球形の季節

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評判

球形の季節の評価:

3.71/5点 レビュー 49件。 C ランク

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平均点3.71pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全100件 61〜80 4/5ページ
No.40
(4pt)

ワクワクぞくぞくしながら読めるのだが・・・

「六番目の小夜子」の次に発表された、恩田陸の初期の作品。高校生の間でいつの間にか広がった不思議な噂を発端に、東北の小さな地方都市の平凡な日常が少しずつ「なにか」によって浸食されていく。その謎を解明するために調査に乗り出す地歴研の高校生達。
金平糖をばら撒くおまじないや、宇宙人襲来の予言など、誰もが少年・少女時代に経験していそうな素朴な遊びを、背筋が寒くなるようなホラー風作品の材料に変えることができるのは、恩田陸の大きな魅力だと思います。爽やかな高校生男女の何気ない日常生活、土地の原型ともいえる不思議な空間に出入りできる特殊能力者の存在、閉鎖的空間で起こる神隠し現象、・・・などなど、初期作品ながらその内容は濃く、恩田さん好みのエッセンスがこれでもかという位詰まっています。後年に発表された、「月の裏側」、「光の帝国」、「夜のピクニック」、「ネクロポリス」などの作品を読んだ後読み返してみれば、この「球形の季節」が「六番目の小夜子」と共に、恩田陸の原点的作品だということが分かるでしょう。
ただ、色々なエッセンスを詰め込みすぎたせいか消化不良感も否めず、一連の事件が重大な転換点を迎えようとするところで物語が終了してしまうのがなんとも残念。私にとっては恩田さんの作品の中で、一番「もっと読んでいたかったのにどうして?」と感じさせられた作品です。
球形の季節 Amazon書評・レビュー: 球形の季節より
4103971010
No.39
(4pt)

ワクワクぞくぞくしながら読めるのだが・・・

「六番目の小夜子」の次に発表された、恩田陸の初期の作品。高校生の間でいつの間にか広がった不思議な噂を発端に、東北の小さな地方都市の平凡な日常が少しずつ「なにか」によって浸食されていく。その謎を解明するために調査に乗り出す地歴研の高校生達。
金平糖をばら撒くおまじないや、宇宙人襲来の予言など、誰もが少年・少女時代に経験していそうな素朴な遊びを、背筋が寒くなるようなホラー風作品の材料に変えることができるのは、恩田陸の大きな魅力だと思います。爽やかな高校生男女の何気ない日常生活、土地の原型ともいえる不思議な空間に出入りできる特殊能力者の存在、閉鎖的空間で起こる神隠し現象、・・・などなど、初期作品ながらその内容は濃く、恩田さん好みのエッセンスがこれでもかという位詰まっています。後年に発表された、「月の裏側」、「光の帝国」、「夜のピクニック」、「ネクロポリス」などの作品を読んだ後読み返してみれば、この「球形の季節」が「六番目の小夜子」と共に、恩田陸の原点的作品だということが分かるでしょう。
ただ、色々なエッセンスを詰め込みすぎたせいか消化不良感も否めず、一連の事件が重大な転換点を迎えようとするところで物語が終了してしまうのがなんとも残念。私にとっては恩田さんの作品の中で、一番「もっと読んでいたかったのにどうして?」と感じさせられた作品です。
球形の季節 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 球形の季節 (新潮文庫)より
4101234124
No.38
(3pt)

土地の持つ不思議

東北のとある町「谷津」に、ある時都市伝説まがいの奇妙な噂が流れた。
”5月17日”に”如月山”で”エンドウさん”がひどい目に遭う。
如月山に集まるように建てられた4つの高校の合同クラブ「谷津地理歴史文化研究会」の弘範は
この噂の出所を追跡調査する事を思い立つ。 
4校で大々的にアンケートを実施し、その噂の元を究明しようとするが
当日、噂の通りに遠藤志穂という生徒が行方不明になった事から事件は思わぬ方向へ・・・。
 
なんとなく思っていたのとは違うほうへ展開していってしまった。
人為的なミステリーではなく「谷津」という土地柄の持つ不思議というか
それはそれでいいんだけど、最後は「えっ? これでおわり?」って感じ。
球形の季節 Amazon書評・レビュー: 球形の季節より
4103971010
No.37
(3pt)

土地の持つ不思議

東北のとある町「谷津」に、ある時都市伝説まがいの奇妙な噂が流れた。
”5月17日”に”如月山”で”エンドウさん”がひどい目に遭う。
如月山に集まるように建てられた4つの高校の合同クラブ「谷津地理歴史文化研究会」の弘範は
この噂の出所を追跡調査する事を思い立つ。 
4校で大々的にアンケートを実施し、その噂の元を究明しようとするが
当日、噂の通りに遠藤志穂という生徒が行方不明になった事から事件は思わぬ方向へ・・・。
 
なんとなく思っていたのとは違うほうへ展開していってしまった。
人為的なミステリーではなく「谷津」という土地柄の持つ不思議というか
それはそれでいいんだけど、最後は「えっ? これでおわり?」って感じ。
球形の季節 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 球形の季節 (新潮文庫)より
4101234124
No.36
(2pt)

中途半端なミステリー作品

サヨコやピクニック程恋愛も描かれず、ミステリーとしてもサヨコよりも見劣りする作品。
球形の季節 Amazon書評・レビュー: 球形の季節より
4103971010
No.35
(2pt)

中途半端なミステリー作品

サヨコやピクニック程恋愛も描かれず、ミステリーとしてもサヨコよりも見劣りする作品。
球形の季節 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 球形の季節 (新潮文庫)より
4101234124
No.34
(3pt)

ちょっとね・・・

恩田さんの学園モノは、独特の世界がありますね。「5月17日に如月山でエンドウさんが宇宙人にさらわれる」という不思議な噂の真相を探る為に「地歴研」のメンバーは動き始めたのだが… 噂とか、おまじないとか、心をくすぐられるようなキーワードが多く、恐いエピソードも織り交ぜられていて、途中までは面白く読めたのですが。 最後の方がちょっと話の流れがわからずにややテンションさがりぎみで、結局どうなの?とつい言いたくなってしまい、すっきりしなかった
球形の季節 Amazon書評・レビュー: 球形の季節より
4103971010
No.33
(3pt)

ちょっとね・・・

恩田さんの学園モノは、独特の世界がありますね。「5月17日に如月山でエンドウさんが宇宙人にさらわれる」という不思議な噂の真相を探る為に「地歴研」のメンバーは動き始めたのだが… 噂とか、おまじないとか、心をくすぐられるようなキーワードが多く、恐いエピソードも織り交ぜられていて、途中までは面白く読めたのですが。 最後の方がちょっと話の流れがわからずにややテンションさがりぎみで、結局どうなの?とつい言いたくなってしまい、すっきりしなかった
球形の季節 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 球形の季節 (新潮文庫)より
4101234124
No.32
(4pt)

一番恐いのは、人間だ。

前半は楽しい学園生活の中の1コマともいえる出来事が描かれているだけだったのに、後半はページをめくる度に背筋がゾクゾクと寒くなりました。それまで心地よかった部屋の冷房を途中で止めてしまったくらい。人の弱さや醜さ、危うさや狡いところ。いろんなものがこの話から読み取れました。本当に恐いのは、霊でもなくモンスターでもなく、宇宙人でもなく、今隣りにいるその人なのかもしれない…。恩田先生の作品は、これまで20作程読ませていただきましたが、ある意味ここまで人間に対する恐怖を味あわせて頂いた作品はありませんでした。
球形の季節 Amazon書評・レビュー: 球形の季節より
4103971010
No.31
(4pt)

一番恐いのは、人間だ。

前半は楽しい学園生活の中の1コマともいえる出来事が描かれているだけだったのに、後半はページをめくる度に背筋がゾクゾクと寒くなりました。それまで心地よかった部屋の冷房を途中で止めてしまったくらい。人の弱さや醜さ、危うさや狡いところ。いろんなものがこの話から読み取れました。本当に恐いのは、霊でもなくモンスターでもなく、宇宙人でもなく、今隣りにいるその人なのかもしれない…。恩田先生の作品は、これまで20作程読ませていただきましたが、ある意味ここまで人間に対する恐怖を味あわせて頂いた作品はありませんでした。
球形の季節 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 球形の季節 (新潮文庫)より
4101234124
No.30
(4pt)

いかにも、恩田陸らしい

 いかにも、現実的。学校という組織の中で生きて、変わらない日常を送る。何かを期待しても、何が変わるというわけでもない。ただ淡々と過ぎていく。その中で、一つの行事のようなものとして何かがあれば楽しさになる。その、逆というわけか。 2つの男子校と2つの女子校が並ぶ東北の田舎町、谷津。その4校の生徒が集結して谷津を探る「地歴研」のメンバーが、ある噂を探り始める。そして予告されたように、その噂は実行され一人の女生徒が失踪した。 恩田陸らしさ、が出ている。じっくりじんわりと自分のペースに持って行くというのは変わらない。それほど特異な設定でもないのに、ゾクゾクするような展開が続いていく。テンポは速くないのに先が気になって仕方ない。 淡々すぎるのかどうだか分からないが、要となるポイントというものはない。だからといってストーリーの構成がダラダラしているわけではない。多数いる登場人物のそれぞれの存在は色濃く見えてこないしこれと言った主人公というものも存在しない。それは『六番目の小夜子』も同じかもしれない。ただ、噂にかき回されて行く様が恐くて、空虚感も煽る。 元々退屈すぎるから噂というものもあるんだろう。何か面白いことを求めたら、何か考えることで人はいくらでもその流れについていける。何かがないと日常はつまらないし、何かが合ってこそ日常は存在するということか。所詮流行りなんてその時限りだというのに、それでも熱中してしまうという心理は、退屈さをそのままに表しているんじゃないか。それが、本書の核心だろうか。 恩田陸が谷津という場所を個としてその中身を広げている。恐くても、それは日常が退屈すぎるから余計恐く見えるのかも知れない。一つの出来事が、それだけでは片づけられないようなどこか別の場所の力を感じてしまう、非常に不思議な要素を持った小説ではある。ただ「地歴研」の存在にしてしまうだけでなく、設定の妙が上手に出ている。だからこそ、読者も退屈しない。飽きずに読み通すことが出来るのか。 結論をやや濁して綺麗にまとめたラストが好きだ。ただやはり登場人物が多すぎて絡み合ってくるのは分かるんだが曖昧にしか分からなくなっているのは残念。ミステリーというよりは、せっかくページを多く割いている心理をじっくり読んでいけば、恩田陸の意図が見えてくるだろうか。
球形の季節 Amazon書評・レビュー: 球形の季節より
4103971010
No.29
(4pt)

いかにも、恩田陸らしい

 いかにも、現実的。学校という組織の中で生きて、変わらない日常を送る。何かを期待しても、何が変わるというわけでもない。ただ淡々と過ぎていく。その中で、一つの行事のようなものとして何かがあれば楽しさになる。その、逆というわけか。 2つの男子校と2つの女子校が並ぶ東北の田舎町、谷津。その4校の生徒が集結して谷津を探る「地歴研」のメンバーが、ある噂を探り始める。そして予告されたように、その噂は実行され一人の女生徒が失踪した。 恩田陸らしさ、が出ている。じっくりじんわりと自分のペースに持って行くというのは変わらない。それほど特異な設定でもないのに、ゾクゾクするような展開が続いていく。テンポは速くないのに先が気になって仕方ない。 淡々すぎるのかどうだか分からないが、要となるポイントというものはない。だからといってストーリーの構成がダラダラしているわけではない。多数いる登場人物のそれぞれの存在は色濃く見えてこないしこれと言った主人公というものも存在しない。それは『六番目の小夜子』も同じかもしれない。ただ、噂にかき回されて行く様が恐くて、空虚感も煽る。 元々退屈すぎるから噂というものもあるんだろう。何か面白いことを求めたら、何か考えることで人はいくらでもその流れについていける。何かがないと日常はつまらないし、何かが合ってこそ日常は存在するということか。所詮流行りなんてその時限りだというのに、それでも熱中してしまうという心理は、退屈さをそのままに表しているんじゃないか。それが、本書の核心だろうか。 恩田陸が谷津という場所を個としてその中身を広げている。恐くても、それは日常が退屈すぎるから余計恐く見えるのかも知れない。一つの出来事が、それだけでは片づけられないようなどこか別の場所の力を感じてしまう、非常に不思議な要素を持った小説ではある。ただ「地歴研」の存在にしてしまうだけでなく、設定の妙が上手に出ている。だからこそ、読者も退屈しない。飽きずに読み通すことが出来るのか。 結論をやや濁して綺麗にまとめたラストが好きだ。ただやはり登場人物が多すぎて絡み合ってくるのは分かるんだが曖昧にしか分からなくなっているのは残念。ミステリーというよりは、せっかくページを多く割いている心理をじっくり読んでいけば、恩田陸の意図が見えてくるだろうか。
球形の季節 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 球形の季節 (新潮文庫)より
4101234124
No.28
(3pt)

ちょっとしっくりこなかった・・・

読む者の心の中にすっと入って来るような恐怖を覚える。しかし、読んでいてどこかしっくり来ないと感じるのは私だけだろうか?結局どうなの?読んだあと、そんな言葉をつい言いたくなってしまった。現実とそうでないものの間をつなぐ少年の心のひだも、よく見えてこないように感じた。
球形の季節 Amazon書評・レビュー: 球形の季節より
4103971010
No.27
(3pt)

ちょっとしっくりこなかった・・・

読む者の心の中にすっと入って来るような恐怖を覚える。しかし、読んでいてどこかしっくり来ないと感じるのは私だけだろうか?結局どうなの?読んだあと、そんな言葉をつい言いたくなってしまった。現実とそうでないものの間をつなぐ少年の心のひだも、よく見えてこないように感じた。
球形の季節 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 球形の季節 (新潮文庫)より
4101234124
No.26
(5pt)

なつかしい感じのする話

懐かしい感じのするお話で、地方の街の様子が浮かんでくる。なにかあるときって、読んでいても、違和感を感じないで、すんなり読めました。楽しく読めるいい本だと思います。東北の旅でもしてみようかなと思ってしまいました。モデルの街はどこなんでしょうかね?
球形の季節 Amazon書評・レビュー: 球形の季節より
4103971010
No.25
(5pt)

なつかしい感じのする話

懐かしい感じのするお話で、地方の街の様子が浮かんでくる。なにかあるときって、読んでいても、違和感を感じないで、すんなり読めました。楽しく読めるいい本だと思います。東北の旅でもしてみようかなと思ってしまいました。モデルの街はどこなんでしょうかね?
球形の季節 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 球形の季節 (新潮文庫)より
4101234124
No.24
(2pt)

眠る町の記憶

物語が前半と後半で違う方向を向いている気がします。前半の謎のカリスマ転校生を軸にしてゆくのか、後半の眠れる町の記憶世界を軸にしてゆくのか、はっきり絞った方が面白い物語になったんじゃないでしょうか。どちらも面白そうなだけに、(実際面白かった)どちらも中度半端に終った気がして残念です。
球形の季節 Amazon書評・レビュー: 球形の季節より
4103971010
No.23
(2pt)

眠る町の記憶

物語が前半と後半で違う方向を向いている気がします。前半の謎のカリスマ転校生を軸にしてゆくのか、後半の眠れる町の記憶世界を軸にしてゆくのか、はっきり絞った方が面白い物語になったんじゃないでしょうか。どちらも面白そうなだけに、(実際面白かった)どちらも中度半端に終った気がして残念です。
球形の季節 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 球形の季節 (新潮文庫)より
4101234124
No.22
(4pt)

登場人物が読ませます

東北地方の中核都市が舞台。そこの4つの高校で、奇妙なうわさが広まる。その噂どおり、姿を消す少女。彼女は、どこに。そして、この噂の発信源は、を高校生達が追いかけます。続いて流れる次の噂、そして現われたものは、高校生たちの運命は・・。ホラーともミステリーとも読めて楽しめる1冊です。筋も、噂を追いかけていく様子、そして謎や不思議と興味深いこと満載で、引き込まれるものでした。が、それ以上に、登場する高校生たち、霊感の強い女の子、地に足が着いた女の子、不思議な男の子、の多彩な考え方が、面白さの中核をなしているような本でした。あの頃、自分は何を見て、何を考えていたのだろう?と昔を懐かしめる1冊でもありました。
球形の季節 Amazon書評・レビュー: 球形の季節より
4103971010
No.21
(4pt)

登場人物が読ませます

東北地方の中核都市が舞台。そこの4つの高校で、奇妙なうわさが広まる。その噂どおり、姿を消す少女。彼女は、どこに。そして、この噂の発信源は、を高校生達が追いかけます。続いて流れる次の噂、そして現われたものは、高校生たちの運命は・・。ホラーともミステリーとも読めて楽しめる1冊です。筋も、噂を追いかけていく様子、そして謎や不思議と興味深いこと満載で、引き込まれるものでした。が、それ以上に、登場する高校生たち、霊感の強い女の子、地に足が着いた女の子、不思議な男の子、の多彩な考え方が、面白さの中核をなしているような本でした。あの頃、自分は何を見て、何を考えていたのだろう?と昔を懐かしめる1冊でもありました。
球形の季節 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 球形の季節 (新潮文庫)より
4101234124