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氷舞 新宿鮫VI
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氷舞 新宿鮫VIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.51pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 21~37 2/2ページ
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20年近く前に読んだが、新装版が出たので再読、時代を感じさせない、うなるほど、面白い、 | ||||
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新装版のシリーズ第六作。今から20年前の作品であり、実は既にカッパ・ノベルズ版で読んでいる。読みながら、この第六作で嫌気が差して、読むのをやめた事を思い出した。 この『氷舞』は、第五作『炎蛹』の続編といった作品なのだが、物語が進むにつれ、冒頭で鮫島が捜査している事件の本筋からズレて行くのが非常に気になった。また、冒頭に登場する謎の女性パフォーマーのマホが有り得ない偶然で物語の鍵を握る事になり、そういう意味ではシリーズの中では一番のトンデモな作品かも知れない。 | ||||
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今回はこれまでより政治色が強い作品。ありそうでない、なさそうである世界を垣間見ることが出来ます。スパイものによく見られる典型的な黒幕や陰謀ではなく、精緻なパワーバランスの上に成り立つシナリオとなっております。 | ||||
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個人的には、このシリーズの中で最も好きな作品です。 いつものことながら、読み進むにつれ登場人物の心情が直接的にそして間接的に深みを増して際立ってきます。 特に、彼女。せつないですね。きっかけは比較的小さな犯罪ですが、過去からの現代へ繋がり、ピースがまた一つまた一つ と繋がると小さな流れが大きな川に流れ込み全体が見えてくる。 鮫島一個人がせつなさと一緒にどこまでも立ち向かっていきます。 そして、「仙田」と「晶」がいいポイントで関わってきます・・・。 何人かの読書好きの女性におすすめしましたが、非常に好評でしたので、ハードボイルドはちょっと。という女性にもおすすめかも。 | ||||
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このシリーズはいつも期待を裏切らず、いつも一気に読んでしまう程、面白い。 | ||||
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このシリーズは期待を裏切りません。今回も傑作です! | ||||
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このシリーズはハードボイルドゆえなのかあまり生々しい女性は出てこない。この作品のヒロインも設定は個性的だが造詣自体は類型的で男にとって都合のいい女しか出てこないのが残念。唯一「生きた女性」といえるのは最新作狼花の明蘭くらいだろう。 | ||||
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このシリーズのすごいところはストーリーのよさもさることながら、 脇役や敵役の造形がうまいところだろう。 まるで息づかいまでが聞こえてきそうだ。 だから、一気に読まなくても、読み出してすぐに作品の世界に入れる。 推理系の作品でこういう作品はめずらしいのではないか。 シリーズものもここまでくると、なんとなく終わりを考えながら読んでしまうのが、 本好きの悲しい性かな。 | ||||
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シリーズ6作目になる本作品、今回はクレジットカード偽造団、コカイン売人、そして殺人と続き、その裏に10年以上前の警察機構のスキャンダルが控えているという、かなり本格的な組織ミステリーの部類に属する作品に仕上がっている。 冷血で元空挺部隊の拳銃、ナイフ使いの男にたいして警棒一つで逃げ惑いながら戦う鮫島のアクションシーンもしっかり入っていて面白い(地理的描写は確かにわかりにくいが、わからなくても全然たのしめる)。 それに加えて、有名になっていく晶とのかわっていく関係のなかに登場するハーフの超美人、ミホこと杉田にひかれていく部分もよい。鮫島は彼女にモテるんだけれど、実は...。上司の桃井は仕事だけでなく恋愛のアドバイスもやっちゃうし、いままでキャリア馬鹿だった香田の「男」を見せるところもあり、今回も一気によめる。 個人的には炎蛹、屍蘭よりおもしろい。第一弾、毒猿、無間人形には、およばず、かな。 | ||||
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今回の助演男優賞は鮫島の同期、香田警視正ですね。 第一作では類型的なキャリアとして、単なる敵役の扱いでしたが、 今回、より人間味を増しての再登場です。 カラオケで演歌を歌ったり、ゲイバーに呼び出される警視正殿には 涙しました。 このあたり、桃井課長の定年を前にして、新しいキャラを出して おきたいという作者の思惑でしょうか。 物語の内容は、CIAに公安、さらには政界の大物が出てきたりと、 やや小ぶりだった前作から一転して、一気にスケールが大きくなります。 アクションあり、色恋あり、警察内部での暗闘ありと盛りだくさんの内容です。 巧みなストーリー運びでエンターテイメント作品として充分楽しめます。 ただ、丹沢でのアクションシーンは状況が少し判りづらかったですね。 | ||||
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これまでとは少々毛色が異なる作品。従来の「新宿鮫」は新宿を舞台にした各種の犯罪を題材にしていたのだが、今回は警視庁の部署が密接に関わってくるのだ。好みは分かれるかもしれないけれど、読後感は「本格派」の一語につきると思う。 同期キャリアの香田警視正が従来の「単なるライバルキャラ」から、より人間味を増したキャラクターに成長(変化)しているのが見所。方向性は違えど志は同じということが最終的に明らかになるのだが、それが「落ちた偶像」たる鮫島警部の存在を際だたせているのだ。 丹沢のシーンは簡単な地図があると助かったかも・・・。 | ||||
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全シリーズの中で、一番好きな作品である。 まず、香田の描き方。これまでは体制側のキャリアは、どちらかというと「全て悪人」的な描き方がされていたが、この作品中の香田は、キャリア=エリートといって憚らないが、それにただ乗っかっているのではなく、自分なりの正義の信念を持って動いている。だからある意味、鮫島的キャリアとの紙一重、或いは表裏一体的な人物となっている。 また、CIAや公安といった、一般社会・表社会からは想像できない世界が、ちょうど新宿の猥雑さ、或いは新宿の街が織り成す階層の最暗部と重なって、非現実的でありながら同時に現実的な世界を描き出している。 それ以上に、鮫島の心の揺れが描かれており、それよって、これまで完璧すぎた鮫島という人物像が、いい意味でスーパーヒーローではない「普通の人」となり、よりリアリティをもたらしている。(でも、「プラトニックラブ」というのが、またまた憎いのだけれど。) 一気に読んでしまいました。 | ||||
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98年度版このミス10 10位。 97年文春ミステリーベスト10 7位。 新宿鮫シリーズの第6弾 公安出身の大物政治家が隠す過去と、鮫島が切り込むという展開の作品。 捜査の過程で出会った舞台女優・杉田江見里との関係もうまく絡め、作品を展開させている。相変わらず、敵役、脇役の造型がうまく、十分に満足出来るクォリティーの作品である。 作品の内容については、作者のHPで冒頭の部分を立ち読みできる。 | ||||
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鮫島の過去にも関わってくる話なのでかなり楽しめました。同期の香田が今作では鮫島の良きライバルになっています。立花・京山を取り巻く謎も圧巻でした。徐々に解き明かされていく謎は屍蘭、無限人形とさらにスケールアップしています。また奈美、藤崎綾香に続く杉田江見里の存在。炎蛹が毒猿路線だったのに対して氷舞は謎解きに重きを置いた傑作です | ||||
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本当に凄い。これほどの読み応えのある作品は滅多に会えないのではないか。エンターテイメント、ピカレスクという要素、大沢在昌の力量というほかはない。このシリーズは、完全にはまります! | ||||
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今日も孤独な戦いをつづける鮫島。「氷舞」では事件を追う中で立ちふさがる公安の巨大な壁とその背後に控える大物政治家とに挑むことになる。桃井、藪、香田といったおなじみの面々に加え、事件に絡む立花、京山、そして謎の女性エミリと脇役たちを巧みに描き出して、今回も一気に読ませる完成度の高い一編に仕上がっている。サブタイトルも漢字二字で渋いと思う。 | ||||
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