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カケラ女



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【この小説が収録されている参考書籍】
カケラ女 (ディスカヴァー文庫)

カケラ女の評価: 3.25/5点 レビュー 8件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(4pt)

映像化しないで下さいよ、

映像化されたら、間違いなくB級ホラー作品となる内容ですが、文章だと登場人物の心情やバックグラウンドなど深掘りされているため、とても面白かったです。
「憎い・悔しい・憎い・悔しい・憎い・悔しい」何度も連呼され、どれだけマイナスの感情が深いのか、良く分かるのが良い。
カケラ女 (ディスカヴァー文庫)Amazon書評・レビュー:カケラ女 (ディスカヴァー文庫)より
4799327216
No.3:
(5pt)

憎悪の怖さ

カケラ女の恐怖はもちろんのこと、主人公の変わりぶりにも驚愕させられました。
とても良かったです。
カケラ女 (ディスカヴァー文庫)Amazon書評・レビュー:カケラ女 (ディスカヴァー文庫)より
4799327216
No.2:
(5pt)

予想以上に面白かった

ただのよくあるホラー話かと思ったけど、予想以上に面白くて一気に読んでしまった。
情景の描写も分かりやすくて、場面が目に浮かぶ。
美男美女がたくさん出てくる設定だし、実写化してくれたらさらに楽しめそう。
カケラ女 (ディスカヴァー文庫)Amazon書評・レビュー:カケラ女 (ディスカヴァー文庫)より
4799327216
No.1:
(4pt)

主人公の悲しさも印象的

2019年デビューの新人ホラー作家の3作目です。

1作目:『禁じられた遊び』ディスカヴァー文庫
2作目:『寄生リピート』幻冬舎文庫
ときて3作目はディスカヴァー文庫に戻ってきました。いずれもジャンルはホラーで、確実に地歩を固めている印象です。
本作の主人公は平凡な女子大生です。彼女が通う女子大にはアナウンサーや芸能人を輩出するミスコンがあります。
華やかな世界とは無縁と思っていた主人公ですが、ある偶然からミスコンの大本命であり、スクールカーストの最上位に君臨する女王の取り巻きグループに加わることになります。
陰の世界から陽の世界に引きずりだされた主人公。
そこから、主人公の暗転が始まります。
作品のテーマとしては復讐です。
多彩なキャラたちが持つ「憎しみ」「妬み」「欲望」といった負の感情が絡み合い、結果として復讐の念を凝縮させた「カケラ女」の跋扈を許してしまいます。
ホラーらしい怪物が暴れまわるシーンも見どころですが、憎しみのエネルギーに飲み込まれていく主人公の悲しさも、印象に残りました。
陰から陽、陽から陰という場面の切り替えがうまいと思います。クライマックスも、陽と陰が重なり合います。
また、前半のシーンですが、女王のライバルだった女子学生が殺されるシーンも、ジワジワくる怖さがありました。
本書は著者のデビュー作である『禁じられた遊び』の続編のような部分がありますので、そちらに目を通してから本書を読むと、ラストの意味が分かると思います。

勢いのあるホラー作家の作品を読みたいひとのために!
カケラ女 (ディスカヴァー文庫)Amazon書評・レビュー:カケラ女 (ディスカヴァー文庫)より
4799327216

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