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七つの仮面



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七つの仮面の評価: 3.80/5点 レビュー 20件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

謎解きミステリーとしては物足りない。

バラエティ豊かと言えば聞こえが良いが、金田一耕助もの短編の寄せ集め。どの作もそれなりに楽しめたが、金田一耕助が名推理で事件を解決した、と言う印象はほとんどなかった。彼が好人物であるのは良く伝わってきたが、謎解きミステリーとしては物足りなさを感じた。
七つの仮面 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:七つの仮面 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304660
No.5:
(3pt)

最後期の短篇五作と訳あり短篇?二作を収録

<最後の短篇作「蝙蝠男」の感想のみ。ネタバレ注意>

 乱歩的な題名に反して、横溝作品に頻繁に登場する水商売やストリッパーの女でもなく、大学受験を控えた健全な女子高生視点ではじまるのがおもしろい。
 ただし事件の真相は頂けない。
 「むろん由紀子が見ていることがちゃんと計算に入っていた」(P.241)犯人によって、窓辺の蝙蝠男の凶行は演じられたというのだが、まるで意味をなしていない……。
 当然その理由は犯行現場を偽装することで、主犯坂崎のアリバイ作り+当局の目をローズマリーから遠ざけることにあったが、由紀子が警察に届け出るかどうかはまったく水物である。現に警察に届け出る事はなく、一週間ほど悩んだ末に金田一耕助に相談を持ちかけたわけだ。
 しかもその間に当局の捜査がローズマリー近辺に及んだようにも見えず、手間をかけた工作などする必要はなかった……。【注1】

 金田一耕助シリーズの前後関係はややこしくて、あくまで自分調べの中でだが、短篇では本作が最後の作品である。
 その最後がコレかというのは、ファンとしては残念であることは正直否めない。
 しかし、後日晴れて合格した由紀子に耕助がK.K.の刻印のある腕時計をプレゼントする〆は、なんかこう感無量であるw

 【注1】由紀子父子が金田一耕助ではなく、警察に届けていれば、まんまと犯人たちの思惑通りに進んだかもしれないが、耕助と警視庁はじめ所轄との関係はべったりだから、いずれ彼の耳にも届いたかなw 付け加えて、耕助が聞いた由紀子の証言から犯人逮捕の間にも、かなりの飛躍があるようにも思う。
七つの仮面 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:七つの仮面 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304660
No.4:
(3pt)

良い作品

それなりに面白かったです。
七つの仮面 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:七つの仮面 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304660
No.3:
(3pt)

なし

なし
七つの仮面 (1979年) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:七つの仮面 (1979年) (角川文庫)より
B000J8EUOK
No.2:
(3pt)

仮面にあらわれたもの

 「七つの仮面」「猫館」「雌蛭」「日時計の中の女」「猟奇の始末書」「蝙蝠男」「薔薇の別荘」の7編が収められている。
 いずれも金田一耕助の活躍する物語。あまり面白い作品はなかった。トリックではなく、プロットで楽しませるタイプの話が多いのだが、それにしては枚数が少なすぎ、不満が残った。
 表題作のモチーフは面白い。
七つの仮面 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:七つの仮面 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304660
No.1:
(3pt)

活躍…んー

全7話ですが、1話毎が短い為か、金田一耕助が目立って謎解きをしたという印象が余りないです。獄門島や八墓村のように一話/一冊の作品をまず読む方がいいかもしれません。
七つの仮面 (角川文庫―金田一耕助ファイル)Amazon書評・レビュー:七つの仮面 (角川文庫―金田一耕助ファイル)より
4041304660

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