ユージニア

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

ユージニアの評価:

3.64/5点 レビュー 119件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.64pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全181件 181〜181 10/10ページ
No.1
(4pt)

全てが灰色の境界線。

ある夏の日に起こった名家の大量毒殺事件。唯一の生存者は盲目の少女。そして現場に残された不思議な詩「ユージニア」その過去の事件を巡って沢山の人たちが過去を連れて語り始める。皆が皆真実への鍵を少しずつ握っているのに踏み込むことができない境界線の前に立っているようなそれは読んでいる自分も同じで。真犯人が目の前に見えているのに手を伸ばすことは許されない。遺書を残して自殺した男の存在により一応の解決を見たその事件だけれど、時を経てさまざまな人間によって過去のその事件が再構築されていく、そのたびに早く次のページに!って思ってしまう。その現場に残されていた「ユージニア」という詩冒頭にそれが書かれているんだけどその詩の雰囲気がまるごとその世界を包んでいるようで私は好きでした。まるで自分もその場所にいて話を聞いている気持ちになってしまうこの本は、蒸せかえるような夏の日にもう1度読みたい。そして私の真実に辿りつきたい。
ユージニア Amazon書評・レビュー: ユージニアより
404873573X