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小説8050
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小説8050の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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多くの方が指摘しているように、これは8050ではありません。イジメに関する小説です。 8050問題に対して、この作者だったらどのようなことを示してくれるだろうかと期待して読んだので、落胆しました。社会的な問題を商業的に利用しようとしていて、不快です。作者、出版社の姿勢を疑います。 そのいじめに関しても、作者はエッセイで、中学時代、自らもいじめにあっていたが、「新規まきなおし」ということを知っていて、いじめっ子たちが行かない進学校に進むことで打開できた、と書いていますが、だからからか、いじめに対してもそれほど追及できていません。主人公の父親や息子の行動も、ストーリーを展開するためとしか考えられない、ご都合主義的なものでした。 さらに付け加えると、描写の中に、同性愛者に対する嫌悪的な表現が散見されます。全く不必要に、です。これって、同性愛者に対する「いじめ」じゃないんでしょうかね。 自らも親の介護に少しは携わっただろうに、高齢者や介護をテーマにした前作はとんでもない駄作でしたが、この作者は社会的なことをテーマに小説を書くのは苦手なようです。 | ||||
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8050問題ではなくイジメからくる不登校を経たひきこもりがテーマ。内容と題名があっていない。 | ||||
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8050問題がエンタメ小説になるのか、と期待して読んだら大ハズレ。 年齢からして5020だし、引きこもりというより、いじめの話。7年後でも裁判はできる(この小説のように証拠や証人がいれば)という点は目新しいし、それを通じて本人や家族が再生するという点では良いお話。 ただ、実際の8050問題はこんなに単純じゃないし、当事者たちは日々絶望と後悔を抱いて生きているんだろうと思う。内容は8050に無関係なのに、それをタイトルにして釣るっていうのは、ちょっと不愉快。 それから、後半で姉の取るある行動、いくらなんでも突飛すぎ。お話だなあ、という気がして興ざめだった。 | ||||
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今話題の8050の問題点を取り上げた小説かなと思って読み始めたが、いじめ問題の小説なんだよね。タイトルに違和感。 | ||||
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「8050」問題に関心を持っている者ですから、時代をタイムリーにさらえ、潜んでいる家庭の在り方に踏み込んだ小説だとばかりに思っていましたが、テーマは引きこもりの20歳の子どもとその家族の話でした。 それだけでも当てが外れたのですが、その引きこもりの青年は時が経つにつれ、しっかりとした人格を持ち、意見を唱えだしたわけですから、いかにご都合主義でこの連載を書いていたのかという気分に包まれています。 文章が上手な作家なので、如何様にも書くことが出来るわけですが、読者もこのレベルのストーリーで心を動かされることもなく、逆にこの展開に白けた気分に包まれています。 加害者のしたことは到底納得できませんし、そのことに対して7年も8年もほっておく家庭も信じられません。当事者意識の少ない家族ばかりですから、心情移入し辛い人々の群れだとしか言いようがありません。 ラストの被害者の姉の行動も訳が分かりません。この小説は作家の掌で弄ばれている感が強く感じられて、今年一番のがっかりとした作品でした。 | ||||
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内容はほぼいじめられて引きこもりになった20そこそこの息子のために裁判を起こした親が弁護士と併走する話。 この作者は8050問題をどう考えているのだろう?? 氷河期だったり派遣切りの横行など激動の時代的要因が含まれその結果その世代の大勢が引きこもりになってしまってる8050問題はこんなステレオタイプの薄っぺらい内容じゃ語れないはず。 かなり表題、テーマと内容がズレている。これじゃただのひきこもりの息子を救うために戦う親の話だ。しかも親のセリフもなんか古臭い。 8050問題をテーマにするならもっとこの問題の特徴を捉えた話にしてほしかった。 | ||||
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8050問題に突入する前、娘の結婚をきっかけに引きこもりを何とかしようと いう話。 話題になっていたので林真理子が社会問題に本格的に取り組んだのかと 思ったが、イジメ問題になってからの展開が薄っぺらく、ポンポンと展開し 想像通りのラストだった。 この親子はきっとまた何かあるなと思えるほど、家族全員共感できない。 林真理子の本はすらすらとすぐに読めるので、時間のある一日だけの休日に 「こういうのもあるよ」ということでぴったりの本だと思う。 | ||||
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文章も展開も全体的に軽めで読みやすい。取材も丁寧に行ったのだろうと感じさせる部分も多く、家族やその周辺のそれぞれの心情がストレートに描かれている。 8050問題が本の主軸ではなかったのが残念。個人的にはもう少し掘り下げた内容を期待していた。テレビドラマ化しやすそうな本という印象。 | ||||
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8050問題に直面し悩んでいる人は、こういうタイトルの本を、ここから何かが得られるのではと期待して手に取るのだと思います。 でも、ここで描かれているのは、いじめというはっきりした原因と復讐、なんとなれば子供を養っていける裕福な親、こういう家庭が問題を抱えるのだといわんばかりの夫婦の不和・・・。 本当に8050問題に悩んでいるのは、これといった原因もなく、普通に生きてきたのに、受験、就職、転職などがうまくいかなかったことで、ふとこぼれ落ちてしまった人たちなのではないでしょうか。そういう人たちにとって、ここから学べるものは何もない、ばかりか、「このまま五十のおっさんになったら、サイテー」という、自分たちを思いっきり否定されるような言葉を突き付けられる・・・。読んだ後は絶望しかありません。 小説としては、それなりに面白いと思いますが、このタイトルは酷ですね。 | ||||
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高齢者が自分の身体の調子が悪くなっていく時期に子供のことで煩わされる問題を扱った内容ではない.中学時代のいじめで不登校,引きこもりとなった子供を持つ歯科医師が主人公.「小説引きこもり裁判」といった内容と合致した題名ならば購入しなかった.羊頭狗肉. | ||||
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「子供を殺してください」という親たち のほうがリアル。 生々しい親子問題に興味がある人はそっちを読んだほうが面白いと思う。 | ||||
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