夜のピクニック

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評判

夜のピクニックの評価:

3.97/5点 レビュー 573件。 A ランク

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平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全809件 601〜620 31/41ページ
No.209
(4pt)

いいと思う。

読み始めは表現の仕方に読みにくさを覚え、慣れるまでに時間が掛かってしまったが後半。
クライマックスに向け話もテンポ良く進み、一瞬の動きや細かな感情の動きを巧みに書いていたのが段々面白くなり、期待も徐々に高まっていった。
しかし途中。ある場面・台詞でその期待は一気に冷めてしまい最後は中途半端な印象で読み終えた。
恩田さんの作品を初めて読んでみて、最初は女性の方らしい表現の仕方に多少くどさを覚えたが中々面白かった。
最後、冷めてしまったのが残念だった為4つです。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.208
(5pt)

ゴールがスタートだ

この本を読むと誰もが自分の懐かしい高校3年生にタイムスリップします。
そしてその時「ちゃんと青春していたか」と考えさせられます。
楽しかったことも辛かったこともあったかもしれないけれど、今、振り返ればクラスメートは全員カッコイイヤツとカワイイ子だったはずです。
人に想いを伝えるには言葉。
そして、目に見えないものを信じられた時代に、もう一度帰ろう。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.207
(5pt)

この時期に読めたことは幸せだった。

 高校生活最後の「歩行祭」―昼から夜中にかけて長距離を歩く大会のようなもの―を描いた作品ですが、時間の進行は24時間程度と短いものなのに幅広い読者に受け入れられているのは、高校生らしい感性を描く見事さと、柔らかい印象の背景描写のリアルさ、また、作中の人間関係に潜む伏線の緊張感によるものであると私は思います。
 高校生らしい若さあふれる、かといってもう子どもではない微妙な感性を、絶妙に違和感なく表現していることは、高校生を主人公―作中は様々な主観が入り混じりながら進行していきますが、それでも混乱することなく読めました―にした物語に必要な条件であると言え、本書がそれを満たしていることは間違いありません。
 背景描写にも目をみはるものがありました。例えば、物語に暗いイメージを付随させずに、物語の主要な時間帯である夜や闇を表現していることは、作者のうまさであるといえます。背景描写と言いますが、私は特にそのような「光」の表現が巧いと感じました。
 複雑な人間関係も、多くの人物が登場する中で、素晴らしく巧く表現していたと思います。混乱することも、期待感やドキドキ感が枯渇することもありませんでした。
 初めて読んだ恩田氏の作品でしたが、この卒業の時期に読めたことは私にとって幸せなことでした。ぜひとも、若い方々に一読をおすすめする一作です。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.206
(4pt)

夜のピクニック

導入部。クドイ。
人物の説明が続いて頭の整理が追いつかない。
誰が誰でどういう人物?
そんな全般を読み終えるとすぐに物語に引き込まれた。
融と貴子の心の葛藤を描く一夜の出来事。
中盤から後半へかけてはテンポよく進み読みやすく、
早く次の展開が知りたいという欲求に駆られる。
読んで損はない。
本屋大賞をとった他の小説も読みたくなりました。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.205
(3pt)

ファンタジーです。

高校生の歩行祭という誰にでもありそうな状況を描いています。
一夜のできごとにからめて、高校生生活をふりかったりしながら
話が肉付けされています。
中盤までは、リアリティを持って読むことができるのですが
終盤になるとファンタジー的な要素が強くなって
リアルさがうすれていきます。
爽やかな内容なので、読後感自体はよかったです。
ただ私としては、最後までリアルに展開して欲しかったです。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.204
(4pt)

健全な高校生活

高校生が読んだら、面白味があるのかわかりませんが、20代後半の私からみたら、良かったと思います。
1つの高校行事であれだけ、いろんな視点をもつ登場人物達が書けるのは、すごい。
そうそう、こういう子もいたよねって、共感したり。
忍が与えられた時にその本を読んでいればよかった。ような事を言っているシーンは、心に残りました。その時分で、読むのと年齢があがってから読むのでは、心の残り方が違うはずだと。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.203
(2pt)

ただのいい話。それ以上でもそれ以下でもない。

非常に読みやすい文体、後読感も悪くない。
なのになぜでしょう、心に染み渡るような文章を見つけることが出来ませんでした。
読むペースが早すぎたからかな?
「青春」っていう言葉の上澄みをすくい取った爽やかな話です。
それが好きな人の心の琴線に触れる事はあるでしょう。
これは決して、皮肉ではないです。
でもそうでない人には、「うん、いい話だったね。で?」という程度の感想しか持てないかもしれません。
ちなみに僕は、後者でした(笑)。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.202
(4pt)

憧れの風景

恩田陸先生の作品はいくつか読ませていただきましたが、
わたしはこの作品が一番好きです。
高校生活のビックイベントである『歩行祭』。
ただ目的地に向かって歩くだけなのに、その一瞬すべてが愛おしいと感じさせてくれました。
友達との他愛のない会話、盛り上がるランチタイム。そして、流れゆく風景。
あたりまえのことなのに、
そのとき、その瞬間にしか存在しないのだと思うと、どこかせつなくなります。
青春という言葉とはまったく無縁だったわたしの高校時代。
もう一度、あの頃に戻って青春をしたくなりました。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.201
(3pt)

順弥の登場に違和感

高校生の目線で書かれた一夜の出来事。あらすじは秀逸。
しかしどうしても引っかかりがあるのが、プロットの肝ともいえる、主人公・甲田貴子の親友・杏奈の弟である順弥の登場の仕方。
物語への入り方が強引で、違和感がある。
こんな行動がありうるのか。
物語を美しくさせるための道具立てのようなあざとさを感じ、心理的な部分で共感するものがなかった。
そこばかりが気になって、思ったほどのめりこむことが出来なかった。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.200
(4pt)

面白くまた感動の多い青春小説

 伝統のある高校では、昔ながらの行事がありますが、この小説の舞台となっている 高校では毎年の大きなイベントとして 一昼夜通して80KM歩き続ける 「歩行際」が催される。
 この歩行際では、友人たちと共に歩きながら、普段なかなか言えない悩みなどをいいあったりする。
主人公の甲田貴子もそうだ。3年間の高校生活でいえなかったことを、この歩行際で言うと決めて望む。たいへん、面白くまた感動の多い青春小説でした。
 学生が一昼夜かけて歩く様子、また夜の暗闇、朝の清清しさなどもが目に浮んでくるようでした。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.199
(2pt)

これは恩田陸じゃなくても書ける。

「ブレイブストーリー」と被っているのは気のせいなのかッ・・・
「少年、少女の抱える問題とその解決」を描く作品群を青春群像劇と呼ぶ。
しかし、この作品は
「キャラの揺らぎがなくて、こいつはこういう性格だ」っていう理念で成り立つ
物語構造を持っているので置いてけぼりにされた。
青春群像劇ならば、人間性の成長が主観になって
それと感情移入によって読者を満足させるべきだと思うんだけど
そういった色が・・・微妙すぎる。
人間って、そんな綺麗な存在じゃないよ。
ハッピーエンドってそういうことじゃないでしょう。
恩田陸はもっと捻じ曲がった面白い本が書けるんだから
ちょっと期待はずれでした。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.198
(4pt)

夜のピクニック

 高校生活最大の行事、夜通し80キロの道のりをひたすら歩く『歩行祭』 この歩行祭に貴子はある誓いを抱いてのぞんでいた。(内容はここではふせておきます。) 意外と簡単に目標を達成してしまったので、少し拍子抜けしてしまいましたが、彼らの周りの友人たちが素晴らしい仲間ばかりで、この仲間たちがいたからこそ、貴子の誓いが叶うことができたんだと思いました。 高校生のころに戻りたくなりました。また青春したいな〜・・・。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.197
(3pt)

私は今現在高校生です。はっきり言って学校生活に対して全く満足していない人(自分)が読むとこんなことあるかよみたいな違和感を感じる部分が多々あると思います。でも、読んでいて学ぶことが出来る部分も結構ありました。学校に対して良い思いでのある大人の人が読むのには向いていると思います。高校生活を思い出しながら読むみたいな感じですかね。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.196
(5pt)

うまい

高校生のころの、懐かしい感覚が綴られた小説です。
「言葉にできない、あの感覚」を見事に描いています。
大人になれば次第に忘れてしまうのに、それを大人になってから
うまく表現している恩田さんはやはり魔術師だと思いました。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.195
(4pt)

まあまあよかったと思う

 さすがは“ノスタルジアの魔術師”と呼ばれるだけありますね。青春のときにしか味わえない、誰でも経験したことがある「あの気持ち」が見事に描かれていて、どこか懐かしいものを感じました。それと、キャラクターも魅力的ですね。
 最後はもう少し感動させてほしかったな。それと、ひとつの学年にこんなにたくさん美男美女いましたっけ^^。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.194
(5pt)

夜のピクニックを読んで

うちの学校も40キロですが同じような行事を行っているので、長い道のりを歩いたあと朝早くに友達と歩ききった感動は本当によく分かりました。
うちの学校も自由歩行があればいいのですが・・・(ずっと集団歩行なんです・・・)
誰もが楽しめる作品だと思います。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.193
(4pt)

読み応えはあると思います

映画化したらしいと聞いて読みました。
歩行祭自体には感情輸入が出来ず、正直そこまで疲れるかな?って思ってましたけど。
貴子のキャラクターが良い。なんか高校生らしく、だけど他人とは違う環境にいるっていう事情がよくわかるというか。
後半での美和子からのカミングアウトのときは特に思った。
融のほうも良かった。
自分もこういう立場になったら向こう側を恨んでしまうのかなとか。
まぁ融は最後に自分の本当の気持ちに気づくわけですけど。
貴子が賭けに勝ったらしようと思っていたことが書かれる後半は本当に面白いです。
ページもそれなりにあるけど、読みやすいし終わったときには充実した感じにはなると思います。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.192
(5pt)

良い小説を読めた、と素直に感じました

文庫になるのを待って、今回初めて読みました。
冷静に振り返ると、構成・文体・人物配置などおそろしく計算されているのを感じますが、読後感を一言であらわすと、「うまい。」ではなく素直に「良い小説を読んだなあ。」というのが感想です。
言葉が良い意味でものすごく平易で、それが高校三年生たちの心理描写のリアルさに貢献しています。新しいことに気づいたり、感動したり、おびえたりといった心の言葉の一つ一つが難しすぎず、簡単すぎず・・・、それが徹底されているために、(私も中年といってよい年代の人間ですが)自然と青春期の心理に同調することができました。「誰でも青春時代に戻れる」という感じの宣伝文句をどこかで見た気がしますが、それがウソではない作りになっています。
主人公、特に女性(貴子)のキャラクターがとても良いですね。深刻な問題を抱えているはずなのに、彼女の性格をのんびり屋さんとして描いているから、物語に暗さが出てこない。彼女に比べると見劣りするなあ・・・と読みながら感じていた男性主人公(融)のほうも、最後のほうにはすごく感情移入できる人物になっている。彼らを取り巻くみんながみんな、とても友人思いであるのが、愛らしくて素敵です。
未読の人のために具体的なことは書かないでおこうと思いますが(それがもどかしい!)、お薦めできる一冊だと思います。読むのに時間もかかりませんし。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.191
(3pt)

中年には”こそばゆい”小説

あの名作「博士の愛した数式」も受賞した本屋大賞受賞作ということで、目一杯期待していたせいでしょうか。ちょっと拍子抜けというのが正直な感想です。投票者は若い女の子が多かったのでしょうか。
自分がもう少し若ければもっと傾倒できるんでしょうが、私のような中年男性には、ちょっとこそばゆく感じられます。それにしても恩田さん、私と大して変わらない年齢なのに、高校生の淡い恋心を上手に描写してます。久しぶりにほのぼのとした青春を味わうことができました。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.190
(4pt)

小さなリアルを拾って歩く

恩田さんの作品ははじめて読みました。
ホレタハレタばかりでなくって割には露骨な下ネタがないのかな。夜の仮眠所のあたりで。
夏休みの解放感とは不可分な関係にあると思うんで。まあ色々疲れててそれどころじゃないのかもしれませんが。けっこうドロッとしたストーリーですが、どこか清潔なのはそういうあたりの配慮も関係しているんではないかと思いました。
「この時期に生理のある子は云々」という件はリアリティがあってよかったと思います。これに限らず微妙なリアリティをうまく拾っています。感情のニュアンスの入れ方も巧いです。
大人数が出て来る作品に於ける、登場人物をどれくらいどのように視点を当てるかという面に関しては非常に巧いと思いました。
そういう巧さがこの作品の、非常に小さいけれど確固とした世界をつくっている感じがします。どこか清潔なのはこの人の持ち分なのかもしれません。
作品内で完結してなくても良かったので、色々な登場人物の意味のあったりなかったりする雑談を入れるべきだと思いました。そうすると作品にもっと厚みがでるかと(これは作品に雑味を出してフォーカスを狂わせる要因にもなるので難しいか)。ただ、主人公たちの微妙な鞘当をもう少し長い物語として読みたいなという気はしました。
色々言ってますが面白かったです。一気に読んじゃいました。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175