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彼女の家計簿
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彼女の家計簿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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個人的には今ひとつ。何というか…全部が不消化な感覚。 近著が立て続けに面白いと思ったにわか読者で、「あ、氏の本は面白いぞ。全部漁るか」と過去作に手を出しましたが、期待が過大になっていたらしく、面白い事は面白いんだが、突き抜けて面白くはないぞ?みたいな印象になってしまった。 ↑は自分のせいです。 | ||||
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戦中、頼まれて小学校(当時は国民学校)で先生をした新妻の家計簿(件日記)が素材。この人は戦後4年(1949)年迄教師を務めた。古い素材を現代にどう生かすか。この人が土地建物をNPO法人に遺贈したことで建物を改築する際家計簿が見つかる。 NPO法人の会長が独断で家計簿を遺族(と思しい人)に送る。遺族は1948年に生まれた女児であり、この女児(の成れの果て)が陰の主役なのだがーーこの人が送られて来た家計簿を自分の娘に転送しなければ物語が始まらないーーこの人はなかなか登場しない。失踪した先生と土地建物の寄贈者は同一人なのか。種明かしは最後迄待たなくてはならない。 日記が途切れたところから作者の想像が始まる。残されらものと想像の切れ目が余りにもはっきりするのが難。 | ||||
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