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狼花 新宿鮫IX
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狼花 新宿鮫IXの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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大沢ファンでした。言葉ばかり踊り「絆回廊」のような読後感が得られなかった。 | ||||
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数年ぶりに再読してみました。 香田警視正、仙田との対決を中心に描かれており、 最後まで一気に読ませる迫力のある展開が非常に面白い。 また、多様化する外国人犯罪の抑止を背景にした現代の闇を鋭く表現出来ています。 しかし・・・ 新宿鮫シリーズには、倫理感やその生き様が魅力的な女性が数多く登場していますが、 本作の明蘭は作品の進行上、非常に邪魔に感じてしまいます。 まるで勘違いでもしているかのような、彼女視点の描写は読むに耐えません。 ある事件をきっかけに公安を離れ、鮫島と真っ正面から対決する香田警視正。 本作は、そんな香田警視正からの視点を中心に仙田を絡め、スピンオフ的に進めても面白かったかもしれません。 旧来の新宿鮫ファンにとっては評価が二分している作品。 未読の方は1作目、炎蛹、氷舞、風化水脈あたりを読んでおくと更に楽しめます。 | ||||
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久々の新宿鮫の新作・・・と喜んで購入したのだが、2/5ほど読み進むうちに新作でないことに気がついた。 これは、数年前にハードカバーで発売したものの新書版である。 それにしても、しばらく読まないと既読であることに気付かないとは!! それくらい、近年の新宿鮫シリーズは似た様な作風になってしまっている。 要するに、麻薬、暴力団、外国人犯罪者、この3者のオンパレードである。 2作目毒猿や3作目屍蘭のような魅力的な適役、個性的な悪役は登場しないものか・・・ 上記2作品が良かったのでこのシリーズを読み続けているが、もう見放すつもりになった。 | ||||
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ハードカバーになって最初の作品だが、正直言って、登場人物の魅力が乏しく、美しい装丁が浮いてしまっている感じがした。 これまでは、香田をはじめとする体制側の人間も暴力団側の人間も、必ずしも正しい道ではないもののそれぞれの役割を活き活きと動き回っていた。また女性陣も、晶や杉田江見里などがいることにより、鮫島が単なる「職務と信念に忠実な警察官」だけでなく、「私」の部分もあり、そこで迷うこともある「普通の人間なのだ」ということを演出したり、或いは敵役を、「単なる悪人ではなく、普通の感情もある人間なのだ」と演出していたのに。 今回は、毛利は有力暴力団の経済派という上辺だけで、明蘭がどこに惹かれたのか理解しがたかった。また、明蘭も中国から来た、目利きとしての能力があるホステス上がりの、という程度の肉付けしか読み取れず、何故仙田ほどの人が目をかけたのか理解しづらかった。 それ以上に、香田という人物が、単なるキレ易いエキセントリックな人物にされてしまったのが惜しい。もしもこの人物像にするのならば、きっかけの事件をもっと掘り下げないと、これまでの魅力が台無しである。 8作までがとても良かったので、次回作に期待したい。 | ||||
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著者本人が、シリーズのひとつの区切りというようなことを言っていたが、 ここまで性急にまとめなくても良いのではないか?と思わざるをえなかった。 得たいのしれない国際犯罪者、仙田。 警察内部でのライバル、香田。 主人公と敵対しながらも、男としては互いに一目を置かざるを得なかったこの二人をこうもあっさり片付けるとは・・・・。 次回作では桃井や藪もこんな扱いをうけてしまうのか・・・。 明蘭に、女としての、人間としての魅力がそこまであるとは到底思えなかった。 | ||||
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