夜のピクニック

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評判

夜のピクニックの評価:

3.97/5点 レビュー 573件。 A ランク

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平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全809件 601〜620 31/41ページ
No.209
(3pt)

心に残ったこと

読み始めてすぐに著者の「黒と茶の幻想」の展開と似ているなあと思い始め、
本を読むという熱が少し下がった。
ストーリーは入りやすいし、読み進めやすい。
「ナルニア国ものがたり」に対するくだりは心に残る。
ある一定の年齢の時に読まなかったことで、自分の大事な本にならなかった本。
あの時、あの歳で読んでいたら、
絶対に自分が一生何度も読み返すことになっただろうとわかった時には遅かった本。
そういう本は確かに存在する。
私にとっても「ナルニア国ものがたり」は時すでに遅し、だった。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.208
(5pt)

恩田氏の凄さって・・・

恩田氏の作品は、やたらと登場人物が多い印象があります。
この作品で言えば、主人公の男女2人、サブキャラが数名。
普通ならゴチャゴチャしてしまう人間関係を、しかし恩田氏は「さりげなく」展開させていく。
それが才能なのだと思います。
新潮社の文庫は割と薄いイメージがあるのですが、この作品は極厚。
始めは「これ読みきれるのかな・・・」と、登場人物が完走(歩?)する前に、
自分が諦めそうになっていました。
「無理そう」から始まり、「まだここか?」、最終的に、「いやだな、もうすぐ終わってしまう」
読書は、歩くことに似ている、この作品を見てそう感じました。
無理かもしれないと思っていた読破が、達成できる。
しかも、読破することを、寂しく感じる。そんな作品です。
高校時代に似たような行事を経験された方は、共感できる部分も多いのではないでしょうか。
ぜひ読んでほしい作品です。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.207
(5pt)

微笑ましい青春(^^)♪

すごくおもしろかった。普段あまり本を読まないし、読みきることの少ない私が、2日間真剣に読み込んでしまった。その人になったかのようなの細かい心理描写、頭の中に風景があふれるような風景描写、読んでいくうちに自分も生徒の一人として、歩行祭に参加しているような気分になった。貴子と同じ高校3年生、考えていることも感じることも近くて、親近感が沸いた。大恋愛、大事件はないけれど、最後まで「どうなんねやろ〜!」とドキドキして、読み終わった時は心がスーっとして何か言葉じゃ表せないような満足感でいっぱいになった。誰でも楽しめるけど、同じ高校生にぜひ読んでほしい。私の人生の一冊になりました。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.206
(5pt)

新しい青春小説

私は1日歩行(ここでは"鍛錬歩行祭"と呼んでます)は経験していませんが、自分も経験したことがあるかのような錯覚にとらわれました。
恋愛が中心でない青春小説というのはとても新鮮です。
会話が中心に進められていてまたこの会話も今風なので、若い人にも読み安いと思います。
青春を過ぎ去った人は青春時代にタイムスリップしたような感覚を味わえます。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.205
(5pt)

恩田さんの最高傑作かも

夜の80キロ歩行は恐らく作者自身の実体験に違いない。このような一種の極限状況を設定しなければ、ここに書かれたような若者の赤裸々な心情の吐露、交換を描くことはできなかったろうと思う。
歩行が進むにつれて、湧き上がってくるいろいろな想いや心情の推移、親友やその他学友との思考の交換、真情のぶつけ合い、身体の疲労にともなって生じる心身の変化、周囲の自然、風景、明暗の移り変わりとそれに伴う感情の起伏など、全てに迫真力がある。
そして、主人公、西脇融と甲田貴子の置かれた困難な環境とそれに伴う心の動き、悩みと、それがこの歩行中に一応の解決を迎えるまでの心理的推移と心情が実によく描かれている。
そして二人を支える融の親友戸田忍と、貴子の親友遊佐美和子、榊杏奈の友情と彼らの優れた人間性にも心を打たれる。
誰もが若い時に一度はこのような経験をしてみたかったと思うだろう。友情と愛情と希望と激励に満ちた最高の学園小説の一つとして永遠に記念すべき作品だろうと思う。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.204
(5pt)

胸が熱くなる作品

一晩かけて歩き続けるだけ。
3年間を共に過ごした友達と。
ゴールを目指して、黙々と歩く、歩く、歩く。
合間に語る、考える、考える、語る。
ただそれだけの話にここまで胸を熱くさせられるとは思わなかった。
読み終わった後の高揚感はここ数年味わったことがないものだった。
主人公たちのゴールを目指す姿に胸が熱くなる。
読み終わってすぐに誰かにこの面白さを熱烈に語りたくなる。
そして、自分もひたすらに歩きたくなる。
読書の幸せをしみじみとかんじた一冊だった。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.203
(4pt)

今後の融と貴子の人生を想像してしまう

 映画を見て原作に興味を持ち、読んでみました。先に映画を見ているので、風景や情景などを想像しやすかったです。
 特に大事件があるわけでもなく、ただひたすら歩いているだけの話ですなのですがなぜか面白かったです。特に、貴子、融、美和子、忍のそれぞれの会話の部分は印象に残っています。中でもやはり貴子と融の会話は一番印象強いです。「この歩行祭が終わったあと、二人の関係はどうなるのだろう?」と想像してしまいました。美和子、忍の貴子、融に向けていった言葉も印象的でした。あと、映画と同じく内堀亮子の所は面白かったです。 この作品は是非読んでみる作品だと思うし、映画も見てみるべき作品だと思います。映画しか見ていないという人には是非一読をお勧めします。また、本書を読んで気に入った人には是非映画も見て欲しいです。両方まだ、という人はどちらが先でもいいので是非見てみてください。活字は苦手な人は映画から入ることをお勧めします。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.202
(4pt)

買いです。

とある進学校の「歩行祭」なる行事を舞台に「貴子」と「融」の異母兄弟のドラマを軸に話が進む(というほどの展開はありませんが、良い意味で)、ほぼ高校生たちをのみ登場人物にした物語です。解説にもありますが、そんな行事を体験したことがないにもかかわらず、読み進めていくうちにまるでかつて自分も同様の行事に参加したことがあって、その経験を本書を読みながら思い返しているかのような錯覚に陥ってしまいます。まさに「最初から名作」とは言いえて妙だと思います。個人的に話や舞台が目まぐるしく変わる小説よりも、こういったしっかりした器にしっかりしたエピソードを注ぎ込むような物語のほうが好きなので、最後まで楽しく読めました。しかし、p260くらいの「祐一」の台詞を、思わず「貴子」を口説いているように勘ぐってしまう自分に気付いたのは、「思えば遠くに来たもんだ」という切ない感慨にふけさせられたひとコマでした。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.201
(5pt)

爽快感!

ただ歩行祭での出来事を淡々と書いた小説。
しかし読み進めていくうちに、どんどん引き込まれ、夢中になっていました。
歩行祭の終わりが近づくにつれ、「あぁ、もうすぐ終わっちゃうのか。」
と、学生時代の修学旅行の帰りに感じた、あの感じを思い出しました。
えもいわれぬ爽快感と、いつまでも読んでいたいという、
後ろ髪惹かれる想いが交錯する、とても不思議な作品でした。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.200
(5pt)

直球、ど真ん中!

この作品を一言で言うなら、直球ど真ん中の青春小説ってとこでしょうか。
一昼夜をかけて80kmを歩く歩行祭。その1日の出来事を描いているだけなのに、とてもさわやかで温もりを感じます。
クライマックスがとても淡々としているところも、なんだかいいなーって。
高校生活が遠ざかってしまった私の世代だからこそ、読みたい青春小説なのかもしれません。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.199
(3pt)

17歳の頃に読みたかった。

20代になって読んだ作品で10代に戻りたいなと思わせてくれる本がこれです。自分の10代の時を思いだし懐かしさも感じさせてくれる一冊です。ただ、何気ない10代のときに誰でも経験があるようなことが淡々と物語として進んでいくのですが、それも恩田陸さんの作品の特徴で軽く読めて懐かしさを感じさせてくれる。10代の青春の大事さを教えてくれる一冊です。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.198
(3pt)

秀作

恩田陸さんの描く高校生って、どうしてこんなにみずみずしいのでしょうか。
青春なんて言葉では言い表せない、微妙な心を的確に表しています。
ただ、個人的にはラストシーンが気に入りませんでした。
そこに持っていくまではもう最高なんですけど…
だから星は3つ。でも読む価値はあります。この空気に触れてみて下さい。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.197
(5pt)

良いです

小説の世界に入り込める。
貴子が歩く世界に自分がいるような感覚を感じることが出来、貴子の感情を容易に想像できる。
貴子の周りにいる美和子や杏奈たちの心の動きやその情景に心引き込まれ、つい本を手に取り何度も読み返してしまいます。
映画版もありますが、断然小説で読んだ方が自分の頭の中で創造しながら楽しいと思います。
ぜひ、読んでみてください。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.196
(4pt)

プロローグはいらない

約15頁、つまりプロローグ部分は退屈でした。
何を書いているのかがはっきりしなくて
正直苛つきもしましたが、それを超えると
なぜか一気に読めました。
面白かった。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.195
(4pt)

いいと思う。

読み始めは表現の仕方に読みにくさを覚え、慣れるまでに時間が掛かってしまったが後半。
クライマックスに向け話もテンポ良く進み、一瞬の動きや細かな感情の動きを巧みに書いていたのが段々面白くなり、期待も徐々に高まっていった。
しかし途中。ある場面・台詞でその期待は一気に冷めてしまい最後は中途半端な印象で読み終えた。
恩田さんの作品を初めて読んでみて、最初は女性の方らしい表現の仕方に多少くどさを覚えたが中々面白かった。
最後、冷めてしまったのが残念だった為4つです。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.194
(5pt)

ゴールがスタートだ

この本を読むと誰もが自分の懐かしい高校3年生にタイムスリップします。
そしてその時「ちゃんと青春していたか」と考えさせられます。
楽しかったことも辛かったこともあったかもしれないけれど、今、振り返ればクラスメートは全員カッコイイヤツとカワイイ子だったはずです。
人に想いを伝えるには言葉。
そして、目に見えないものを信じられた時代に、もう一度帰ろう。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.193
(3pt)

凝ったストーリーなのだが・・・

創り込んだストーリーには納得感あり
文体にも透明感があり、読後感も爽やか。
呆気ないくらいのクライマックスにも
好感が持てる。
しかし、長い。いくら一年前の出来事が
組み込まれているからといって
一日をこの分量では多すぎるのではないか?
それともこの厚さを一気に読む通すことによる
疲労も計算しているのか?
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.192
(5pt)

この時期に読めたことは幸せだった。

 高校生活最後の「歩行祭」―昼から夜中にかけて長距離を歩く大会のようなもの―を描いた作品ですが、時間の進行は24時間程度と短いものなのに幅広い読者に受け入れられているのは、高校生らしい感性を描く見事さと、柔らかい印象の背景描写のリアルさ、また、作中の人間関係に潜む伏線の緊張感によるものであると私は思います。
 高校生らしい若さあふれる、かといってもう子どもではない微妙な感性を、絶妙に違和感なく表現していることは、高校生を主人公―作中は様々な主観が入り混じりながら進行していきますが、それでも混乱することなく読めました―にした物語に必要な条件であると言え、本書がそれを満たしていることは間違いありません。
 背景描写にも目をみはるものがありました。例えば、物語に暗いイメージを付随させずに、物語の主要な時間帯である夜や闇を表現していることは、作者のうまさであるといえます。背景描写と言いますが、私は特にそのような「光」の表現が巧いと感じました。
 複雑な人間関係も、多くの人物が登場する中で、素晴らしく巧く表現していたと思います。混乱することも、期待感やドキドキ感が枯渇することもありませんでした。
 初めて読んだ恩田氏の作品でしたが、この卒業の時期に読めたことは私にとって幸せなことでした。ぜひとも、若い方々に一読をおすすめする一作です。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.191
(4pt)

夜のピクニック

導入部。クドイ。
人物の説明が続いて頭の整理が追いつかない。
誰が誰でどういう人物?
そんな全般を読み終えるとすぐに物語に引き込まれた。
融と貴子の心の葛藤を描く一夜の出来事。
中盤から後半へかけてはテンポよく進み読みやすく、
早く次の展開が知りたいという欲求に駆られる。
読んで損はない。
本屋大賞をとった他の小説も読みたくなりました。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.190
(1pt)

つまらない

自分の青春時代を考えながら読んだけれど、何の連想も出来なかった。
いかにも「小説」という感じでリアリティー感が乏しい。
小説なんだからもっと違うことを展開してほしかった(きょうだい云々ではなく)
それに、貴子たちと融たちがいつも近い場所を歩いてるなんて、現実なら絶対にありえない。
まあ、小説なんて作り話だから何でもありって事なのかな。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053