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サーキット・スイッチャー
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サーキット・スイッチャーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 41~45 3/3ページ
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SFでありながら圧倒的なリアリティがあり没入感が堪らなく良かった。 実際に近未来に発生するかもしれない問題が扱われており、完全自動運転車が普及した世界における課題や倫理観についても考えさせられる。 著者自身が極めて優秀な現役ソフトウェアエンジニアである為、登場する技術や解説も的確でわかりやすく、読み進めながら何度も頷いてしまった。あれが元ネタだなとニヤッとする場面も多かった。 誰が読んでも楽しめる作品であることは間違いないが、読者がエンジニアであれば尚唸るような内容なので是非おすすめしたい。 | ||||
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●完全自動運転が日常化している2029年の近未来。その自動運転車がカージャックされた。計算さ れつくした筋書き、終盤のクライマックスへの疾走感、思わぬどんでん返しなど非常に完成度の高い 作品で、ベテランのミステリー作家の筆力だった。 ソフトウェアエンジニアとしての専門知識を駆使し、ICTの進歩した社会を活写している。と共に 自動運転アルゴリズムを軸とした三者三様の思惑や正義がぶつかり合う。それに対するアウフヘーベ ンは提示されるのか?作る者の義務と責任、SEとしての著者の苦悩が垣間見られた。 本書を正確に評価すれば★4.8くらいか。その根拠はサスペンスミステリー小説としては超一級品 ですが、SF小説としてはもう一段階飛躍する想像力が欲しかったと思います。次作期待しています。 | ||||
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完全自動運転が実現した社会で起きる犯罪、という本当にちょっと先の未来で起きそうな世界を描いた作品。 良い意味でSFっぽくない構成の緻密さと、技術的な知見、そしてそれを通じて現代社会に通じる問いを投げかける作品ですし、そういう堅苦しいことを抜きにして楽しく読めた作品でした | ||||
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リアリティ溢れるSFはあまり読んだことが無かったのですが、とても面白くて一気読みしてしまいました!! 自動運転の技術的な部分や未来社会の描写が細やか、かつ各登場人物のキャラクターと思想が鮮やかに描かれている為、地に足のついたスリリングな展開が出来ている為だと思います。 そして物語に内包されている「全体最適vs個別最適をどの程度の倫理観を以て実現するか?」という問いや、「この世で初めてアルゴリズムが人を殺し得る武器として顕在化する自動運転社会をどのように設計し育てていくか?」という問いについて考えさせられます。 スリリングで読み物としての読み応えもあり、かつ自動運転社会を考える良いきっかけとなる一冊、心からお薦めします! | ||||
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圧倒的なリアリティ。エンジニアとして、スタートアップ企業の取締として社会のあるべきと、その乖離を見つめ続けた人間だけが書ける洞察。技術的な点のみならず、経済界、政界に対しての造詣の深さ、そしてキャラクター一人一人が抱える葛藤やバックグラウンドに至るまで隙のない作り込みに終始唸りっぱなし。 | ||||
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