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イノセント・ゲリラの祝祭
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【この小説が収録されている参考書籍】
イノセント・ゲリラの祝祭の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 21~38 2/2ページ
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東城大学愚痴外来責任者:田口公平は高階院長から霞ヶ関厚生労働省への,院長名代としての出席を依頼される。何とか断ろうとする田口であったが,その裏で糸を引いていたのは厚労省の火喰い鳥:白鳥圭輔と知り,愕然とする・・・ チームバチスタシリーズ第4弾。これまでも色々なところで登場してきたエーアイ(死亡時画像病理診断)の死亡時医療検索への導入問題を主眼とした作品である。感想としては,面白い話ではあるが・・・という感じである。特にこの話がジェネラルルージュのあとに出た話であるため,より一層話が地味で盛り上がりに欠けるといった印象が拭えない。社会的には大きな問題として個人的に真摯に受け止めなければならないと感じるが,物語的には素直に楽しみ切れなかった・・・ | ||||
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東城大学愚痴外来責任者:田口公平は高階院長から霞ヶ関厚生労働省への,院長名代としての出席を依頼される。何とか断ろうとする田口であったが,その裏で糸を引いていたのは厚労省の火喰い鳥:白鳥圭輔と知り,愕然とする・・・ チームバチスタシリーズ第4弾。これまでも色々なところで登場してきたエーアイ(死亡時画像病理診断)の死亡時医療検索への導入問題を主眼とした作品である。感想としては,面白い話ではあるが・・・という感じである。特にこの話がジェネラルルージュのあとに出た話であるため,より一層話が地味で盛り上がりに欠けるといった印象が拭えない。社会的には大きな問題として個人的に真摯に受け止めなければならないと感じるが,物語的には素直に楽しみ切れなかった・・・ | ||||
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チームバチスタの栄光から海堂さんの作品を読みはじめ、 ジェネラル、ナイチンゲール、螺鈿と読んできました。 (田口白鳥コンビ作品) 今作は今までの作品と若干趣を別にし、異常なエーアイ押し。 舞台も、病院より厚生労働省の会議室メイン。 死因不明社会での主張を、こっちのメインストリームに持ってきた感じ。 (まあ死因不明社会も白鳥・別宮の対話形式で進むわけですけども) 単に物語として今まで楽しんでいたのに、 正直興味のない医療問題メインに話が展開。 いや、主張そのものについては否定しませんが、 このシリーズの中では求めていません。 いきなりこのような主張をぶつけるのではなく 後々主張をおりこむつもりで、 まずはシリーズの導入として 一般受けしそうな医療ミステリーを書かれたのだとしたら、 まさに作戦に乗せられてしまったのでしょうね。 まあ、前作までの面白さを否定するものではないわけですが。 続刊もこんな感じだったら残念です。 いや、まあ買うんでしょうけど。 | ||||
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チームバチスタの栄光から海堂さんの作品を読みはじめ、 ジェネラル、ナイチンゲール、螺鈿と読んできました。 (田口白鳥コンビ作品) 今作は今までの作品と若干趣を別にし、異常なエーアイ押し。 舞台も、病院より厚生労働省の会議室メイン。 死因不明社会での主張を、こっちのメインストリームに持ってきた感じ。 (まあ死因不明社会も白鳥・別宮の対話形式で進むわけですけども) 単に物語として今まで楽しんでいたのに、 正直興味のない医療問題メインに話が展開。 いや、主張そのものについては否定しませんが、 このシリーズの中では求めていません。 いきなりこのような主張をぶつけるのではなく 後々主張をおりこむつもりで、 まずはシリーズの導入として 一般受けしそうな医療ミステリーを書かれたのだとしたら、 まさに作戦に乗せられてしまったのでしょうね。 まあ、前作までの面白さを否定するものではないわけですが。 続刊もこんな感じだったら残念です。 いや、まあ買うんでしょうけど。 | ||||
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海堂尊に騙されました。ジェネラルの後でどんな事件が!姫宮は?と期待したら全くミステリーではなかった・・・。 恐らく著者はこの作品を通して、医療の現状(産婦人科医の刑事裁判問題などはまさにタイムリー)を書きたかった のだと思います。そういった点では全ての作品がこの作品につながると言えます。 ただ、読者としてはシリーズとして、医療ミステリーに田口、白鳥がどう挑むか?という興味が大きいので残念。 焦って単行本で買う必要はないかもしれません。 | ||||
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海堂尊に騙されました。ジェネラルの後でどんな事件が!姫宮は?と期待したら全くミステリーではなかった・・・。 恐らく著者はこの作品を通して、医療の現状(産婦人科医の刑事裁判問題などはまさにタイムリー)を書きたかった のだと思います。そういった点では全ての作品がこの作品につながると言えます。 ただ、読者としてはシリーズとして、医療ミステリーに田口、白鳥がどう挑むか?という興味が大きいので残念。 焦って単行本で買う必要はないかもしれません。 | ||||
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前三作がとてつもなく面白かったので、多くの期待を胸に読み始める・・・。 ミステリーでもなく、社会小説でもなく・・・。 そこらの「普通の小説」と比べれば、遙かに良くできた作品なんだろうが。 一気に読み通しましたが、前三作のような恍惚とした読後感がない。 テーマは重く、様々な個性的な登場人物が出てくるが、話の終わらせ方が強引で、ラストシーンも作者が意図しているほどは美しくない(ジェネラル・ルージュと比べてみよ!)。 トリビアに属するが、読んでいて気になったのは、役人の職名、役所の組織の記述(「**室課長」なんてあり得ない!)。厚生労働省内のポリティクスも、事務官、技官、医系技官と、もっと錯綜しているはず・・・。医系官僚のキャリアパスの描写についても信憑性不足・・・。省庁間の関係、内閣府のあり方についても今ひとつ現実感不足。等々。読む人が読むと「甘さ」(リアリティのなさ)が「紋切り型」に思えて、気になるはず。担当編集者がもっとしっかりしていたら解決できた問題か?。 | ||||
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前三作がとてつもなく面白かったので、多くの期待を胸に読み始める・・・。 ミステリーでもなく、社会小説でもなく・・・。 そこらの「普通の小説」と比べれば、遙かに良くできた作品なんだろうが。 一気に読み通しましたが、前三作のような恍惚とした読後感がない。 テーマは重く、様々な個性的な登場人物が出てくるが、話の終わらせ方が強引で、ラストシーンも作者が意図しているほどは美しくない(ジェネラル・ルージュと比べてみよ!)。 トリビアに属するが、読んでいて気になったのは、役人の職名、役所の組織の記述(「**室課長」なんてあり得ない!)。厚生労働省内のポリティクスも、事務官、技官、医系技官と、もっと錯綜しているはず・・・。医系官僚のキャリアパスの描写についても信憑性不足・・・。省庁間の関係、内閣府のあり方についても今ひとつ現実感不足。等々。読む人が読むと「甘さ」(リアリティのなさ)が「紋切り型」に思えて、気になるはず。担当編集者がもっとしっかりしていたら解決できた問題か?。 | ||||
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後半はなかなかおもしろかったが、 新刊で焦って買うほどのおもしろさかというと微妙。 病院はほとんど出てこない。 ミステリーはない。 舞台は厚生労働省の会議室で、 医療問題の議論ごっこ。 この議論ごっこはなかなか壮観で おもしろいが、 文庫が出るまで待って読めば十分かなという内容。 最近やや海堂作品は、 病院を舞台にした人間ドラマありの小説というより、 小説という名を借りた、 医療問題評論に傾きがちな気がする。 それはそれでおもしろいが、 チームバチスタやジェネラルルージュなど、 背景に社会問題がありながらも、 あくまで病院を舞台にしたヒューマンドラマの方が、 はるかにおもしろいと私は思う。 | ||||
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後半はなかなかおもしろかったが、 新刊で焦って買うほどのおもしろさかというと微妙。 病院はほとんど出てこない。 ミステリーはない。 舞台は厚生労働省の会議室で、 医療問題の議論ごっこ。 この議論ごっこはなかなか壮観で おもしろいが、 文庫が出るまで待って読めば十分かなという内容。 最近やや海堂作品は、 病院を舞台にした人間ドラマありの小説というより、 小説という名を借りた、 医療問題評論に傾きがちな気がする。 それはそれでおもしろいが、 チームバチスタやジェネラルルージュなど、 背景に社会問題がありながらも、 あくまで病院を舞台にしたヒューマンドラマの方が、 はるかにおもしろいと私は思う。 | ||||
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「チームバチスタの栄光」「ナイチンゲールの沈黙」「ジェネラル・ルージュの凱旋」に続く 田口・白鳥シリーズ最新刊であり、カバーも黄色・水色・紅色、で今回は緑色、という事でわかりやすくて このシリーズはいいですね。 で、毎回楽しみにしているこのシリーズなのですが、今回は「毛並」が違います(笑 ブルーバックスの「死因不明社会」の世界観がそのままこの田口・白鳥シリーズで 小説として形を変えている、という感じのものです。 ですので、これは今までのものよりも、もっと「狭い」。それでいて、現在の医療等の問題定義や 彼の考えが詰まった作品になっています。 そういった意味で、段階的に書かれてきた海堂氏の本来「書きたかった世界」が このシリーズで展開されてきた、と言ってもいいでしょうか。 ただ、読むと分かるのですが、この作品はこれから先に繋がるための「つなぎ」に見えてしまいます。 (これはこれでよいのかもしれませんが) これまで同様、他の海堂作品を読んでいる人はあぁ、とわかると思うのですが、 次の展開への布石や伏線をうつための作品、そんなようにも感じます。 ですので、個人的にはこの先の展開が楽しみなのですが、これ1冊と独立して考えると 少しまとまりには欠けてしまう、とは思ってしまうのですけれども。 様々な登場人物。他の海堂氏の作品に出てくる設定、これが複雑かつ単純に絡み合っている のが他ならない彼の作品の魅力でもある(反面、彼の作品は全部読んでおいた方がいい、というのは欠点でもあるのですが) ので、今後の作品に期待します。 | ||||
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医療ミスの診断に関するお話に厚生労働省の在り方等を絡めたお話。海堂さん自体が医師であるだけに内容は、現在の医学の世界や厚生労働省の問題を浮き彫りにして描かれています。ちょっと難しい部分が素人にあって分かり辛い所もあったけれどためになりました。*現在の医学が、本当に患者の為にあるのか?今の世の中を見ていると妊婦の盥回しや医療ミス裁判等の問題が多々あって医学の進歩の反面で後退して行ってる部分があると思う。国の予算減等を中心として維持されて行く部分が多く官僚や政治家に都合が良い社会にするのではなくもっと弱者に温かい社会にして欲しいと思わざるを得なかった。 | ||||
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「チームバチスタの栄光」「ナイチンゲールの沈黙」「ジェネラル・ルージュの凱旋」に続く 田口・白鳥シリーズ最新刊であり、カバーも黄色・水色・紅色、で今回は緑色、という事でわかりやすくて このシリーズはいいですね。 で、毎回楽しみにしているこのシリーズなのですが、今回は「毛並」が違います(笑 ブルーバックスの「死因不明社会」の世界観がそのままこの田口・白鳥シリーズで 小説として形を変えている、という感じのものです。 ですので、これは今までのものよりも、もっと「狭い」。それでいて、現在の医療等の問題定義や 彼の考えが詰まった作品になっています。 そういった意味で、段階的に書かれてきた海堂氏の本来「書きたかった世界」が このシリーズで展開されてきた、と言ってもいいでしょうか。 ただ、読むと分かるのですが、この作品はこれから先に繋がるための「つなぎ」に見えてしまいます。 (これはこれでよいのかもしれませんが) これまで同様、他の海堂作品を読んでいる人はあぁ、とわかると思うのですが、 次の展開への布石や伏線をうつための作品、そんなようにも感じます。 ですので、個人的にはこの先の展開が楽しみなのですが、これ1冊と独立して考えると 少しまとまりには欠けてしまう、とは思ってしまうのですけれども。 様々な登場人物。他の海堂氏の作品に出てくる設定、これが複雑かつ単純に絡み合っている のが他ならない彼の作品の魅力でもある(反面、彼の作品は全部読んでおいた方がいい、というのは欠点でもあるのですが) ので、今後の作品に期待します。 | ||||
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医療ミスの診断に関するお話に厚生労働省の在り方等を絡めたお話。海堂さん自体が医師であるだけに内容は、現在の医学の世界や厚生労働省の問題を浮き彫りにして描かれています。ちょっと難しい部分が素人にあって分かり辛い所もあったけれどためになりました。*現在の医学が、本当に患者の為にあるのか?今の世の中を見ていると妊婦の盥回しや医療ミス裁判等の問題が多々あって医学の進歩の反面で後退して行ってる部分があると思う。国の予算減等を中心として維持されて行く部分が多く官僚や政治家に都合が良い社会にするのではなくもっと弱者に温かい社会にして欲しいと思わざるを得なかった。 | ||||
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海堂ファンであれば ご存知の 「作者がやりたかった事」 が 規定のキャラを借りて 全開になった 本 でしょうか。 「チームバチスタの栄光」 本筋は 全く外れてませんし 各キャラ健在。 色んな関連の情報も 折り混ぜつつ の期待通りの 出来ですが ついに 言いたい事全開かぁ・・・・ という感想が 1番でした( ̄∇ ̄); | ||||
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これから読むが、少しページあたりの字数が少ないのでは。水増しか・?! やっと、2/3ほど読んだが、もうやめようかと。 この著者の作品は、少し良否の差が大きいように思う。 それと、この方の場合、自分でははしゃいでうけているつもりだろうが、傍から見るとしら〜としててんで面白くない個所(チームバチスタのときから目に付いたが、ロジカル云々のことですよ!)が随所に見られる。 さらには、個人的に別の作品でも批判したが、AI、AIの連呼。いただけません。 前作のブラックペアンで小説家としてなかなかの力量かと感心したが、今回は駄作といっていい。やはり、病理医との2足の草鞋は無理があるのか、それとも作家としての資質に欠けるのか。 今後の作品に期待したい。 (注)AIについて オートプシー・イメージング(Autopsy Imaging)の略。遺体のCT画像情報などを基に、死因などの死亡情報を読み取る。遺体を傷つけることがなく遺族の抵抗が少ない上、短時間で診断が可能などという利点がある。一方で、薬物反応は分からず、画像を見ただけで死因が特定できるのは約3割という課題もある。 | ||||
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これから読むが、少しページあたりの字数が少ないのでは。水増しか・?! やっと、2/3ほど読んだが、もうやめようかと。 この著者の作品は、少し良否の差が大きいように思う。 それと、この方の場合、自分でははしゃいでうけているつもりだろうが、傍から見るとしら〜としててんで面白くない個所(チームバチスタのときから目に付いたが、ロジカル云々のことですよ!)が随所に見られる。 さらには、個人的に別の作品でも批判したが、AI、AIの連呼。いただけません。 前作のブラックペアンで小説家としてなかなかの力量かと感心したが、今回は駄作といっていい。やはり、病理医との2足の草鞋は無理があるのか、それとも作家としての資質に欠けるのか。 今後の作品に期待したい。 (注)AIについて オートプシー・イメージング(Autopsy Imaging)の略。遺体のCT画像情報などを基に、死因などの死亡情報を読み取る。遺体を傷つけることがなく遺族の抵抗が少ない上、短時間で診断が可能などという利点がある。一方で、薬物反応は分からず、画像を見ただけで死因が特定できるのは約3割という課題もある。 | ||||
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海堂ファンであれば ご存知の 「作者がやりたかった事」 が 規定のキャラを借りて 全開になった 本 でしょうか。 「チームバチスタの栄光」 本筋は 全く外れてませんし 各キャラ健在。 色んな関連の情報も 折り混ぜつつ の期待通りの 出来ですが ついに 言いたい事全開かぁ・・・・ という感想が 1番でした( ̄∇ ̄); | ||||
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