういうものは狙って書けるものではありませんが、この著者はそれができる稀有な才能の持ち主だと思います。 もはや伝説と化した本作品集ですが、ノベルス版に比べ文章が格段に向上しているのが嬉しい。ボーナス・トラックの「オナニー連盟」(タイトルが絶品ですね)は下品だというので期待して読んだのですが、うーむ、一体これのどこが下品なのでしょうか? 最近の大方のアメリカ・ミステリの方が、よほど下品だと思うのですが。それとも皆さん、何ですか。「オナニーなんてしたこともない。汚らわしい!」というお上品な方々ばかりなのでしょうか? 何はともあれ、著者のその後の活躍を予感させる輝かしい第一歩。読む方もバカになって楽しみましょう。私は著者を断固支持します! でもお願いだから文庫化するときにギャグを削らないでね(『動かぬ証拠』とか)。あそこが面白かったのに……。 | ||||
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タイトルの「とんかつ」とメフィスト賞に惹かれて買った。最初の数篇を読んでこの値段を出して買ったことを激しく後悔。しかし、『しおかぜ17号〜』と表題作を読んで、傑作!と思う。傑作といっても作者の持つトホホ感は損なわれて?いない。「ゴミだ」という批評?もうなずけてしまうが(笑)奇妙な魅力があるのも事実。作者の「(本物の)二枚のとんかつを買ったほうが・・・」というあとがきに賛成したい。だけど、☆は四つであります。 | ||||
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思わずジャケ買い。病院で待たされた時に一気に読んでしまった。くだらないと思いながら「クスッ」としてしまう本。結構好きです。ベタなギャグ、泥臭いギャグをここまで堂々とやられると、笑うしかない感じ。ミステリーというジャンルは、ほとんど読んだことが無かったので興味が湧いたりして。しかし、これが入り口でいいのだろうか・・・ | ||||
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