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七つの仮面
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七つの仮面の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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バラエティ豊かと言えば聞こえが良いが、金田一耕助もの短編の寄せ集め。どの作もそれなりに楽しめたが、金田一耕助が名推理で事件を解決した、と言う印象はほとんどなかった。彼が好人物であるのは良く伝わってきたが、謎解きミステリーとしては物足りなさを感じた。 | ||||
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<最後の短篇作「蝙蝠男」の感想のみ。ネタバレ注意> 乱歩的な題名に反して、横溝作品に頻繁に登場する水商売やストリッパーの女でもなく、大学受験を控えた健全な女子高生視点ではじまるのがおもしろい。 ただし事件の真相は頂けない。 「むろん由紀子が見ていることがちゃんと計算に入っていた」(P.241)犯人によって、窓辺の蝙蝠男の凶行は演じられたというのだが、まるで意味をなしていない……。 当然その理由は犯行現場を偽装することで、主犯坂崎のアリバイ作り+当局の目をローズマリーから遠ざけることにあったが、由紀子が警察に届け出るかどうかはまったく水物である。現に警察に届け出る事はなく、一週間ほど悩んだ末に金田一耕助に相談を持ちかけたわけだ。 しかもその間に当局の捜査がローズマリー近辺に及んだようにも見えず、手間をかけた工作などする必要はなかった……。【注1】 金田一耕助シリーズの前後関係はややこしくて、あくまで自分調べの中でだが、短篇では本作が最後の作品である。 その最後がコレかというのは、ファンとしては残念であることは正直否めない。 しかし、後日晴れて合格した由紀子に耕助がK.K.の刻印のある腕時計をプレゼントする〆は、なんかこう感無量であるw 【注1】由紀子父子が金田一耕助ではなく、警察に届けていれば、まんまと犯人たちの思惑通りに進んだかもしれないが、耕助と警視庁はじめ所轄との関係はべったりだから、いずれ彼の耳にも届いたかなw 付け加えて、耕助が聞いた由紀子の証言から犯人逮捕の間にも、かなりの飛躍があるようにも思う。 | ||||
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それなりに面白かったです。 | ||||
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なし | ||||
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「七つの仮面」「猫館」「雌蛭」「日時計の中の女」「猟奇の始末書」「蝙蝠男」「薔薇の別荘」の7編が収められている。 いずれも金田一耕助の活躍する物語。あまり面白い作品はなかった。トリックではなく、プロットで楽しませるタイプの話が多いのだが、それにしては枚数が少なすぎ、不満が残った。 表題作のモチーフは面白い。 | ||||
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全7話ですが、1話毎が短い為か、金田一耕助が目立って謎解きをしたという印象が余りないです。獄門島や八墓村のように一話/一冊の作品をまず読む方がいいかもしれません。 | ||||
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