蒲公英草紙 常野物語

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評判

蒲公英草紙 常野物語の評価:

3.90/5点 レビュー 68件。 B ランク

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平均点3.90pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全138件 81〜100 5/7ページ
No.58
(4pt)

ほっこり。

好きなのは、「きなこ」と「しじみ」の下り。

先に光の帝国を読みました。
その中に出てくる、人々の記憶や思いを、自分の中に「しまえる」能力を持った家族が、
ある小さな村にやってくるお話、ですかね。

メインとなっているのは、その村に暮らす少女の昔語りです。
なので、確かに常野話を期待していると、少し肩すかしを食らう感があります。

ラストが確かにもうどうしようもないという雰囲気がただよっていますが、
同時に光の帝国のラストを重ねると、意外と違和感なくなじみます。

常野の「明」部。
常野三部作を読むのでしたら、
出来れば先にこの蒲公英を読んでから光の帝国をお読みになることをお勧めします。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.57
(4pt)

ほっこり。

好きなのは、「きなこ」と「しじみ」の下り。

先に光の帝国を読みました。
その中に出てくる、人々の記憶や思いを、自分の中に「しまえる」能力を持った家族が、
ある小さな村にやってくるお話、ですかね。

メインとなっているのは、その村に暮らす少女の昔語りです。
なので、確かに常野話を期待していると、少し肩すかしを食らう感があります。

ラストが確かにもうどうしようもないという雰囲気がただよっていますが、
同時に光の帝国のラストを重ねると、意外と違和感なくなじみます。

常野の「明」部。
常野三部作を読むのでしたら、
出来れば先にこの蒲公英を読んでから光の帝国をお読みになることをお勧めします。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943
No.56
(4pt)

むかし とこの

待ちに待った常野…「光の帝国」のあとがきから光紀たちの戦いと勝手に思っていましたがご先祖様の時代のお話でした。
常野だと考えないなら一本のファンタジーとして完成度の高い作品となっています。
ただあまりにシリーズを待ちわびていたので時代が違う時点で肩すかしを食らっててしまった格好。
先行して数作品でていれば良かったのですが。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.55
(4pt)

むかし とこの

待ちに待った常野…「光の帝国」のあとがきから光紀たちの戦いと勝手に思っていましたがご先祖様の時代のお話でした。
常野だと考えないなら一本のファンタジーとして完成度の高い作品となっています。
ただあまりにシリーズを待ちわびていたので時代が違う時点で肩すかしを食らっててしまった格好。
先行して数作品でていれば良かったのですが。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943
No.54
(2pt)

『光の帝国』未読者の方が楽しめるかもしれない

常野物語第2弾です。
『光の帝国』は気に入っており、「常野」に対する憧憬もかなり持っていると思います。が、

・・・期待はずれだった感が否めません・・・。

確かに泣けはしましたが、なんだかもう、激しく微妙。
特に、最後をそう持ってくるなら、もっと現実臭を混ぜてくれれば良かったのにと。

常野の一族と時事がまるでそぐわず、乖離したまま終わってしまった気がしました。

それが言いたいことなのかもしれませんが、
あの最後を読む限り、全然「しまえて」ないじゃないかと。

「この国」をしまいきれてない。
現実の方が、全然大きい。

結局、常野がしまうのは、特定の人だけなんじゃないのかと。
なんだか、激しくもやもやとしました。

美術の話や台所を手伝う少女たちなど、細かいエピソードは良かったのですが、
『光の帝国』を読まずに今作を手に取った人には、だいぶ「なんだそれ」な展開じゃないかしらと。

あるいは、常野の力の大きさはこんな話で済むものじゃなかったはず と思ってしまうのは、
前作を読んでいるせいであって、今作を初めて読んだ方のほうが、
懐かしい気分になるファンタジーとして純粋に楽しめるのかもしれません。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.53
(2pt)

『光の帝国』未読者の方が楽しめるかもしれない

常野物語第2弾です。
『光の帝国』は気に入っており、「常野」に対する憧憬もかなり持っていると思います。が、

・・・期待はずれだった感が否めません・・・。

確かに泣けはしましたが、なんだかもう、激しく微妙。
特に、最後をそう持ってくるなら、もっと現実臭を混ぜてくれれば良かったのにと。

常野の一族と時事がまるでそぐわず、乖離したまま終わってしまった気がしました。

それが言いたいことなのかもしれませんが、
あの最後を読む限り、全然「しまえて」ないじゃないかと。

「この国」をしまいきれてない。
現実の方が、全然大きい。

結局、常野がしまうのは、特定の人だけなんじゃないのかと。
なんだか、激しくもやもやとしました。

美術の話や台所を手伝う少女たちなど、細かいエピソードは良かったのですが、
『光の帝国』を読まずに今作を手に取った人には、だいぶ「なんだそれ」な展開じゃないかしらと。

あるいは、常野の力の大きさはこんな話で済むものじゃなかったはず と思ってしまうのは、
前作を読んでいるせいであって、今作を初めて読んだ方のほうが、
懐かしい気分になるファンタジーとして純粋に楽しめるのかもしれません。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943
No.52
(5pt)

違和感の正体は・・・?

前作とうって変わり 長編です。
しかも時代が違うせいか文体も違う為、続けて読むと最初違和感があるかもしれません。
常野一族ではない主人公 峰子の目を通して描かれています。絶望があるのにこの 清涼感は一体何なのでしょうか?

蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.51
(5pt)

違和感の正体は・・・?

前作とうって変わり 長編です。
しかも時代が違うせいか文体も違う為、続けて読むと最初違和感があるかもしれません。
常野一族ではない主人公 峰子の目を通して描かれています。絶望があるのにこの 清涼感は一体何なのでしょうか?

蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943
No.50
(3pt)

感情移入できない

常野シリーズの世界は好きな方だが、これはイマイチ。「ええ話」なんだけど、凡庸で、「だからなんなの」という読後感しかない。語り手が常野の人間じゃないせいだろうか。常野の暗部みたいなエピソードがないので、彼らに対する感情移入ができない。リアリティが感じられないのだ。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.49
(3pt)

感情移入できない

常野シリーズの世界は好きな方だが、これはイマイチ。「ええ話」なんだけど、凡庸で、「だからなんなの」という読後感しかない。語り手が常野の人間じゃないせいだろうか。常野の暗部みたいなエピソードがないので、彼らに対する感情移入ができない。リアリティが感じられないのだ。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943
No.48
(3pt)

どうして蒲公英?

一部の人には強烈な人気を持つ「常野物語」シリーズだけれど、追憶・追想の形で描かれているので、読後の印象としてはぼけた感じになっているのが否めない。「大きな引き出し」のエピソードも、その一族も、余りに大事に暖めすぎた(しまいすぎた)イメージの中にあって、かっちりと構成されたスリルやサスペンスを核とする作品群と、ファンタジー寄りな作品群との中間という感じで物足りなさを感じた。しかし、大きな惨事の犠牲者が相次ぐ世間で、「引き出し」を持っている人が実際に供養してくれたら、参列者・関係者は救われるかなあなんてふっと思ったりもした。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.47
(3pt)

どうして蒲公英?

一部の人には強烈な人気を持つ「常野物語」シリーズだけれど、追憶・追想の形で描かれているので、読後の印象としてはぼけた感じになっているのが否めない。「大きな引き出し」のエピソードも、その一族も、余りに大事に暖めすぎた(しまいすぎた)イメージの中にあって、かっちりと構成されたスリルやサスペンスを核とする作品群と、ファンタジー寄りな作品群との中間という感じで物足りなさを感じた。しかし、大きな惨事の犠牲者が相次ぐ世間で、「引き出し」を持っている人が実際に供養してくれたら、参列者・関係者は救われるかなあなんてふっと思ったりもした。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943
No.46
(4pt)

綴れ織られた物語

連綿と続く一族の歴史を綴ることで、現在への架け橋を創り出しています。何もかもがゆったりと動いていた時代が、実は波乱を含み、激動の時代だったということ。世界の片隅が大きな影響を与えていくということがまざまざと分かりました。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.45
(4pt)

綴れ織られた物語

連綿と続く一族の歴史を綴ることで、現在への架け橋を創り出しています。何もかもがゆったりと動いていた時代が、実は波乱を含み、激動の時代だったということ。世界の片隅が大きな影響を与えていくということがまざまざと分かりました。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943
No.44
(4pt)

大きな引き出し

「常野物語」の「光の帝国」に先立つ短編「手紙」では丸森町の旧家に春田家の書見台があることが触れられていた。蒲公英草紙は、その旧家の物語だ。蒲公英草紙を読んで「光の帝国」を再読するとまた、春田家に「しまわれた」世界、春田家の世界の共鳴に圧倒される。そして、ここでも太平洋戦争の予感から戦後が語られる。「大きな引き出し」の光紀君の名は、紀代子と光比古を引き継ぐ名前だと分かる。紀代子さんは、峰子さんとたいして違わないから、まさか「光の帝国」で語られていた「春田のばばさま」ではないだろうが、この2つの物語を結ぶ物語が知りたくなる。それに書見台の謎も解明されていないから、テレパス一家、春田家をめぐる「大きな引き出し」をどんどん開いてほしくなる。それから、政治家指向のあった廣隆と「光の帝国」の亜希子たちの世界はどうつながるのだろう。それにしても、時の経つのも忘れて蒲公英を摘んだあの幼き日々の地平に今わたしたちが生きているということを忘れそうになる今日この頃、蒲公英草紙はそのつながりを取り戻す手がかりになる。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.43
(4pt)

大きな引き出し

「常野物語」の「光の帝国」に先立つ短編「手紙」では丸森町の旧家に春田家の書見台があることが触れられていた。蒲公英草紙は、その旧家の物語だ。蒲公英草紙を読んで「光の帝国」を再読するとまた、春田家に「しまわれた」世界、春田家の世界の共鳴に圧倒される。そして、ここでも太平洋戦争の予感から戦後が語られる。「大きな引き出し」の光紀君の名は、紀代子と光比古を引き継ぐ名前だと分かる。紀代子さんは、峰子さんとたいして違わないから、まさか「光の帝国」で語られていた「春田のばばさま」ではないだろうが、この2つの物語を結ぶ物語が知りたくなる。それに書見台の謎も解明されていないから、テレパス一家、春田家をめぐる「大きな引き出し」をどんどん開いてほしくなる。それから、政治家指向のあった廣隆と「光の帝国」の亜希子たちの世界はどうつながるのだろう。それにしても、時の経つのも忘れて蒲公英を摘んだあの幼き日々の地平に今わたしたちが生きているということを忘れそうになる今日この頃、蒲公英草紙はそのつながりを取り戻す手がかりになる。
蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943
No.42
(5pt)

続・常野物語

第134回直木三十五賞の候補作になりました!
選考委員会は、平成18年1月17日(火)午後5時より、築地・新喜楽で開催!

嬉しいデス。常野物語の始まりは【光の帝国】から。そして3作品目の【エンド・ゲーム】へと、続いています。
以前、名誉ある【本屋さん大賞】に【夜のピクニック】が選ばれたので、今回もその勢いで選ばれて欲しいです。

常野物語は主人公が色々、変わるのに一族の繋がりがあり、小説として面白いと思います。同じ常野物語でもいろんな所から、話を集めてきた作品集のような、感覚です。

私利私欲に囚われるのではなく、本当にひっそりと、慎ましく存在する、一族の人たち。日本人に愛される作品だと思います。



蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.41
(5pt)

続・常野物語

第134回直木三十五賞の候補作になりました!
選考委員会は、平成18年1月17日(火)午後5時より、築地・新喜楽で開催!

嬉しいデス。常野物語の始まりは【光の帝国】から。そして3作品目の【エンド・ゲーム】へと、続いています。
以前、名誉ある【本屋さん大賞】に【夜のピクニック】が選ばれたので、今回もその勢いで選ばれて欲しいです。

常野物語は主人公が色々、変わるのに一族の繋がりがあり、小説として面白いと思います。同じ常野物語でもいろんな所から、話を集めてきた作品集のような、感覚です。

私利私欲に囚われるのではなく、本当にひっそりと、慎ましく存在する、一族の人たち。日本人に愛される作品だと思います。



蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943
No.40
(3pt)

『しまう』

光の帝国、常野物語の第2弾。
普通の人が持っていない特殊な能力を持つ一族、常野。
その中で、今回は一人の人の人生を『しまう』ことを仕事にしている春田一家と、彼らを受け入れる大地主一家とそこに集うの人々をめぐるお話。
今回は、不思議な家族より、大地主の末娘、聡子のお話が中心。彼女は、病弱ではあるが聡明で美しい少女であった。戦前の穏やかな日本の古き良き時代、聡子は、みんなに愛されて徐々に強くなっていく(彼女の血筋もあるが)
最後は、彼女の成長した強さが、つらい結果を招くことになる。彼女の愛されてきた人たちへの恩返し、村の長の娘としての責任感。
涙なしでは読めません。
物語の最後に、語り部であった峰子のつぶやきは今の世の中への警鐘ともとれ心にずっしと重くきました。

蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)より
4087747700
No.39
(3pt)

『しまう』

光の帝国、常野物語の第2弾。
普通の人が持っていない特殊な能力を持つ一族、常野。
その中で、今回は一人の人の人生を『しまう』ことを仕事にしている春田一家と、彼らを受け入れる大地主一家とそこに集うの人々をめぐるお話。
今回は、不思議な家族より、大地主の末娘、聡子のお話が中心。彼女は、病弱ではあるが聡明で美しい少女であった。戦前の穏やかな日本の古き良き時代、聡子は、みんなに愛されて徐々に強くなっていく(彼女の血筋もあるが)
最後は、彼女の成長した強さが、つらい結果を招くことになる。彼女の愛されてきた人たちへの恩返し、村の長の娘としての責任感。
涙なしでは読めません。
物語の最後に、語り部であった峰子のつぶやきは今の世の中への警鐘ともとれ心にずっしと重くきました。

蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒲公英草紙 常野物語 (常野物語) (集英社文庫)より
4087462943