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イニシエーション・ラブ
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イニシエーション・ラブの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全367件 201~220 11/19ページ
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テレビで見て購入して、最後の2行をみたときは「え?」てなりました! これからもう一回読みます^ - ^ | ||||
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普通の恋愛小説として読むと何とも言えないイライラが発生します。 その原因はパズルのピースとしての不自然さが意識下、無意識化を問わず読む側にストレスを感じさせるからです。 違和感として。 目次のA-side、B-sideの意味、各章のタイトルになっている曲の歌詞を思い出しながら読むと面白いです。 裏表紙に「必ず二度読む」と書かれていますが、本格的に楽しもうと思ったら二度読むどころではありません。普通に読み終えた瞬間に「さぁゲームのスタートです」と告げられたようなもので、そこから非常によく練られたパズルが始まるのです。 ですので、この小説は恋愛小説ではありません。「推理小説」です。考えさせされるという点では「私が彼を殺した」「どちらかが彼女を殺した」に勝るとも劣らないと思います。 殺人という特殊なシチュエーションを使わず日常の中で、推理のヒントとなるピースを散りばめているので、表向きの物語はやや陳腐ではありますが、ピースが集まって浮かびあがる絵と、それを理解したうえで再読する数々の場面は初めて読んだ時に頭に思い描いた風景とは大きく異なり非常にワクワクさせられます。 そして何より一番ワクワクさせられるのは、緻密に計算されたその整合性であり、一見シンプルなその物語と謎の奥深さです。 それは例えば平屋だと思った建物が実は三階建てでした―と思わせて、実は地下は十階建てだったみたいな感じです。 その謎に関してはネットでかなり解析されており素晴らしいサイトもあるのですが、ここはぜひそんな事前情報無しで読んでみてほしいです。そのうえで自分の力でとことん調べ、作者の散りばめたピースの巧みさ、それを発見し理解を深めたときの昂揚感をぜひ体感してほしいと思います。私自身、エクセルで年表を作りその年表に合わせて登場人物の発言や行動、仕草を吟味し、年表そのものの誤りを修正しながら、自分が勝手に思い込んでいた事が如何に底が浅かったかを知りって非常にワクワクしました。 名前ひとつで世界が変わるという点では、かの名作「ハサミ男」に通じますが、そのトリックという点では「模倣の殺意」的ともいえます。他にも例はあるでしょうがトリックそのものはあまり重要ではありません。よく知っている料理なのに、丁寧に作って盛り付け方を変えるだけでこれだけ美味しくなるのか―と驚かされたのがこの作品です。 クロスワードパズルなどが好きな方にはかなりお勧め出来る作品だと思います。 | ||||
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普通の恋愛小説として読むと何とも言えないイライラが発生します。 その原因はパズルのピースとしての不自然さが意識下、無意識化を問わず読む側にストレスを感じさせるからです。 違和感として。 目次のA-side、B-sideの意味、各章のタイトルになっている曲の歌詞を思い出しながら読むと面白いです。 裏表紙に「必ず二度読む」と書かれていますが、本格的に楽しもうと思ったら二度読むどころではありません。普通に読み終えた瞬間に「さぁゲームのスタートです」と告げられたようなもので、そこから非常によく練られたパズルが始まるのです。 ですので、この小説は恋愛小説ではありません。「推理小説」です。考えさせされるという点では「私が彼を殺した」「どちらかが彼女を殺した」に勝るとも劣らないと思います。 殺人という特殊なシチュエーションを使わず日常の中で、推理のヒントとなるピースを散りばめているので、表向きの物語はやや陳腐ではありますが、ピースが集まって浮かびあがる絵と、それを理解したうえで再読する数々の場面は初めて読んだ時に頭に思い描いた風景とは大きく異なり非常にワクワクさせられます。 そして何より一番ワクワクさせられるのは、緻密に計算されたその整合性であり、一見シンプルなその物語と謎の奥深さです。 それは例えば平屋だと思った建物が実は三階建てでした―と思わせて、実は地下は十階建てだったみたいな感じです。 その謎に関してはネットでかなり解析されており素晴らしいサイトもあるのですが、ここはぜひそんな事前情報無しで読んでみてほしいです。そのうえで自分の力でとことん調べ、作者の散りばめたピースの巧みさ、それを発見し理解を深めたときの昂揚感をぜひ体感してほしいと思います。私自身、エクセルで年表を作りその年表に合わせて登場人物の発言や行動、仕草を吟味し、年表そのものの誤りを修正しながら、自分が勝手に思い込んでいた事が如何に底が浅かったかを知りって非常にワクワクしました。 名前ひとつで世界が変わるという点では、かの名作「ハサミ男」に通じますが、そのトリックという点では「模倣の殺意」的ともいえます。他にも例はあるでしょうがトリックそのものはあまり重要ではありません。よく知っている料理なのに、丁寧に作って盛り付け方を変えるだけでこれだけ美味しくなるのか―と驚かされたのがこの作品です。 クロスワードパズルなどが好きな方にはかなりお勧め出来る作品だと思います。 | ||||
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昔からある手法などと否定的なことを言う人もいますが、 犯人探しや、トリックを暴く類の小説ではないので、 作者がちりばめた伏線探しを楽しみましょう。 読みやすくて初心者はお勧めです。 | ||||
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いったいどこに仕掛けがあるんだろうと虎視眈々とした気持で読み進んだが、最後になってやられました。 | ||||
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個人的には最高だった。この作品は一発系の内容なので賛否両論あるのも理解できる | ||||
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「どんでん返し」「かならず2度読みたくなる」というコピーの本作。 個人的には、本当にすごい、面白い、と思ったのですが、レビューを見ると賛否が割れています。 そこで、なぜ意見がこうも分かれるのか考えてみました。 レビュアーの主張を大きく分けると、 評価の高い方:「(A)気持ちよくだまされた」「(B)伏線・ミスリードを探すのが楽しい」 評価の低い方:「(C)ストーリーがつまらない」「(D)トリックが予想できた」 というかんじに分けることができそうです。 (A)の方が面白いと思えるのはもっともですね。 ミステリは、作家にだまされた、というのも醍醐味の一つですから。 (B)の方は、途中でなんとなくトリックに気づいたけど、楽しめた、というタイプですね。 僕もこれでした。後半で「あれ?」と疑問に思ったのが5カ所くらいあり、前半との比較でトリックを確信。 ただ、著者が仕込んだ伏線は5カ所どころではなく、30カ所くらいはあるのので、2回目に読む時に「なるほど」と唸らされます。 1回目は「見破ってやるぞ」という気持ちで読み、結果「見破ったぞ」と満足したのですが、 2回目は最初気づけなかった伏線だらけで、「やられた」と感服し、良い読後感が残りました。 (D)の方は、トリックに気づけた点では(B)と同じですが、感想は真逆です。 この違いは、「2回目に読む」という行為をじっくり行ったか、が原因だと思われます。 言い方を変えれば、「トリックを見破れるか、見破れないか」という点だけを楽しみに読む感覚の人は、1度目を読んだだけで満足してしまい(もしくは不満を抱いてしまい)、(B)のような体験まで行かないのだと思われます。 「どのくらい濃いトリックなのか」「トリックに矛盾はないのか」を隅々まで確かめたくなる几帳面な人は、2度目を注意深く読み、楽しめるのでしょう。 自分がどちらのタイプか考えてみることをお勧めします。 思い当たる方は、あえて避けることで、あなたの時間を無駄にしないですむでしょう。 (C)の方は、「トリックにこだわるあまり、話が退屈、ありきたりだ」というタイプです。 登場人物に感情移入して小説を楽しむ方や、ストーリー自体に急展開やスリル、カタルシスを求める方は読まない方が良いです。 そういう意味での「どんでん返し」ではありませんので。 というわけで、「いつも本をすみずみまで読む人」、「同じ本をたまに読み返す習慣がある人」、「ストーリーはあまり気にしていない人」、「登場人物に魅力を感じなくても楽しめる人」、などにオススメなんじゃないでしょうか。 あまりまとめになっていませんが、本書を読む前の参考ということで。 | ||||
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ストーリーとして十分面白いと思います。どこにでもある恋愛の話ではありますが、リアルで生き生きとしてすれッシュでした。でも、最後の最後まで謎が仕掛けられていて、作者と読者の間で遊べる不思議な感覚の本です☆ | ||||
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私は推理小説が好きなくせに、ろくすっぽ推理というものをしません(たまに、考えながら読むんですが、当たったためしが殆どない)。それで、この話も普通に読んでいました。「最後の2行」でどう変貌するのか、と思いながら読み進めました。で、読み終わりました(一晩(3時間くらい)で読みました)。…「ええええええっ」なるほど、確かに全く違う物語になりました。 こういう邪悪な話は大好きです。となると、私の心も、乾先生の作風みたいに、歪んでいるのかも? | ||||
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★ネタばれするので要注意★ 純粋にこれは恋愛小説だよ、と勧められて読むことを おススメします。 それ以上の知識や前置きは一切不要で、 疑いもせずに読んでみてください。 何となく違和感のある初体験 女性ならピンと来る人もいるのでは? 私は何となく初見で繭子の行動が怪しいと思ってしまいました。 とにかく淡い思い出を大切にという男性的な目線を かき捨て、再読すると 女性って怖い!と思わせてくれます。 | ||||
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本当に先に最後の二行は読んじゃダメです。 ただの恋愛小説じゃない! 読んでよかったです。 | ||||
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読み進めるうちに募っていく小さな違和感が、最後の二行出なるほどねーっという納得に変わります。 マユのようなことはできないにしても、女の子には多かれ少なかれそういうところ、あるんじゃないでしょうか。私には、ただ単に自分と切り離したストーリーとは思えなかったです。 ラストまでのラブストリーは平凡すぎてつまらないというご意見も多かったですが、私はそうは感じなかったです。 平凡だからこそリアルで、時代は違えど自分の学生時代の恋愛と重ね合わせてしまいました。 恋愛に絶対なんてない、ということを知るための恋愛。 美弥子のこの言葉をわかってしまえる自分が切なかったです。 | ||||
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某掲示板で面白い小説として紹介されていたので読みました。最後の二文読んでも、え?どういうこと?とトリックを理解しきれず気が早い私はネタバレ解説サイトを 見てそういうことだったのか!と驚きの連続でした。読んでいて感じた違和感もそういうことなのねと納得できます。 賛否両論あるようですが表面上はあえて陳腐な恋愛小説にしたのもトリックの巧妙さと綿密さの効果を最大限に引き出すためでしょう。解説サイトを見たとき、この小説の仕掛けの構成を思い付くこと事態が信じられなかったのでそれだけでも賞賛に値するのではないのでしょうか? 話がずれますがこの小説は感覚的に読むか論理的に読むかで感想が違うので読む人を選ぶとのことですが同じ賛否両論が分かれた映画コクリコ坂となんか似てるなぁと。自分は映画も小説も登場人物に感情移入するタイプなので非常に面白かったり感動できたのですがあの映画は感覚的に刺激を求めて見る人には魅力がない映画ですので…。 いろいろ駄文書きましたが結論として女ってしたたかで怖い! | ||||
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思わず2回読んでしまう驚きのトリックであると聞いて読みました。 たしかにすごく驚かされましたが欲を言うとこの小説を 「驚きのトリックが隠された小説」 としてではなく 「普通の恋愛小説」 として読んでもっと驚きたかったです。 最も普通の恋愛小説と言われたなら手に取ることは恐らくなかったでしょうが。 | ||||
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乾くるみさんはミステリ作家である、という事を忘れて、恋愛小説だと思って読んだ方が楽しめます。 2部構成になっているのですが、前半はニヤニヤ出来ますし、後半はドロドロっぷりに辟易出来ます。 そして、最後の種明かしでゾッと出来るという一粒で3度美味しい小説です。 | ||||
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乾くるみ作品、初です。 レビューや帯でひっかけをほのめかしてたの知ってて読んだけど 面白かった。 疑り深く読み進めようと思ってたけど ストーリーが幸せだったり辛かったりして読ませてくれます。 どんどん読めた。 他の本も読んでみます。 | ||||
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単純に恋愛小説として面白いです。 三角関係などの泥泥とした展開はなく、爽やかで小川のせせらぎのような物語。 オチに期待して、あれこれ推理して読んでいましたが、 そんなに期待するほどのモノではないです。 | ||||
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前半と後半の鈴木のキャラの違いに違和感を感じ、 時系列の齟齬にも?と思いながら最終章。 読中、鈴木が思うほどマユの印象がよくなかった訳も納得。 (マユ以上に石丸さんは好感度ゼロですが…) 何かしかけが…と身構えて読み進めたために、 途中でうっすらと気付いてしまい帯で煽るほどの驚きはなかったものの、 これはこれでありかな…と思います。 恋愛小説としてはお手軽なラブコメチックで、ちょっと読むのが辛い人もいるかもしれません。 あと蛇足ですが、蓬莱美由紀という登場人物の意味が、自分にはよくわかりませんでした。 | ||||
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私は好きです。チープな文章も楽しめるし、途中でネタバレしちゃっても、何だかスッと読めちゃいました。サイドA,Bの意味が分からなかったのですが、親に聞いて分かったら、面白くなりました。時代背景とかが分からないと、理解出来ないみたいですね~。 | ||||
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なかなか面白く、一気に読んでしまいました。 本自体も薄いので気軽に読めます。 | ||||
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