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カリスマ



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カリスマの評価: 3.83/5点 レビュー 53件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全53件 1~20 1/3ページ
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No.53:
(2pt)

どんでん返しすぎ

狂った宗教協奏曲でよかったのでは。
最後のどんでん返しは特になんにも感じなかった。ま良いけどね
カリスマ (下)Amazon書評・レビュー:カリスマ (下)より
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No.52:
(5pt)

おもしろい

我孫子さんの殺戮にいたる病が好きな人ならハマると思う
カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)より
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No.51:
(5pt)

本当に長い小説が好きで、力のある作品が読みたければ手ごえ十分です。

上下あり、この「上」は助走と思った方が疲れません。昔ちょっと読んで疲れたことを思い出し、本当に長くて面白い本が読みたいと思ったとき、真っ先に浮かびました。カルト宗教がメインテーマですが、現在の世の中の話題とは全く無関係です。そして後半に入って、最後の最後のどんでん返しのすごさまで、読み通す気持ちがなければ挫折するかも、と思い。「おすすめ~~」などと簡単には言えません。
カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)より
4198505950
No.50:
(5pt)

上を読んで、下から全体の展開が動き始めます。半端では挫折します。

上を読み通して、それから下も読むと、しばらくしてどんどん面白くなってきます、最後はびっくりします。全編を通して「力なき男」の背伸びが、痛々しく、それが隠し味になります。上下読み通すことが全体把握で、面白かったと思える条件かと思います。長さがすごいです。
カリスマ (下)Amazon書評・レビュー:カリスマ (下)より
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No.49:
(5pt)

麻原彰晃をモデルにした万能神の皮を被った俗物教祖と、美人妻を奪われる極小心男のドロドロブラックなストーリー

恐らくオウム真理教の麻原彰晃をモデルにしたと思われるカルト宗教団体の教祖、神郷宝仙を中心にした上下巻合わせて1300ページの長編です。

デカダンス、ブラックユーモア、エロス、男のファンタジー、ドロドロ、と言ったキーワードがふんだんに詰まった作品で、たまにこういうのを読むのも気分転換になります。

新堂冬樹の小説の中でも「無限地獄」と本作「カリスマ」は、その悲惨さとエグさと共に人間の業、原罪を描き出したベストかと思いますが、本作「カリスマ」は「無限地獄」ほど残酷さはありません。

本作のストーリーは、神郷の少年時代、聖母マリアのような美しく優しかった母が、カルト宗教に洗脳され、父親ともども凄惨な死をとげたことに深く傷つき、自分自身が教祖となって社会に復讐してやろうとするとろこから始まります。

数多くの信者がその犠牲となりますが、その中でも中心となるのが富豪の父を持つ城山麗子で、神郷は母に生き写しの麗子を我が手中に収めようとするのがストーリーの主軸です。

新堂冬樹の独特な面白さは、どうしようもなく心の卑しい男の描き方で、主人公の神郷も表面上は万能の絶対神として君臨しているものの一般教徒がアクセスできない鍵のかかる部屋で色欲滅失の行と称して女性信者を肉欲の餌食にする超最低の人間ですが、万能神を演じる確信犯であり、思考能力とデマカセのコミュ力が極めて高く、神郷の意のままになった教徒に対してコンプレックスや性欲のはけ口にしたり、殺人までやらせてしまう恐ろしい人間です。でも、幼少期の優しかった母の思い出が忘れられず、城山麗子の腕に抱かれて子供がえりするような側面もあって、新堂冬樹のキャラ作りはなかなか用意周到です。

神郷に妻の城山麗子を奪われる旅行会社店長の城山信康のキャラも強烈で、卑屈、臆病、卑怯、嘘つき、妄想癖に加えて、自分の妻や子供に対しても必死で見栄を張る姿や猿芝居がバカすぎて何度も笑えます。とはいえ、同時に、自分を含めたどんな男にも必ず存在するサラリーマンの矮小な感情をえぐり出されるような感覚を呼び起こされ、共感する自分に卑屈になります。

本作を読んでいて、そのエロさ、エグさが、マルキ・ド・サドの「ソドム120日」を想起させました。おぞましきグロさについては、サドの小説には及ばないものの、姑息でエゴに塗れた内面の心理的表現や、どうしようもなく俗でイヤらしい比喩表現などは、サドの上を行ってると思います。

また、神郷の宗教団体の修行の様子など、あながち荒唐無稽とも言えないものがあり、例えば、色欲滅失として女性信者の肉体をもてあそんでいたのも現実に近い話であり、実際、麻原彰晃はダーキニーという選ばれた女性信者を周りにおいてハーレムのようにしていたそうです。

優しく美しく、夫や子供想いの城山麗子が、教団の合宿として閉鎖空間の中で、寝る間もなく徹底的にダメ出しをされ、人格を破壊し支配するテクニックについても、オウム真理教のやり口をよく研究されているように思えました。

また、神郷の教団の敵として教徒の頭に刷り込まれる「円卓評議会」は恐らくフリーメーソンをモデルにしていますが、フリーメーソンによる人類支配の陰謀を信じている人も世界に数多くいるようです。

最後100ページの怒涛の展開と終結は、かなり強引ではありますが、それまで読んできた1200ページの積み上げが一挙に赤く炸裂し、コメディタッチは消え失せ、新堂冬樹独特の阿鼻叫喚の地獄絵が繰り広げられます。
カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)より
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No.48:
(2pt)

冗長

似たような描写が多く、また物語の展開も遅く、途中からとても読むのが苦痛でした。
ですがストーリー自体は面白いので少しずつでしたが読み切れました。
続きが気になりますが、下巻を読む気は今のところ起きないです。
カリスマ〈中〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:カリスマ〈中〉 (幻冬舎文庫)より
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No.47:
(1pt)

残念で涙

大人買いで上中下一括購入。
宗教染みた内容は合わなかった。
あと先生の目的が感心できない。
ぐだぐだ登場人物の卑猥な内容も感心できない。
非常に残念です(涙)
カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)より
4198505950
No.46:
(4pt)

これまでで最も読了に体力が要った

三段階ぐらい違う意味の恐怖を感じました。
途中読みたくないシーンが続くとホントに心が折れそうで、最初に出会って、かれこれ10年以上かけてやっと今日読み終わりました。読んだあとはいやー。学んだ。。。って感想なのですが。
カリスマ (下)Amazon書評・レビュー:カリスマ (下)より
4198613206
No.45:
(4pt)

戦慄の一作(怖)人は全く救いがない・・・。

正直、とんでもない圧力を感じる作品でした。かつて世界を震撼させた、オ○ム真理教にヒントを経て描かれた作品だと思います。
Wikiには作家の新堂冬樹氏のジャンルは「暗黒小説」と云う記載がありましたが、この作品はまさに暗黒小説と言うのにふさわしい内容です。ただし、氏は一方で、自分は読んだことはないのですが、純愛小説も書いていらしゃるようで、ファンの方は前者を「黒新堂」、後者を「白新堂」と呼ぶのだとか・・・面白い!
本作は、まさに狂信宗教家の話なのですが、2/3位までは、本当に「胸糞が悪くなる」ようなカルトな新興宗教団の話で少々読むのが辛いです。最後の1/3位で漸くその化けの皮が剥されることになるのですが、そこからは圧巻!今までの進行が嘘のような激しい展開となります。そして怒涛のエンディングに・・・。読了後も、え!という驚愕の事実に唖然とはしますが、決してスッキリする作品ではないです。(救いも全くと言っていい程ありません・・・。)
改めて、人は、エゴと言うのでしょうか?弱さと言うのでしょうか?如何に他人の視線に縛られて生きており、結果、その事に関してどれだけ救いを求めているのか?ということを思い知らされました・・・。

神郷宝仙はとある宗教法人のカリスマ教祖。教祖とは名ばかりで、実は金、権力、女に目が無いインチキ教祖。身内の人間が健康を損ない藁をも掴む気持ちでやってきた罪のない人間や、受験に悩む親たちを次々に洗脳、下僕とし、金を吸い上げて行く。そんな教団に不幸にして目を付けられてしまった、しがないサラリーマンの妻。教団は妻を洗脳するものの、サラリーマンは偶然知り合った宗教団体から脱会させることを生業にしているカウンセラーに助けて貰い、壮絶な葛藤の末、妻を取り戻します。その過程で教団は殲滅・・・・したかのように見えたのですが・・・(怖)

兎に角、戦慄の作品です。黒社会を垣間見てみたい方にお勧めの一冊です。最後の1/3まで到達できれば、間違いなく止められなくなる徹夜本です・・・。
カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)より
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No.44:
(5pt)

怖いサスペンスの神作品でした!

*新書版のレビューになります!

家族の病を治したい、子供を一流中学に入学させたい。
そんな人たちの弱みにつけこむ勧誘方法で、「神の郷」は設立から十年、二千人の教徒を有する宗教法人に成長した。

教祖の神郷宝仙は、金銭欲や性欲などあらゆる欲望の滅失を説く一方、自身は三百五十億の金を教徒から毟り取り、六百人の女性教徒と関係を持ち、理想の女性と巡り会うものの、
敵となる脱会カウンセラーに頭を悩ませていた。
『洗脳』を武器に普通の人たちの人生を貪り食い尽くす、怪物たちの物語。

以上、そんな作品です(^-^*)/
滅茶滅茶面白くて思わず徹夜で分厚い上下巻を1日読破しました!
悪魔の宗教『オウム真理救』がモデルのようですが、 「神の郷」はあくまでも教祖の金銭欲と性欲と愛情を得るためのものであり大量殺人とは無縁なので、怖さは薄めです。
それでも、要素を絞り込んだターゲットたちが洗脳されていく過程は恐ろしいものであり、今後の予防のためにも読むべき価値があります!

また、下巻から教祖や被害者旦那の卑下だったり間抜けな一面がクローズアップされ、コミカルな雰囲気になりますが、
そうする事による対比で、より読者に『洗脳されてはいけない!』と伝えているように感じました。

事前に何となく気付いたどんでん返しも面白く、
単行本や文庫とは異なる、新書版のみの加筆された別のラストも見事に圧倒されました!(本来のラストを読むために単行本は明日借りる予定)

ただ、教祖が洗脳した女性教徒と性行為する場面が何度かあるので、性が一切駄目な方には無理な作品かと思います。
また、『洗脳の怖さ』に関しては、今作品(2001年)の8年後に作者が出版した『殺し合う家族』の方が圧倒的に恐ろしく作品の完成度も極上でした。
怖いサスペンスというジャンルに関しては、『殺し合う家族』を超えるものは誰にも無理なんだろうなという気にもなりました。
その分、今作品は気軽に 『洗脳の怖さ』をコミカルさも交えながら読めるのでオススメです(*^-゜)⌒☆
ベクトルは少し異なりますが、『殺し合う家族』と同じく、怖いサスペンスの神作品でした!
カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)より
4198505950
No.43:
(5pt)

充実した内容で、価格以上の価値があったと思う。テーマに沿っており、十分な説明がなされていた。

充実した内容で、価格以上の価値があったと思う。テーマに沿っており、十分な説明がなされていた。
カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)より
4198505950
No.42:
(5pt)

充実した内容で、価格以上の価値があったと思う。テーマに沿っており、十分な説明がなされていた。

充実した内容で、価格以上の価値があったと思う。テーマに沿っており、十分な説明がなされていた。
カリスマ (下)Amazon書評・レビュー:カリスマ (下)より
4198613206
No.41:
(5pt)

充実した内容で、価格以上の価値があったと思う。テーマに沿っており、十分な説明がなされていた。

充実した内容で、価格以上の価値があったと思う。テーマに沿っており、十分な説明がなされていた。
カリスマ〈中〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:カリスマ〈中〉 (幻冬舎文庫)より
4344413962
No.40:
(2pt)

上巻はいらない

物語が進むのは中巻の後半から。
上中下巻にしなくても、もっとスマートに出来たと思う。
上巻を読んだ感想は…くどい。しつこい。いつ進展するの?
中巻は…ようやく進んだかトホホ…
下巻は…おもしろい
カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)より
4198505950
No.39:
(5pt)

すごくおもしろい小説

カリスマは、新藤作品4冊目でしたが、すごく面白かった。だまされた主人公の本は沢山読んだけど、これはだます側の本。主人公の行動一つ一つの描写というか文体がすごくリアルで、もしかしたら笑いながら書いてるんじゃないかと思うほど笑いました。
面白いので電車で読むとき一人で笑って恥ずかしくなるほどでした。この本は私が読んできた本の中で最高傑作です。
カリスマ (下)Amazon書評・レビュー:カリスマ (下)より
4198613206
No.38:
(3pt)

「書き尽くす」偏執さに驚く

読了してため息が出る。それほどに長い! でも読んだ日数はあっという間だった。
内容自体が断然に面白いから時間を忘れてページを捲った。それでも「長い」という
感想は不変。それはあたかも自分自身、この作品世界にとり込まれてしまったような、
一種の「恐怖感」でもあった。早く抜け出したいから先を読むみたいな・・。それに
してもここまで登場人物の心理描写を執拗に描くのは初めてだ。それが苦痛であった。
別の作者なら、同じプロットで3分の1ぐらいの分量で収めるだろう。
 新藤氏の作品は初めてなので、こういう作風なのかどうかは知らないで書いてます。
また他の作品も読んでみたいと思う。インパクトは絶大。それだけは言える。
カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)より
4198505950
No.37:
(2pt)

予想できます。

一応全3巻拝読しました。 冒頭のえげつなさ、洗脳とはどのようにしておこなわれるのかという部分はとても生々しく、惹きつけられました。 しかしながら、後半の神郷宝仙のあまりの脆さが、作品自体をかえって不自然なものとしてしまっています。

なお、神郷宝仙の母を堕とした“カリスマ”が誰なのか、その人物が出てきた瞬間にわかってしまいました。 また、最後に勝ち残る男にも驚きはありませんでした。 (結末までは予想できませんでしたが。)

期待して、定価で買って読まない方が良いと思います。
カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)より
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No.36:
(2pt)

予想できます。

一応全3巻拝読しました。 冒頭のえげつなさ、洗脳とはどのようにしておこなわれるのかという部分はとても生々しく、惹きつけられました。 しかしながら、後半の神郷宝仙のあまりの脆さが、作品自体をかえって不自然なものとしてしまっています。

なお、神郷宝仙の母を堕とした“カリスマ”が誰なのか、その人物が出てきた瞬間にわかってしまいました。 また、最後に勝ち残る男にも驚きはありませんでした。 (結末までは予想できませんでしたが。)

期待して、定価で買って読まない方が良いと思います。 (特にこの下巻の質は低いです。)
カリスマ (下)Amazon書評・レビュー:カリスマ (下)より
4198613206
No.35:
(2pt)

予想できます。

一応全3巻拝読しました。 冒頭のえげつなさ、洗脳とはどのようにしておこなわれるのかという部分はとても生々しく、惹きつけられました。 しかしながら、後半の神郷宝仙のあまりの脆さが、作品自体をかえって不自然なものとしてしまっています。

なお、神郷宝仙の母を堕とした“カリスマ”が誰なのか、その人物が出てきた瞬間にわかってしまいました。 また、最後に勝ち残る男にも驚きはありませんでした。 (結末までは予想できませんでしたが。)

期待して、定価で買って読まない方が良いと思います。
カリスマ〈中〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:カリスマ〈中〉 (幻冬舎文庫)より
4344413962
No.34:
(2pt)

長すぎる

上、中、下巻合わせると1500ページを超えます。
だらだら感はぬぐえず、余分な描写が結構ありました。
500ページ位削って、うまくまとめる事ができたら、もっと良い作品になっていたと思います。
他の方が言われているようなエロ描写もそれ程ではないので、堂々と読む事ができます。
怪しい宗教にハマりかけてる人に読ませると、思いとどまらせる事ができるかもしれません。
そんな作品です。
カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:カリスマ(上) (トクマ・ノベルズ)より
4198505950

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