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(短編集)
タイム・マシン
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【この小説が収録されている参考書籍】
タイム・マシンの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.56pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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| 小学生の時に大好きだった絵本「時間よとまれ!」を探しましたが、廃版になっているので入手できず、原作が掲載されているこちらの商品を購入しました。短編集ですが、どの作品も楽しめました。 | ||||
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| ウェルズの『タイム・マシン』を2冊持っているのだけれど、1冊は岩波文庫で、もう1冊は角川文庫だ。「タイム・マシン」は短篇なので、岩波文庫には10篇、角川文庫には7篇収められている。収録作品で被っているのは、「タイム・マシン」の他は2作品である。ビアスの作品はあとにして、この2冊の短篇集『タイム・マシン』を先に読もうかなと思った。ビアスは後回しにしよう。きょうから寝るまえの読書は、カヴァーがかわいらしい、角川文庫の『タイム・マシン』にしようと思う。おもしろいかな。本棚に眠っていたもので読んだ記憶もないものだ。読んだはずだけど。 1作目は、「タイム・マシン」タイム・トラヴェラーが80万年後の世界に行くと、人類は美しいが知恵のないエロイ族と、機械的な知能を有するモーロック族の2種類に分かれていた。エロイ族は果物を主食にしていたが、モーロック族はエロイ族を食べていたのであった。物語のなかに出てくるエロイ族の少女のウィーナの消息が知りたいと思った。映画では、タイム・トラヴェラーはウィーナを助けに行くのだが、原作の小説では、火にくるまれた森で行方不明になるのであった。 2作目は、「盗まれた細菌」無政府主義者が細菌学者から盗んだ細菌をロンドンの水道に入れようとしたのだが、誤って細菌の入った試験管を壊してしまい、自暴自棄になって、壊れたガラス片に残っていた細菌を飲んだのだが、じつは細菌学者のもとから持ち去った細菌はたいした被害を被るわけではない細菌だということを細菌学者が妻に語って聞かせたのだった。 3作目は、「深海潜航」深海に潜った者が見た、人間に似た生き物たちと、彼らの都市の話が語られる。 4作目は、「新神経促進剤」飲むと思考や行動が何倍にもなる薬が発明された。発明者は、二百倍、九百倍、二千倍の薬を売ろうと思っている。物語のなかで、とくにおもしろかったのは、あまりに速く移動するので服が燃え出してしまったことである。ウェルズの発想が、よく考えこまれたものであることがわかるエピソードだった。 5作目は、「みにくい原始人」ネアンデルタール人と人類の祖先との戦いを想像して描いた短篇。なんとなく説得させられる。 6作目は、「奇跡を起こせた男」地球の自転をとめることができる男がいた。すると天変地異な出来事が起こったので、その男は、自分が奇跡を起こせるまえの状態に戻ることを望んだ。地球の自転はとまらなかったことになったし、天変地異なことも起こらなかったことになった。 さいごの7作目は、「くぐり戸」語り手が主人公の体験を語るという形の物語。主人公は5歳のときにくぐり戸をくぐって、楽しい思いをした。それから3度のチャンスがあったが、くぐり戸をくぐらず、さいごのときにくぐり戸を通って死んだという話だ。 | ||||
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| オルダス・ハクスリーが「知覚の扉」で言っていたウェルズの「壁の中の扉(壁についたドア)」を読みたくて購入。幼い頃の原体験に取り憑かれた非常に優秀な人物が、そのために身を滅ぼす(工事現場か何かのドアを開けて謝って転落死?)。「タイム・マシン」は説教くさい感じがするが、モーロックに追いかけられるなどの個々のシーンがとても迫力があるので読める。 | ||||
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| 表題作タイムマシンも面白いが個人的には最後のくぐり戸が一番面白かった 普段、小説を読み返したりしない自分が何度も読んだ思い出深い短編です | ||||
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| 短編集でした。やはり「タイム・マシン」が面白かったです。超遠い未来の話ですが、自分は近未来に行きたいと思います。一月後に行って、ロト6やロト7の当選番号を調べ、現代に戻ってくる・・・とかね^^ タイムマシン、欲しい!! | ||||
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| 「時間を移動できる機械=タイムマシン」をはじめて小説に登場させたのはウェルズかと思われていましたが、実はそうではなかった事が今日の文学史研究では分かっています。(1887年にエンリケ・ガスパール・イ・リンバウが書いた「アナクロノペテー」に「乗り物の力で時間を移動する」描写がある。ただし、この小説は夢オチだが) のみならず、ただタイムトラベルするだけの話なら、ウェルズの「タイム・マシン」(1895年)以前にも、マーク・トウェインの「アーサー王宮廷のヤンキー」(1889年)やエドワード・ページ・ミッチェルの「逆回りした時計」(1881年)など、けっこう書かれていました。ウェルズ自身も、「タイム・マシン」発表以前に、その原型のような「時の探検家たち」(1888年)という小説を執筆しています。(ただし、未完)いずれの作品も、すでにタイムパラドックスめいたネタも取り入れており、時間旅行SFの元祖と呼ばれるのに相応しい要素は兼ね備えていました。 では、それらの対抗馬を押さえて、なぜ、ウェルズの「タイム・マシン」ばかりが評価され、今日に至ったのでしょうか。 実は、「時の探検家たち」を見ると、ウェルズもまた、最初は、他の作者が書いてきたような、タイムパラドックスの小ネタを散りばめたような時間旅行SFを書こうとしていた事が分かってきます。しかし、どんなに知恵を絞っても、他の人と似たような作品しか書けないと判断したのか、ウェルズは「時の探検家たち」を完成させるのを止めてしまいました。そして、ひらめいていた時間旅行がらみのアイディアは全て冒頭の会話シーンでさらりと流してしまい、本編部分はいっきょに80万年後の超未来へだけ時間旅行する「タイム・マシン」を書き上げたのです。 あまりにも意表を付いた「超未来への時間旅行」というストーリーは、まさに斬新であり、多くの読者の心をとらえる事に成功し、ウェルズをいっきに注目の新鋭作家にと押し上げたのでした。その後も、最初の成功にばかり引きずられず、動物改造、宇宙人との交戦、透明人間など、新しいアイディアに挑戦し続けたウェルズは、アイディアの面白みばかりに頼らず、そこへ常に独自のモダンな視線も組み入れる事で、他の作家とはひと味違ったSF(科学小説)を書き上げ、SF作家の筆頭と言う地位を確立していったのです。 さて、晩年のウェルズは、すっかり労働者寄りの理想社会主義者となっていましたが、このプロデビュー作「タイム・マシン」では、人喰いの怪物モーロックを労働者の成れの果てと考え、徹底的な敵役として描いていました。このへんの皮肉は、けっこう興味深くもあります。 | ||||
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| 前半は短編集。 SFを期待すると短編のほうは少し退屈かもしれない。 タイムマシンはおもしろかった。 | ||||
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| どうしてこんな世界観にたどり着いたのか分からないでいたが、母親がハウスキーパーだったと知り納得できた。今の感覚だけでは作品の評価はできない。作品が生み出された背景を知る必要がある。 | ||||
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| SFの鼻祖であるH・G・ウェルズが何度も改稿した「タイムマシン」は、ウェルズの出世作でもある。タイムマシンを含めて計7編を収録する。 タイムマシンを発明した主人公(タイム・トラベラー)が、未来に行って帰ってきたときの話を語る、というスタイル。80万2000年後の未来、人類はエロイとよばれる小人族に退化している。子どものように無垢でひ弱で知能は5歳児なみ。果物しか食べない。主人公は、人類は進化の果てに、生存競争を克服し、困窮にもとづく欲求もなくなったのでこのような退化をしたのだろうと推測する。完全に快適で安定した生活条件のもとでは勤勉は不要となる。「環境と完全に調和した動物は完全に機械と同じだ」と主人公は述べている。 主人公はおぼれかかっていた女小人(エロイ)のウィーナを助けたことからウィーナは子どものように主人公になつく。エロイたちにとって唯一怖いのは闇。 未来到着後、タイムマシンを隠されてしまう。また、エロイとは別の醜く獰猛な肉食種族のモーロックが地下世界に住んでいることもわかる。タイムマシンを隠したのはモーロックらしい。モーロックは光が苦手。主人公は、資本家と労働者の格差がしだいに拡大し、地下鉄開発などで地下世界が増大し、生産業は地下世界に移行していき、地下が工場化し、労働者は地下世界に結び付けられていき、一方、富裕で排他的な人びとは地上世界を独占し、こういった進化の果てに、エロイとモーロックにわかれたのではないか、と推測。モーロックたちはエロイを捕食している。モーロックたちは食物がやがてとぼしくなり、地上の人類(エロイ)を捕食するようになったのだろう。 ある闇夜、主人公はウィーナとともに焚き火をしてモーロックからの襲撃を回避しようとしていたが、それでもモーロックが襲ってくる。この戦闘で森が火事になり、ウィーナはそのどさくさでいなくなってしまう。おそらく死んでいる。タイムマシンをみつけて主人公はこの時代から脱出。そのあとに超未来に流れ着く。この世界はテーブル大のカニのような生物がうじゃうじゃしているわびしい世界。主人公はそのあとに現代に戻って以上の物語を語るのだが、やがて再びどこかの時代にでかけてそのまま戻らなくなってしまう。 そのほか、深海に潜航したら深海人の世界があり、彼らは天から現れた主人公を神の降臨のように怖れ祈りをささげつづけたという「深海潜航」や、超高速活動が可能な薬を飲むとまわりがスローモーション世界になってしまう「新神経促進剤」など。 ウェルズは貧困で一家離散する中で育ち、エッセイや小説を書いてもほとんどボツで、病魔とも戦い、妻との不仲にも苦しめられているが、1895年に離婚成立とともにタイムマシン(第5稿)を発表して大人気となり小説家として確立したそうである。このときウェルズ29歳。 | ||||
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| SF小説の元祖ですね!なかなか楽しめました。さすが、ウェルズ~~! | ||||
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| 思い出は美しければ美しいままに、あるべきという作者の思いが描けている名作。 | ||||
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| 角川文庫版に収録されているのは以下の7作品です。 ・タイムマシン ・盗まれた細菌 ・深海潜航 ・新神経促進剤 ・みにくい原始人 ・奇跡を起こせた男−散文による四行詩− ・くぐり戸 出版社によって収録作品はまちまちなので、購入時はご注意を。 タイムマシン以外の作品もおすすめです。 | ||||
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| 現在のSFはH・G・ウェルズの恩恵を受けていると思うたびに、凄い作家だと感服してしてしまう。古典SFを愛読しているのは、SF発想の原点だからだ。ヘンリー・ジェイムズから純文学を書くように勧められても、自分の世界をつらぬいたというそうだ。異星人との闘いから、透明人間、タイムマシン等、一体どこから奇抜な発想を思いついたのだろう。世界で最初の本格SF小説だから、発想の熱いロマンを分かち合いたい。 | ||||
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| 息子が読んでいたタイム・マシンを何気なく読み始めて、最後まで読んで衝撃を受けた。 自分自身が小学2年の時に読んで「人間もいつかいなくなる」ということを直感的に理解したときに、足が震えるというか、愕然とするというか、眠れなくなるというか、とにかく衝撃を受けたのだったが、それを今まで忘れていた。その忘れていたことを、その時に帰ったようにリアルに追体験した。同じ衝撃だった。今までは、自分もいつか死ぬ、人間もいつか消え去るということを「火の鳥」から教わったのだと信じ込んでいた。 寝る前によく、このまま死んでしまったらと思うと、あるいはやがて死ぬのだと思うと怖くて苦しくて仕方がないときがある。その原体験を思い出すことができた。 | ||||
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| 表題「タイムマシン」は、本書解説にあるように幾度の改稿を重ねながら、数年の歳月を掛けて描かれたH・G・ウェルズの出世作。 当時の英国は西洋近代科学の最先端にあり、ウェルズの用いた科学知識もそれらに裏付けられたもので、SFの基礎アイデアとして魅力に富んでいる。 以降の多くの作家、作品に影響を与えることになる名作群を発表したウェルズ。そのデビュー作にしてSFの代名詞ともなったこの一作に、様々の 背景を知るにつけ、今更ながらも感慨が深まってしまうのは、何もイキナリにこうした名作が描かれることは無い訳で、そこには西洋近代を経て、 新時代の科学的隆盛を極めた往時の気運があり、こうした物語(SF)の可能性があったこと。そして、そこに幾年、幾度の改稿を経ながら共に成長を遂げた 「タイムマシン」と言うSF作品と、作家ウェルズがあったことだ。時代から貴族階級の人とばかり思っていた著者が労働階級出の苦労人とは意外だった。 英国のプライドを今に思う。 | ||||
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| 「タイム・トラベル」という驚くべきアイデアを19世紀末に考えたということが、とにかくすごい。 考えてみてください。この作品が無ければ、今日のSFはどうなっていたのか? SFが好きならば、SFの原点であるこの作品を是非読んでみてください。 他の作品を読むとわかりますが、ウェルズは単にアイデアに富んでいるだけでなく、 科学や政治にも博識なことがわかります。 「宇宙戦争」も有名ですが、第2次世界大戦を予言したような小説もあります。 「タイム・マシン」でもその博識ぶりは十分に発揮されていますよ。 | ||||
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| 読書のきっかけになった作品。ただ、当時小学4年生だったので国内・海外の区別もつかず、登場人物の名前も、日本人・外人の区別もつかずに読んでいた記憶が残っている。それでも、非常に楽しかった思い出の1冊ではある。後で再読したが、やはり面白さは変わらなかった。名作。 | ||||
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| 子供の頃、「魔法を売る店」というジュニア向けの本を何度も読み返しました。その中の一作、「スピードのでる薬」が、特に大好きだったのですが、この短編集に「新神経促進剤」として納められていました。大人になってから読んでも、やはりおもしろかったです。 その他の話も、「ちょっと不思議」系の話ばかりで、軽い気持ちで読むことができます。海深く潜る話「深海潜航」と、少し抜けている男が不思議な力を手に入れた「奇跡を起こせた男」が、特におもしろかったです。 「タイムマシン」も、子供の頃夢中になって読んだ記憶があるのですが、話そのものは全く忘れていました。 | ||||
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| 多くの人に一度は読んでもらいたい名著。 この作品は、時間移動装置を作り出し、80万年後の世界を旅行した時間旅行者なる主人公の回想という形で未来社会の旅行が綴られています。本作が書かれた19世紀当時の西洋社会において人々が創造していた未来社会が描かれています。主人公は、その中で働かず、遊んで暮らせる楽園社会を目の当たりにします。しかし、それは80万年の間にエロイとモーロックという2種に分化した人間のうちのエロイの社会であるということを知ります。そして、ある日、ウィーナというエロイの女性と出会い、もう1種のモーロックが地底に暮らし、日々過酷な肉体労働を行い貧しい暮らしをしている人種であるという社会の真実を聞かされます。その後、モーロックとの死闘やウィーナの死を経てさらに遠い未来へ旅をした後、現代に帰還します。 この中では、エロイとモーロックという人類が2種に分化した社会像のなかに、進化論の発表以来、社会を蔓延していた社会ダーウィニズムの描き出す負の未来像、資本主義社会の行き着く先にあると考えられていた究極の格差社会像というものを小説という媒体を通して世の中に伝えようというウェルズのメッセージが盛り込まれています。 | ||||
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| 名探偵シャーロック・ホームズが活躍していたちょうどその頃、同じ英国で、SFの始祖であり巨人とも言うべきハーバート・ジョージ・ウェルズ(1866-1946)が書き記した傑作選。創元SF文庫のこの第1集には、「塀についたドア」(1906)、「奇跡をおこせる男」(1898)、「ダイヤモンド製造家」(1894)、「イーピヨルニスの島」(1894)、「水晶の卵」(1897)の五つの短篇と、中篇「タイム・マシン」(1895)が収録されています。 未知の世界、アナザー・ワールドへの憧れが、話の中で結晶化している雰囲気がいいですね。別世界へのロマンと、センス・オブ・ワンダーの輝きを感じた作品集。なかでも、次の三つの短篇に心惹かれました。 ◎白い塀と緑のドアの向こうに魔法の園が広がっているという、一種のユートピア譚「塀についたドア」。 ◎奇跡が次第にエスカレートし、ビッグ・バンのように爆発する展開が秀逸な「奇跡をおこせる男」。 ◎ロンドンのとある古物店に置かれた水晶球の不思議を綴った「水晶の卵」。 「塀についたドア」が気に入った方には、同じ魔法を効かせた短篇で、ジャック・フィニィの「失踪人名簿」(『レベル3』所収)がおすすめ。 また、1959年製作、ジョージ・パル監督の映画『タイム・マシン』もいいですね。原作の味わいが、とてもよく生きているんだな。一見の価値ありです。 | ||||
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