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嘘と隣人



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【この小説が収録されている参考書籍】
嘘と隣人

嘘と隣人の評価: 3.95/5点 レビュー 19件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.95pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全19件 1~19 1/1ページ
No.19:
(5pt)

痴漢の濡れ衣を着せられた夫の無実を証明することをその妻から頼み込まれた元刑事が突き止めた、思いもかけない真相!

短篇集『嘘と隣人』(芦沢央著、文藝春秋)に収められている『最善』は、私たちのすぐ近くに潜む悪意を抉り出して、私たちを戦慄させます。

痴漢の濡れ衣を着せられた夫の無実を証明することをその妻から頼み込まれた元刑事が突き止めた、思いもかけない真相!

常日頃、女房から、あなたの書評は長いと言われているので、今回は短い書評に挑戦してみました。
嘘と隣人Amazon書評・レビュー:嘘と隣人より
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No.18:
(4pt)

ドラマ化希望

最近は重厚な長編を読むパワーが落ちてきて、ついつい軽めの話題作に手が伸びがち。
ミステリ界隈でも少年少女が事件解決したり、ヒロイン的なポジで萌えキャラが登場したり、
ずいぶんポップな世界観のものが人気なんだなぁ、と、読後消化不良のまま本を閉じることが多くなった。
で、久々の芦沢央。読み始めて数ページで『ウマイ』と唸る。
この方は本当に文章が上手い。何気ない心理描写、会話展開、日常の一コマを切り取る巧みさ。

定年退職したお爺さんが、やる気もないのにいつの間にやら色々な事件に巻き込まれ
まいったなぁ〜と戸惑いながらも、持ち前の鋭い洞察力で解決していく。
一連の流れで、主人公が興味を持ったり、疑問に感じたり、成る程そう言うことかと納得したりする様が、読み手側も同調出来るように組み立ててある。

全話、日常に潜む無さそうでありそうなサスペンス。
ドラマ化したら面白そうなのに(芦沢作品全般)あんまり映像化されませんよね?
何でだろう。東野圭吾、湊かなえ並に人気ドラマになりそうなのにな。
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No.17:
(3pt)

どんでん返し系の展開が面白い

引退した元刑事の正太郎。元警察官ということもあってか身の回りで起きた事件の相談を受ける。警察官さながらの行動と推理力で事件の真相を明らかにする。そんな事件を扱う短編集である。個人的に面白かったのは「最善」だ。電車の中で抱っこひもを解いて乳児を線路下に落とす事件と痴漢の事件が発生する。痴漢の容疑者は2人。そして1人の男はもう1人の容疑者に取り調べの隙をついて逃がしてしまった。そして、その結末は納得度も高いものだった。その他の作品もどんでん返し系の展開が面白い。
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No.16:
(5pt)

リアリティに魅せられました。

とても面白かったです。
古典的な殺人→解決みたいな、明瞭だけどフィクションみたいな小説も面白いですが、
この本は、事件の規模感や、結末が完全に白黒つかなかったりやるせなかったり、現実味のある話でとても引き込まれました。
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No.15:
(4pt)

「あなたの隣」に潜む悪意の正体、元刑事の老獪な推理が光る短編連作!

直木賞候補にもなった注目作ということで、ミステリ好きとしては読まないわけにはいかないと、発売直後に手に取りました。芦沢さんの作品は、日常の裏側に潜む人間の嫌な部分を抉り出すのが本当に上手ですよね。この商品は定年退職した元刑事の平良正太郎さんが主人公の連作短編集で、現役の刑事モノとはひと味違った趣きがあって、とても楽しめました。

一番の良かった点は、事件のテーマがストーカーやマタハラ、痴漢冤罪、SNSの誹謗中傷といった、まさに現代社会で誰もが遭遇し得る「小さな悪意」にフォーカスしているところです。大それた犯罪ではないけれど、身近な人がつく保身のための嘘が、誰かの人生を狂わせていくリアリティに背筋が凍りました。特に「最善」という痴漢冤罪の話のどんでん返しは、読んでいて「うわっ、やられた!」と声が出そうになりましたね。他者の意見でも、この話の後味の悪さが印象的という感想もありましたが、本当にそれです。

ちょっとした注意すべき点としては、各話のテーマが重いので、続けて読むと少し心がざわつくかもしれません。読後のモヤモヤ感が残る話もあって、「イヤミス」の要素が好きな人にはたまらないのですが、読後感を重視する方は覚悟が必要かも。

他のミステリとの差別化ポイントは、主人公が捜査権限を失った元刑事という設定を活かして、安楽椅子探偵的な視点と、長年の経験に裏打ちされた洞察力で事件の真実を炙り出していくスタイルです。現役時代のような派手な捜査はないけれど、ふとした瞬間に過去の事件と結びつけたり、人々の心の機微を読み解く平良さんの老獪さが、物語に深い味わいを出しています。

この商品は、日常に潜む人間の悪意というテーマに興味がある方、直木賞の候補作に触れてみたい方はもちろん、重厚な読書体験を求めている方にも、自信を持っておすすめできます。
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No.14:
(5pt)

奥行きのある設定に感心した

Audibleのナレーションが主人公の年齢相応の声質で、定年後の刑事がゆっくりした余生を過ごしたいのに、どうしても推理しなくてはならないことが日常に入り込んでくるといった、痛し痒しの雰囲気が目に見えるようだった。
相談事(事件)の関係者の心の営みと事柄は、刑事ドラマに出てくるホワイトボードのように、二次元で表現したのでは複雑でなかなか真実にたどり着かない。そこに主人公の洞察が加わると、物事は三次元構造のように奥行きが見えてくる。
短編のストーリーのどれをとっても、良く練られた設定だと感心させられた。
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No.13:
(4pt)

面白い。

意外な結末。
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No.12:
(5pt)

最高作品
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No.11:
(4pt)

個人的には「アイランドキッチン」と「最善」がおもしろかった

定年退職した元刑事が近隣トラブルに巻き込まれたり、過去の出来事を回想したりしながら、持ち前の洞察力で小さな嘘を見抜いていく5つの短編集。

ちょっとした小さな嘘がきっかけで、大きなトラブルに発展していく展開は読み応えがあって楽しめた。

また、それぞれのテーマも、ストーカー事件、悪質なクレーマー、不法滞在の外国人、痴漢冤罪と乳児の抱っこ紐からの転落、SNSでの承認欲求トラブルなど、話題性のあるものになっていて、よく考えられていたと思う。

個人的には「アイランドキッチン」と「最善」がおもしろかった。

「アイランドキッチン」は、仕事上のトラブルがきっかけで女性から執拗に付きまとわれたり、悪評を流されたりして精神的に追い込まれ自殺したOLの話を回想していく。嘘をついてでも誰かに構ってほしいという執着がすごかった。回想しながら、当時のある人物の嘘に気付いていく。

「最善」は痴漢で捕まった夫が一度は罪を認めたが実はやっていないと話すことに疑惑を抱いた妻が相談に来る話。痴漢と乳児転落事件はどうつながるのか、痴漢の真犯人は存在するのか。最善を求めた男はどんな末路を迎えるのか楽しめた。
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No.10:
(3pt)

たくみではあるが、手抜きともいえる

ストーカー、不法残留外国人、パワハラ、痴漢冤罪、SNSなど、世間で話題になった時事ネタを即座に織り込んだ小説を上梓するのは流行作家として巧みなわざといえるでしょう。ただ、ネタを拾ってすぐに作品化しているだけに考察が浅くて話に深みがない。また「アイランドキッチン」や「祭り」などは過去の思い出話という設定にすることで、事件解決までの推移を描くことも省略して結果を書くという安易な方法をとっている。締め切りに追われて 手抜きでしあげた作品という印象はまぬかれない。
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No.9:
(5pt)

ありがとうございます

本屋では入荷が未定でしたが
2日で届きました。
良かったです。
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No.8:
(5pt)

早い展開に胸膨らむ

一読すべし
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No.7:
(3pt)

祝・直木賞ノミネート!

実際に事件の現場に居合わせることなく捜査権も持たない元刑事の「長椅子探偵」が主人公となります。ほのちょっとのすれ違いが意外な結果を生み出す作品が5つ連なる短編集です。善意で無私の行為かと思わせておいて驚きの結果となる展開は見事だと思います。

さて今回の直木賞候補、すべて6作読みました。あくまで個人的な選考になります。
◎柚木裕子 直球を投げ続けて時事性、社会性も盛り込んだテーマはほかの作品とのは大きな違いです。対抗、穴馬はありません。これで決まりだ、と思います。
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No.6:
(2pt)

微妙

個人的には、過去の直木賞候補作の「汚れた手をそこで拭かない」のほうが面白かった。
主人公の正太郎に人間的な深みがない。正太郎をすべての話に出させて連作短編のようにしているが、実際は各話の繋がりはほとんどなく、ただの短編だと思った。
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No.5:
(4pt)

いやな後味の事件が多い

定年退職した元刑事が、近隣住民のトラブル相談を受ける連作短編集。過去の事件の真相とリンクして、自分に都合よい嘘が暴き出される。
 だけどチマチマした話が多く、いやな後味だけが残る。
 ミステリー好きにはいいと思うし、面白いことは面白いが、直木賞には届かない気がする。
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No.4:
(3pt)

芦沢央らしからぬ作品

今まで読んだ芦沢央作品はどれも直木賞を受賞しても良かったぐらい質が高かった。しかしこの短編集はあまり面白くなかった。短編集だが元刑事の平良正太郞が全話の主人公だ。しかしどの話にも無理があるように感じた。やはり芦沢央は長編での直木賞受賞を望みたい。
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No.3:
(4pt)

一気に読めます

元刑事が退任した後の、事件にまつわる短編が続いていくので、一気に読めて面白い作品でした。
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No.2:
(5pt)

どこか「裏」がある心理サスペンス。それぞれの悪意の正体はいかに?

芦沢 央さんの作品は、いままで主に短編集で多く読んできていますが、今回も5話から成る、秀逸な心理サスペンス集でした。

主人公は共通していて、警察を退職した平良正太郎。
刑事としての職務から解放され、悠々自適な生活を送るつもりだったのに、ふとしたきっかけで知人や友人の事件に巻き込まれたり、過去の事件を回顧するという設定です。

5件ともそれぞれ、表面的には見えない「悪意」が潜んでいて。。。
このヒヤリとする冷感がサスペンス好きにはたまりません。

どの話も最後は思わず唸ってしまうくらいの「意外な真実」がありますが、特に最後の、本のタイトルにもなっている「嘘と隣人」では、SNSでのちょっとした発言が、思いもよらぬ場面で、そして思わぬ形でいろんな人に深く影響することが分かり、唖然としてしまいました。

もともと芦沢 央さんの小説が好きな方は絶対楽しめる本だと思います。おすすめです。
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No.1:
(2pt)

確かに意外性はあるし二転三転もするんだけど

登場人物にキャラの確立が無く平々凡々のせいもあるのか、話に引き込まれないのは残念。痴漢冤罪の話やママ友の話とか意外性あるのに惜しい。
最後のSNSがうんちゃらの話は、令和の今にわざわざ時間軸を合わせなくてもいいのに、と思ってしまう。主人公もどこか流されやすい印象でスッキリしない。全体的にどこか煮え切らない不穏な雰囲気の漂う作品集。
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