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狼花 新宿鮫IX



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狼花 新宿鮫IXの評価: 4.19/5点 レビュー 75件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.19pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(3pt)

違和感

本作では鮫島警部がやたらと剛腕なんです。まるで叩き上げの強面の刑事さんのようです。前作までの理知的な秀才が泥をかぶりながら奮闘するというスタイルが好みだったので違和感を強く感じます。それと、本作はエンディングが酷い。新宿鮫シリーズは、きれいに説明されて終わったエンディングの方が少ないのだけど、本作は飛びぬけて投げっぱなしです。
狼花 新宿鮫9 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:狼花 新宿鮫9 (カッパ・ノベルス)より
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No.7:
(3pt)

ヤクザを手玉にとって商売しようなんて無理だって。

地獄を覗かされ、日本を捨てた国際犯罪者・仙田。外国人犯罪を撲滅するため、限界を超えようとするエリート警官・香田。どん底からすべてを手に入れようとする不法滞在の中国人女性・明蘭。自ら退路を断ち突き進む男女の思惑と野望が一気に発火点に到達した時、孤高の刑事・鮫島が選ばざるを得ない「究極の決断」とは?
狼花 新宿鮫9 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:狼花 新宿鮫9 (カッパ・ノベルス)より
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No.6:
(3pt)

流石のレベルですが、ちょっと勿体無い&物足りない

待ちに待った「新宿鮫」!とても文庫化は待てずに購入致しました。読了した感想としては・・・グイグイ引っ張る展開と濃厚な人間ドラマはこれぞ「新宿鮫」!一気に読み終えました。ただし、ここまで鮫島との因縁を引っ張ってきた「香田」と「仙田」をこの作品で一気に失うのはちょっと勿体無い気が・・・。「仙田」のクールさが消えて一気に人間臭いキャラになったのも少し性急かなーと思いました。そして香田には最終作まで鮫島と絡んで欲しかった・・・。
更に、晶の出番がほとんど無い(涙)。
次回作は言ってみれば「新章」とも言えるものになりそうですが、「香田」「仙田」を超えるニューキャラクターの登場と晶の出番が増えることを期待します!
狼花  新宿鮫IX (新宿鮫 (9))Amazon書評・レビュー:狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9))より
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No.5:
(3pt)

新宿鮫はもう終わりなのだろうか?

新宿鮫シリーズの最新作だ。
正義とは何かを立場により異なる解釈になる。
同じ目的でも、危険な手段を選ぶ 香田警視正。
一方、正義をストレートに解釈する鮫島警部。
日本に舞い戻った犯罪者 仙田が作り上げたシステムを奪おうとする広域暴力団。
その狭間で、ゆれる、不法滞在の中国人女性 明蘭。
それぞれの立場の、それぞれの行動が、ラストに凝縮されている。
といっても、本の序盤ですでに、仙田のシステムについて、鮫島にばれているし、
ラストも、宣伝するほど意外なものではない。
馳星周のように、不幸なバイオレンスな終わり方でもない。
ストーリーは面白いのだが、個々人物の描き方が足りないのではないか、その点が
気になった。
これで新宿鮫は終わりなのだろうか?
 
狼花  新宿鮫IX (新宿鮫 (9))Amazon書評・レビュー:狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9))より
4334925189
No.4:
(3pt)

鮫島にも疲労の影が

久々の鮫島登場に期待をもって作品を手にしました。大沢在昌氏らしい緻密な構成と主要人物の強い意志と矜持がぶつかり合う新宿鮫らしさは作品を通じて感じることができました。ただ鮫島に疲労の色を覚えたのは私だけでしょうか?大沢作品の中ではダントツと思っている新宿鮫ですがそれだけに先行する期待感が大きかったのかもしれません。香田警視正も鮫島とはスタンスが違うものの職務に対する純粋さはどこか共感を覚えるところもありました。この作品を最後に彼がいなくなってしまうのは残念な気もします。なぞの男仙田もやや唐突な形で姿を消してしまいました。若さと躍動感は失われつつあるものの鮫島警部の冷静さ、勇気、忍耐力には励まされ、力づけられてきました。頑張れ、鮫島、大沢在晶。次回の作品にも期待大です。
狼花  新宿鮫IX (新宿鮫 (9))Amazon書評・レビュー:狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9))より
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No.3:
(3pt)

狼花

待ってました・・・
けど何となくあれ?あれ?
確かに一気に読んでしまいましたが、ここ数年の彼の書く本に共通しているような気がするのですが、以前のような重苦しさ、やるせなさ、そしてスリル、疾走感が希薄なような気がします。
でもまた彼の新宿鮫新作が読めて嬉しいですけど。
狼花  新宿鮫IX (新宿鮫 (9))Amazon書評・レビュー:狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9))より
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No.2:
(3pt)

薄い・・・

久方ぶりのシリーズ最新作&仙田登場で期待しすぎたのか、内容がイマイチ希薄に感じた。
毒猿や屍蘭のようにもっと人間仙田にフォーカスしてほしかった。
せっかくの大物登場なのにもったいない気がした。
鮫ファンとしては、コレは通過点と理解して、次作に期待しようかと思う。
狼花  新宿鮫IX (新宿鮫 (9))Amazon書評・レビュー:狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9))より
4334925189
No.1:
(3pt)

主役は誰?

5年半もの長きにわたり、待ちに待った新作だったのに、という感じ。
飢餓感が頂点に達していたが故に、期待が膨らみすぎていたのかもしれない。
読了して、ハードカバーを一冊読んだという満足感は、残念ながら感じられなかった。
満を持して登場したはずの仙田の扱いにも不満が残るが、あまりにも明蘭に重きを置きすぎたせいで、肝心の鮫島の存在感までが薄れてしまっていたのが何よりも残念だった。
せっかく、鮫島と香田が正面切ってぶつかる設定になっているのに、それすらおざなり感が否めなかった。
もっと、鮫島を中心にした、仙田、香田の三つどもえの話を読んでみたかったと思う。
これまでのシリーズでは、読んでいて敵役にもかなり感情移入することができたし、だからこそ鮫島との対決を手に汗握って読み進めることができたのだが、今回は最後まで明蘭に好感が持てなかった。
今回の作品で、これまでの敵役には全てケリをつけたと作者は語っているようだが、仙田はともかく香田に関しては、ぜひともがっぷり四つに組んだリベンジ作を書いてもらいたいと切に願ってやまない。
狼花  新宿鮫IX (新宿鮫 (9))Amazon書評・レビュー:狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9))より
4334925189

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