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彼女の家計簿
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彼女の家計簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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仕事が 忙しい。 忙しいと。 あまりにもひどい 忙しさが重なると もう辞めたいとため息が溢れる。 せっかく好きな仕事についたのに 自分が情けない。 この物語に出てくるのは、 懸命に働き、 必死に生きた女性たちの姿。 それは、自分の不甲斐ない 現状に喝をいれてくれた。 どんな時代にも 精一杯生きた女性がいた。 彼女らに繋げてもらった 命という繋がりの尊さ。 人と人とで助け合う絆の大切さ。 それは血縁に頼らずとも育める。 そんな希望を感じた。 ハラハラしながらも 気持ちが温かく熱くなる作品だった。 | ||||
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ミステリアスな物語で、大変面白く読みました。家計簿というより、そこに書かれたミニ日記がポイントになっています。 唯一の難点は、主人公の母の人物設定が理解しがたいところです。物心がつくころ、母親がいなかったというだけでは理解できません。 そのほかは良かったです。 | ||||
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作者さんに、興味があり、購入しました。一気に読みました。家計簿のような日記を大切に記した祖母、その生き方を知ることで、いろんな人のつながりができてくる、面白い本でした。 | ||||
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最初は話が何人かの人に飛ぶのでどこで繋がるのか…と思いながら読見ました 面白いのか、面白くないのかとっつきは私には良く無かったのですが、読み進める内に 面白くなって一気に読んでしまいました。 | ||||
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家計簿がきっかけとなり物語は進みますが、それがなくても面白いお話です。ほんわかさせていただきました。 | ||||
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戦時中の記録でも紙なら後世の人が読んで、事実関係を知ったり誤解がはれたりします。会ったことのない祖母の気持ちを知ることができます。過去の歴史の裏付けが取れたり、自分の正直な気持ちを整理出来るので、今年は私も自分のスケジュール帳にメモを残そうと思いました。 | ||||
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タイトルはほのぼのとした感じですが、ストーリーは衝撃的なシーンもありとても面白いです。原田ワールド大好きです。 | ||||
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お金の節約について考えました。 | ||||
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人格は環境によって変わる。他人に従順であっても、世間の荒波にもまれながら前へ進まなければならない状況が続くと、自分で判断して自己主張せざるを得なくなる。彼女もそうである。人間なのだから。何とか自力でがんばるしかないのだ。 | ||||
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先に読んだベストセラー「三千円の使いかた」(4点)から、同じ著者のこの本に至った。 表題に「お金」という共通点があることから、類似の軽妙なものを予想していたが、全く異なるものであった。 私は躊躇することなく、こちらに軍配を上げる。 | ||||
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奥深い内容で、あっという間に読んでしまいました。 | ||||
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何気にこの本を選びましたが、読み終わって清々しい気持ちになりました。 子どもを思う母の愛情が描かれている感動作です。 | ||||
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それぞれが抱える心の中が丁寧に紐解かれ、あっという間に読み進められる作品だった。 昭和戦後初期と現在を行ったり来たりするが、時代が変わろうと、男女が抱える悩みというのは変わらないのだなと思った。 主人公と同世代の自分が稚拙に感じた。 | ||||
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読み始めたら話に引き込まれ、一気に読み終えました。ただ残念だったのが、最後の最後で伝えたいことがまとまっていましたが、あっさりしすぎていました。ちょっと朋子さんがかわいそうに思いました。朋子さんの人生にも少し色があったらいいなと思います。 | ||||
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素晴らしい作品です。 多分、いろんな悩みや迷いを持ったひとが、その悩みに合った答えを、ぼんやりとだけど捕まえるヒントを見つけることができる物語です。 昔、誰だったか忘れたけど作家の人が、悩んだ時は本屋に行け、必要な本のタイトルが自分に向かって来る、みたいなことを言ってたけど、ほんとにそう。 まあ、本屋で買ってないし、Kindleだけど。 私がいま、持ってるモヤモヤを、エイッと晴らしてくれた本でした。 読んでよかった。 | ||||
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数時間でささっと読めるのに、登場人物の女性陣の生活背景や心理描写が細やかで、それに加えて、世代や時代を超えたとても広がりのある物語だった。 登場する女性達それぞれの苦しさを、お互いに伝えあって受け止め合うことで、心が溶解していく様子に読みながら何度も救われた^^ | ||||
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なぜ、頑なに娘を拒んだのか、はっきりせず読みましたが、この作者の違う作品も読んでみたいと思いました。 | ||||
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家計本…ではなく(笑)戦中家計簿の傍らに小さく書いた日記から、孫が激動の時代、幼い娘(孫からすれば母)を捨てて出ていった祖母の事情を知るという小説。日記から、貧しく不条理に満ちた世界をひたむきに生きた女性の姿が浮かび上がってきて引き込まれた!21世紀、ワーキングマザーとして生きる私には大先輩。職業というやり甲斐を持ちたいというシンプルな願いが70年前の女性にもあって、それが周囲からなかなか理解されないっていうジレンマもシンクロ。そして、食べ物に困らない今の毎日への感謝が湧き出てきた。オススメ | ||||
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シングルマザーの里里。 戦時中を生きた里里の祖母と思しき加寿。 加寿が全面的に援助した女性向けNPO団体の 代表の美晴。 里里は祖母は男と心中したと教えられて成長し 母はそれが原因なのか娘に対しては無関心で 愛情のかけらもない態度を示す。 里里は祖母のことなどまったく知らなかったが 美晴がNPO団体の荷物の中で見つけた加寿の 家計簿を里里に送ることで物語が始まる。 謎を追いながら物語が進むのと 戦時中の家計簿というその当時の様子を 垣間見られる内容と現代における女性たちの いろいろな悩みや問題をうまく絡めてあって あっというまの読めてしまった。 そしてとても面白かった。 里里の母親との確執も少しだけとけかけ、 里里のシングルマザーとしての暮らしにも 美晴という頼れる友人ができて安定してきて、 美晴も過去の重い事実を乗り越えて一歩進もうとする。 とても前向きで明るい物語だった。 またこの作者の新刊が出たら読んでみたいと思った。 新しい作家さんの本だと流行り物やおいしそうな ご飯風景などを適当におりまぜて軽いみんなすきそうな 話を作りましたーって感じの本も多い中、とっても 重厚で作りこまれた話でとてもよかった。 | ||||
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主人公の里里をはじめ、心に傷をもったいろいろな年代、時代の女たちがつむぐ物語。 一人の女の必死で美しい生き方が、のちの世を生きる女たちに暖かなつながりを残していく。 小さい子供の描き方が秀逸で、そこに存在しているような気になりました。 前向きな気分になれる小説です。 | ||||
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