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ナイフをひねれば



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【この小説が収録されている参考書籍】
ナイフをひねれば (創元推理文庫)

ナイフをひねればの評価: 4.38/5点 レビュー 29件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 1~20 1/2ページ
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No.29:
(2pt)

私には期待外れでした。

ずっと楽しみにしていたのですが 毎回感じていたワクワク、ドキドキ感はなしです。登場人物も多く、犯人の背景が辛過ぎ嫌な後味感が残りました。
ナイフをひねれば (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ナイフをひねれば (創元推理文庫)より
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No.28:
(3pt)

『死との約束』に似過ぎ

帯には「犯人当てミステリの到達点」とあるし、「これまでで一番ドキドキしました」という編集部KKさんのコメントもある。しかし正直に言おう、今回はこれまでで一番退屈だったし、ミステリとしても手抜きが目立った。

読んでない方にはチンプンカンプンだが(少々ネタバレしますが)、例えば桜の花びらや防犯カメラの問題が偶然としてしれっと片付けられたり、マーティン・ロングハーストが小学校を訪問した際についた嘘がよくわからないまま放置されたり、けっこう雑。

気になるついでに言えば、オールデン夫人を訪ねた「髪を後ろに撫でつけ」(P345)ていた名前を名乗らなかった人物は、「黒髪を後ろに撫でつけ」(P275)ていたと描写されるマーティン・ロングハーストだと思うのだが、特にその説明はない。

何より志が低いと感じたのは、プロットがクリスティーの『死との約束』に似過ぎていることだ。被害者の人物造形から、キーとなる言葉、動機までまったく同じ。オマージュとパクリは紙一重だとは思うが、索漠たる思いがよぎる。
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No.27:
(3pt)

手慣れたせいか,クォリティーが今ひとつ

これまでの作品に比べ,慣れが出てきたせいか,緊張感に欠け,意外性も少ない。真犯人と動機が,全体の半分くらいのところで他の登場人物によって指摘されたとおりになっているし(つまり,ホーソーンでなくても,犯人がわかるということ),ストーリーの内容の配分で,読み手が注意深ければ,犯人が自然に判明してしまうのは,ちょっと構成が安易だと思う。多作家で,テレビドラマの制作の仕事も多いので,質より量になりつつある感じがして残念である。次回に期待しよう(持ち直してくれることを祈る)。
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No.26:
(5pt)

問題ありません。

受領出来ましたとても綺麗な本でしたありがとうございました。
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No.25:
(5pt)

今読んでます

商品が発送されてから到着まで1週間の予定でしたが、予定より早く届きました。見た目もきれいです。
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No.24:
(5pt)

シリーズ最高作品、と私も思う

この「ホーソーン&ホロビッツ」シリーズ」は本作品を含めてすべて(だと思うが)「このミス」や週間文春等の
年末のミステリーランキングで海外ものの1位を勝ち取っているが、その評価が決して間違っていないと
はっきりと確信させられるのが、本作品「ナイフをひねれば」の質の高さだ。私には過去の作品の中でも
これは最高の作品のようにすら思う。いつものように、著者であるホロビッツ自身が架空の人物で
ある元刑事のホーソーンと組んで事件を解決する物語を小説にしているという設定なのだが、今回は
このホロビッツ自身が殺人事件の最重要容疑者として追われることになる。英国推理小説の王道
とも言える舞台劇を背景に、悪意に満ちた劇評をする女性評論家が刺殺される。関係者すべてが
彼女を憎んでおり、ホロビッツを含めて全員の動機があるというのも、クリスティ的設定で二番煎じではと
心配になるが、そこはホロビッツ、昔の忌まわしい事件を絡ませて味のある奥深い作品に仕上げて
くれている。英国的なユーモア、諧謔で味付けされながら、推理小説として最高の筋運びと意外性を
楽しませてくれる。このシリーズは合計10作品くらいかかれるらしい。しばらくは楽しめる。ありがたい。
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No.23:
(5pt)

本格ミステリー

主人公が疑われるのはよくある王道ですが、話としてよくできているし面白い。
途中で犯人がわかるくらいで良いと思う。

このシリーズは、とても面白いですね
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No.22:
(5pt)

(2024-28冊目)『このミステリーがすごい! 2024年版』海外編第2位

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 2018年、私、推理作家のアンソニー・ホロヴィッツは自作の戯曲『マインドゲーム』のロンドン上演にこぎつける。上演初日、劇評家ハリエット・スロスビーの酷評を知り、私を含め、出演俳優も演出家も大きく落胆する。だが、その翌朝、スロスビーが自宅で刺殺体となって発見される。凶器のナイフは私に前夜プレゼントされた短剣だ。身に覚えのない殺人容疑で警察に拘束された私は、元刑事のダニエル・ホーソーンに助けを求めるのだが、次々と私に不利な証拠が発見されていく……。
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 作者アンソニー・ホロヴィッツ自身が語り手兼ワトソン役となり、探偵ホーソーンの名推理を記録していくというミステリ小説です。
・『このミステリーがすごい! 2024年版』海外編第2位
・〈週刊文春〉2023ミステリーベスト10 海外部門第2位
・〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい!2024年版 海外篇第2位
・『2024本格ミステリ・ベスト10』海外篇第3位
――と昨年、輝かしい評価を得てきた英国ミステリと聞き、手にしました。

 ホームズ/ワトソンに比べると、ホーソーン/ホロヴィッツの間には全幅の信頼関係というよりも、どこか距離を置いたよそよそしさが漂います。絶体絶命の危機にあって憔悴しきりのホロヴィッツを、さほど気遣うでもないホーソーンの飄々とした態度が笑いを誘います。なんとも味のある〈おかしなふたり〉です。

 また事件がホロヴィッツにとってまずい方向にどんどん進んでいくのですが、最後の劇場型――というより本当に劇場内でホーソーンが披露する真相解説場面は、「まるでアガサ・クリスティみたい」(434頁)の言葉どおり。一気に事件解明へとなだれ込む、探偵ポワロのような粋(いき)が感じられ、痛快です。
 
 こうしたミステリ要素はもちろんですが、読んでいて私の心に強くひっかかったのは、 ネイティブアメリカンのジョーダンとホロヴィッツの間の「文化盗用」の議論です。ホロヴィッツのような白人作家は「文化盗用」の近年の過剰な議論(261頁)に対して、いささかうんざりしているようです。
 私は先日、Rebecca F Kuangのベストセラー小説『 Yellowface 』を読んで、アジア系作家Kuangが白人作家の登場人物にこの問題について挑発的に語らせている様子を見ました。また未読ですが、ジャニーン・カミンズ『 夕陽の道を北へゆけ 』についても文化盗用のレッテルが貼られたことがアメリカ本国では大きな話題になったのも耳にしています。
 多民族社会という意識が薄い日本に暮らすとこの問題に耳目が集まることはなかなかありませんが、最近こうした海外ミステリ小説で見聞きすることが多くなってくると、日本人も知らなかったでは済まされない問題だなという気がますますしてきます。
 だからこそ、ホロヴィッツがジョーダンに向かって言う次の言葉が、頼もしく感じられます。
「物語というのは、そもそも共有するものだろう。そのために物語が存在している、と言ったっていい。それぞれ別の立場にあるわれわれをつないでくれるのが、まさに物語なんだ。そんなふうにして、われわれはお互いを理解しようとする。その理解こそが、わたしの仕事のいちばん大切な部分なんだよ」(263頁)

 その他、「『 探偵〈スルース〉 』の成功にあやかろうとした後追い作品はいくつも生まれたが、アイラ・レヴィン作『 デストラップ 』以外は足元にもおよばずに終わった」(29頁)なんてくだりが出てくると、どちらの作品にもかつて深い感銘を受けた私としては、ニヤニヤしながら大いに頷かざるをえませんでした。

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No.21:
(4pt)

相変わらず面白い。

ハズレなし。
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No.20:
(4pt)

今度は桜

ホロヴィッツはホーソーンシリーズだけが好きで続けて読んでいる。
慌て者のところとか、心配性なところとか、自分もそうなので読んでいて嬉しくなる。
今作も飽きずに読めた。

日本で特別評価が高くファンが多いせいか、いつも日本へ何かしらのサービスをしてくれているのも好き。
今作でもありがとう、トニー!
それも8回も。
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No.19:
(5pt)

クリスティへのオマージュ⭐︎

クリスティの小説によくある展開で、犯人はなんとなく予想できてしまいましたが、過去の事件などの丁寧な描写でストーリーにのめり込むことができてじっくり楽しめました。
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No.18:
(4pt)

ホロビッツのストーリーテラーとしての技術と、計算された展開力が最後まで飽きさせない。

探偵ダニエルホーソーン&ホロビッツシリーズ。
ホロビッツ脚本の舞台公演が開幕した夜、ささやかなパーティーが催される。一向に盛り上がらない宴にホロビッツは居心地の悪さを感じるていた。そんな中、一番会いたくない人物が会場に現れる。
劇評家のハリエット・スロスビーだ。案の定、作品は酷評され舞台は最悪のスタートをきることになる。
更に最悪の事態が。スロスビーは何者かに殺害されて発見される。あろうことか、殺害に使われた凶器はホロビッツのナイフ。

作家が殺人の容疑をかけられ、自らの容疑を晴らす為に真犯人を捜すとういう荒唐無稽な舞台設定。ホロビッツのストーリーテラーとしての技術と、計算された展開力が最後まで飽きさせない。

それにしても、果たしてダニエルホーソーンはホロビッツの味方なのかそれとも敵なのか?
今回も二人の距離は近づいたり離れたり。シリーズの大事なエッセンスだ。
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No.17:
(4pt)

満足しています。

綺麗な状態でした、満足しています。
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No.16:
(5pt)

あっさりした謎解き、それがいい

このシリーズは、作者自身が登場するメタフィクションの構図と、ホーソーンのキャラが売り物。今作も期待は裏切られなかった。
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No.15:
(5pt)

好き

アンソニーとホーソーンが好きです。アンソニーの振り回されてる感じが切羽詰まった状況なのに笑いそうになります。
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No.14:
(5pt)

ホロヴィッツは面白い!

シリーズ化されると、新刊が出るたびに旧友に会ったような懐かしさがある。
ホーソーンがまさにそれで、イヤな奴でいい奴で気になる存在。
今回も活躍してくれます。
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No.13:
(5pt)

私には犯人がわからなかった

犯人がわかった方が数名いらっしゃるようですがすごい推理力ですね。犯人が簡単にわかってしまうので面白くないということもあるかもしれませんね。私はそれほど頭がよくなくてよかったです。今回も十分おもしろかったです。一気読みがもったいなくて毎日通勤の行き帰りに1章ずつ読みました。
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No.12:
(4pt)

どうした?

刑事フォイル以来ホロヴィッツのファンで邦訳の大半は読んで来たが、前作のいまいち感が今回も続いてしまった。読書半ばで犯人と動機は推測出来てしまうし登場人物の描写は凡庸。作者の一人称・一人芝居はそろそろ終わりにしたらと思うし、ホーソーンシリーズの連作はどうかな思う。どうしたホロヴィッツ?
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No.11:
(5pt)

シリーズのマンネリズムを払拭する新たな秀作

実のところ前作くらいからシリーズにマンネリズムの気配を感じ、本作はあまり期待せずに読み始めたが、いやいやなかなかの秀作だった。
脚本家である著者の体験を活かした英国ミステリ伝統のバックステージ物として、生き生きとした細部の描写が光る。多様な登場人物を捌く手並みも鮮やかで、退屈になりがちな関係者への事情聴取場面が続いても全く飽きさせない筆力はさすが。プロットにはクリスティ晩年の某作品を思わせる点があるが、伏線の貼り方はいつもながら丁寧でフェア。シリーズの新たな展開を窺わせる幕引きも興味深い。
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No.10:
(5pt)

イギリスのミステリーの秀作

アンソニーホロビッツは上手いなあとしみじみ感じる読後感を味わいました
ジュニア小説の作家でもある彼の弱い立場の少年達への眼差しの温かさに 触れることのできる作品でもあります。
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