■スポンサードリンク


無間地獄



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

無間地獄の評価: 4.13/5点 レビュー 30件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.13pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 21~23 2/2ページ
<<12
No.3:
(5pt)

恐怖の違い

誰にも恐れられる主人公桐生の心に残るあの過去、今まさにひどい立場にいる
玉城、
桐生をねらう者ども、玉城の周りの女達、作品中には恐怖がゴロゴロ転がっている。あなたはどの恐怖が1番いやですか?
でも私は桐生の過去の場面は泣きながら読みました。
怖くて切なくて弱くて痛くて恥ずかしくて悪くて言えなくて・・・。
この作品は私にとって忘れられない名作です。
無間地獄 下  幻冬舎文庫 し 13-2Amazon書評・レビュー:無間地獄 下 幻冬舎文庫 し 13-2より
4344402685
No.2:
(4pt)

全く救いがない

金銭貸借は世の中の常だ。しかし、金額の多寡でなく金の世界は妄執の世界だ。借り手も貸し手も、結局は相互に確執を永遠に残すバリアを張る。その目に見えないバリアを、なんの躊躇もなくぶち破る連中がいる。しかし、そいつらこそ真っ当な連中だ。普段であれば、なあなあで済ましてしまうことを正面からぶち当たる。「借りたものは死んでも返せと」銀行は、毒にも薬にもならない司法の場に逃げ込む。何の解決にもならない。問題の先送りだ。まさに、そこに生死を委ねている連中こそが金銭貸借の本質を知っている。これは地獄の世界なのだと。助けてくれるものは己しかいない。
無間地獄Amazon書評・レビュー:無間地獄より
4877289593
No.1:
(5pt)

苦痛をともなうカタルシス

凄まじい絶望と底なしの地獄。主人公と彼を取り巻く人物の生きる世界は、あまりにも冷酷で救いがない。資本主義社会とはこんなに薄情なものだったかと、考え込む。その一方で、主人公の冷たい表情と非情な行動の後ろに、熱い行き場のない激情が感じられて、その「ひとでなし」な生き様に気持ちが引き寄せられる。心がきしむようなため息とともに読み終わった。
無間地獄Amazon書評・レビュー:無間地獄より
4877289593

スポンサードリンク

  



<<12
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!