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でぃすぺる
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でぃすぺるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 41~44 3/3ページ
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今年1番面白い本だった。今村先生すごい!! 今村先生の新作と聞いて、おっ、葉山ひるこシリーズの新作かと思ったので、違うと分かりちょっとがっかりした。でも、あらすじを見てこれは面白そうだと迷いながらも即購入してみた。結果、大正解!こんな面白い本ならいくらでも出す。 子どもの頃からズッコケ三人組シリーズが大好きで、今でもよく読むんだけれどそんな感じの書き味。登場人物もみんな魅力的。主人公のお家が商売やってるのもなんとなく似てるし。小学生の冒険譚って感じだけれど、きちんと謎解きもあって、ワクワクする。ホラー小説家が書いたミステリーをこないだ読んでみたけどあんまり面白くなかったので、ミステリー小説家の書くホラー?はどうなのかと思ったけど、これは素晴らしい!!というか、これはホラーではなくちゃんとミステリーだわ。こんな面白い本が読めて幸せです。余談だけど、この著者の書き味が好き。シリアスなシーンもシリアスになりすぎないし、ユーモアがあるから、さらりと読めるし。また、新作楽しみに待っています。 | ||||
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なにを言ってもネタバレに近づくのでこれ以上コメントできません。 ただ、参りました。負けました。 こうきたか、今村! | ||||
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かつての某局の少年ドラマシリーズの一作品のようだがそれが良い | ||||
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壁新聞の係に選ばれた三人の小学生が、町にある七不思議と一つの殺人事件との関連に着目し、謎解き捜査を繰り広げながら記事にしてゆくジュブナイル作品。怪談、心霊スポット、殺人事件にと、オカルト好きの少年は超自然的な論理でアプローチし、ミステリ好きの秀才少女は合理的なロジックで全てを説明しようとする。そして、もう一人の少女は第三者的な視座から、二人の推理・見解に冷静なジャッジを下す。 この対決とすり合わせのうちに捜査と謎解きが進行してゆく展開が面白い。 事件とは直接関係のない日常の謎をあつかった謎解きエピソードなども散りばめ、さらに後半では、町全体に巣くう巨大な闇と対決する冒険談へと進行してゆくのも、ワクワク感いっぱいの楽しさだ。ホラーでありミステリなのだが、どちらに偏ることもなく、絶妙のバランス感覚で、完成度の高い謎解きエンタメ作品に仕上げている。小学生を主人公にしたジュブナイルに仕立てたため、読みやすさやそゆえの面白さもたくさんあるのだが、やや軽量な印象もぬぐえない。この内容なら大人を主人公にして、オドロオドロしい雰囲気いっぱいの文章で書き上げたら、さらにスゴい作品になったのではないかと、幾分もったいなくも感じた。 | ||||
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