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(短編集)

お腹召しませ



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【この小説が収録されている参考書籍】
お腹召しませ
新装版-お腹召しませ (中公文庫 あ 59-7)

お腹召しませの評価: 3.95/5点 レビュー 37件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.95pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(3pt)

「安藝守様御難事」はおすすめ

面白かった。
個人的には「安藝守様御難事」が気に入って、声を出して笑った(笑)。
浅田次郎が幕末期や江戸時代、武士というものをどのようにとらえているかがよくわかる内容。
お腹召しませAmazon書評・レビュー:お腹召しませより
4120037002
No.9:
(3pt)

合間の話

誰かの記憶から話しを広げているが、特に必要性が無いので単純な短編で良いと思います。
お腹召しませAmazon書評・レビュー:お腹召しませより
4120037002
No.8:
(3pt)

良くも悪くも、消化不良が残りました。

作者の自分語りを交えながら、物語を紡いでいく手法は、興味深いものがありました。やや消化不良を感じましたが、浅田次郎ファンには当たり前なのかも知れませんね。
お腹召しませAmazon書評・レビュー:お腹召しませより
4120037002
No.7:
(3pt)

江戸末期の切腹が廃止となる要因を知りました。

連座制の武士の悲しさや悩みを知りました。
お腹召しませAmazon書評・レビュー:お腹召しませより
4120037002
No.6:
(3pt)

人間がの生懸命生きる姿は、とても愛おしい。

6編からなる短編時代小説集。
どれも精緻な時代考証とは無関係な嘘八百だが、あたかも事実・史実ののように思える。これは著者の筆力による。
舞台は江戸末期の武家社会。制度としての「家」をとるか、ドロップ・アウトして「自由」をとるか。その狭間で苦悶する武士、殿・家来・同輩の姿。長い間徳川を支えた制度の下に生きる侍たちの右往左往。明治維新は、これらに倦んだ末の変革だったと言えなくもない。
実に切なくも滑稽な生きざまは我々の姿でもあろう。
「笑顔のいい女は必ず幸せになる」味のある科白だ。
お腹召しませAmazon書評・レビュー:お腹召しませより
4120037002
No.5:
(3pt)

ふーん

知人から、面白い・浅田次郎の作品の中で一番好き、と薦められて、読んでみました。短編集で、いろいろな内容あり。私的にはそれほど印象に残りませんでした。ハッピーリタイアメントのほうがおもしろかったかな。
お腹召しませAmazon書評・レビュー:お腹召しませより
4120037002
No.4:
(3pt)

普通に読めます。

短編集ですが、切腹でものごとが収まるわけではないのでしょうが、同意できる面があります。
お腹召しませAmazon書評・レビュー:お腹召しませより
4120037002
No.3:
(3pt)

サラリーマンみたいなお侍

浅田氏の短編は、思わずホロリときたりクスリとしたりするので大好きです。
本書も期待通りの作品です。

幕末のお侍といえば、維新を成し遂げた元勲や志士のような、志に命を懸けた
キリリとした姿を思い浮かべますが、本書のお侍はちょっと違う。
なぜか、お侍の姿がどこか現代のうだつの上がらないサラリーマンと重なってしまいます。

きっとこういうお侍がたくさんいたのだろうなぁーっと
勝手な想像をすると、幕末の時代もどこか親近感が湧きます。
お腹召しませAmazon書評・レビュー:お腹召しませより
4120037002
No.2:
(3pt)

浅田氏お得意の「泣かせ」も欲しかった

『五郎治殿御始末』につづく幕末もの短編集。さすが浅田氏は短編の名手、どれも素晴らしい。しみじみとした悲哀を感じるが、浅田氏お得意の「泣かせ」はない。泣ける話も入れてほしかったな。表題作「お腹召しませ」と「女敵討」が秀逸。
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No.1:
(3pt)

お侍は、「潔かった」と描いたのではなかったのか?

「お侍」と言う言葉は、おそらく、江戸末期から明治にかけての変革期の武士をさす言葉でしょう。落語の世界では、江戸中期まで範囲は広がるが。

 ここで、浅田次郎氏が描こうとする「お侍」は、「壬生義士伝」で描いた「お侍」とほぼ同時期の武士でしょう。太平の世の中で「武士(もののふ)」の根性を失った、切腹など「昔の話」に成り下がった「お侍」だと思われるが、それじゃあ、新撰組は、どうなるのでしょう?

 吉村貫一郎は、どうなるのでしょう?

 何も、「武士」を一面から捉えて書いてほしいとはいいませんが、一方で、「潔かった」〜壬生義士伝の吉村の最後は「潔かった」と判断するかどうかは読者に任せられるとしても〜と言う視点で書いてこられながら、このシチュエーションはないでしょう。

 何か、基軸を失って、右往左往してませんか?

 「お腹召しませ」・・・回顧録だとしたら納得できますけど。
お腹召しませAmazon書評・レビュー:お腹召しませより
4120037002

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