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食王
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食王の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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今回のテーマは『食』です。飲食店の用途には全く使えないとして有名な、麻布のビルの不動産を買うはめになったものの、外食チェーンの社長はその何の事業に使えばよいか、検討中というのが80%を占めます。そのビルの使い道のアイディアが出て、これは行ける!ってなったのが最後の100ページ。良いアイディアっで事業を進めるものの問題発生を解決するようなサクセスストーリーを読みたかったです。といっても、今回も目から鱗の興味深い作品でした。 | ||||
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楡さんといえば、何を代表作にしていいのかよくわからないが、宅急便戦争を描いた「ドッグファイト」「ラストワンマイル」やコダックの凋落を描いた「象の墓場」アマゾンの一人勝ち状態に対して警告を送った「バルス」カーボンゼロに踏み込んだ「ゼフィラム」…と挙げればきりがないが、どれも間違いなく面白い。今回は私にも関係がある「食」に関する小説。 都心の一等地の空きビルをめぐり、今まで思いもしなかったような新しい飲食ビジネスを仕掛けようとする昔堅気の社長と、それを取り巻く金沢の料亭、東日本大震災で家族を失った大学生のアルバイトの女の子、サラリーマンの悲哀…などいろんな絡みがあって、最終的にはピシッと(実際に実現可能なんじゃない?と思わせる)着地点まで持っていく筆力はさすが。 しかも今の日本の飲食業の実態を鋭く観察し、加えて地方の人口減少、第一次産業の縮小、SNSの使われ方…などもすべて捉えた背景も唸らせるものがある。 飲食に関わっている人・村おこしに興味がある人は読んで損はないと思う。しかし相当分厚い本だが、雪で外に出れなかったので集中してすぐに読んでしまいました。 | ||||
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楡さんの作品を5冊読ませて頂きフアンになりました。 プラチナタウンから始まり和僑.国士.再生巨流.食王にたどり着きました。 全ての作品にはこれからの日本いや、世界を変えて行く現実帯びた物語でした。 まだまだ作品が在りますので、ワクワクして購読させて頂きます。 | ||||
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商売人として外食チェーンである程度の成功を収めた男が、後継者探しと今後の商売の柱を作るために、飲食業界では魔の通りと言われるビルで新たなビジネスを模索していく企業小説。 単に利益を上げるだけでなく、どうしたらお客様に喜んでいただけるかを考え、受けた恩を決して忘れない梅森の経営姿勢、人間性に好感がもてた。 少子高齢化でチェーン店のみならず、伝統のお店さえも生き残りが大変な時代において、いかに時代とともに変化できるか、事業に付加価値を加え続けることができるか、新たなビジネスモデルを考えていくか、そこにチャレンジしている本書は読み応えがあった。 新しいことを始めるには、まずは構想を打ち出し、やれたらおもしろいと夢を語ることから始まるが、筋のいいアイディアはなかなか思いつかない。 それでも、まずは夢を語ること、問題点の解決策を模索していくことで、少しずつ前にすすんでいくという考え方は共感できたし、多くのビジネスがそうして生まれたのだと思う。 本当は☆5つにしたいのだが、中盤以降大きなトラブルもなく、きれいにまとまりすぎていたのがちょっと物足りなく感じたので、☆4つとした。 | ||||
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著者お得意のビジネス小説。今回は「食」がテーマですが、次のページが待ち遠しく一気読みしました。 ドラマでも見たいなと思います。 | ||||
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