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八月の御所グラウンド
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八月の御所グラウンドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 41~60 3/4ページ
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「12月の都大路」と「八月の御所グラウンド」 駅伝・京都・新選組・草野球・沢村栄治等々 心ときめくキーワード満載で、背景を知るとちょっと切ない新しい万城目ワールドを感じました。 『明日の御所Gにえーちゃんと、 遠藤君と、山下君が来てくれて、試合ができたらそれでいい。 みんな 、野球が したいんだろ? なら、やろうぜ』 大谷投手の「野球しようぜ」と 同じくらい感動した名言。 | ||||
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野球経験者ならまず間違いなく泣く。 号泣ではなく、じわじわくる感涙かな。 前半のゆるさが、後半(送り火のシーン)一気にストーリーに味わいを出す。 これは絶対に実写で見たい作品である。 | ||||
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万城目学は、京都を舞台にするとやはり面白い。 今回は駅伝と草野球の話だが、表題作がとても良いです。 助っ人たちがどうやって来たか云々より、どうして来たのかです。 | ||||
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これは京都の学生を描いた鴨川ホルモーの世界観を彷彿とさせつつ、さらに深く心にしみる作品でした。素晴らしいです。 | ||||
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直木賞を受賞されたということで、久しぶりに万城目学氏の本を読んでみました。 なぜか四十年以上続く謎の早朝野球大会に参加する羽目になったというユーモラスな始まりから、少しずつ不思議な要素が入ってきて、戦争について自分がこれまで知らなかった哀しいエピソードもあるけど、読み終わった後は素直に読後感の良い小説だな、と思いました。このまま最後まで彼ら3人が試合に出てくれることを自分も願いたくなりました。 | ||||
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万城目さん独特の風景描写力と心の機微の描き方が最高に面白かった。 学生時代の茹だるような夏の京都、底冷えの厳しい冬の京都を、懐かしく思い出させていただきました。 | ||||
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京都なら本当にありそうだと妙にすんなりと受け入れてしまうのだが、実際にはあり得ない、でもあったら素敵だなと思えるファンタジーです。 | ||||
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短めの作品でも万城目要素を盛り込んで、主人公のだめさ具合も程よく読んでいて楽しい。 女子全国高校駅伝はコンパクトな内容なのに、すごく良い。 御所グラウンドでの野球も読ませるけど、これに監視はもっと長編での展開のほうが読み応えあった感じ。 ちょっと全体的にあっさりしている分いつもの著者の作風からすると物足りなさを感じる人もいるだろう。 半面読みやすくスラスラ読める内容である。 御所グラウンドという歴史的背景を踏まえ良い物語。 | ||||
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中編二作からなる。初めの高校女子駅伝の話は、小説自体はとても素敵だったのに、エピソードとして現れる怪異が、ただのつけ足しに終わっていて残念だった。 二作目は、のほほんと始まったのに、じわじわ心を締め付ける素敵な作品だった。学徒出陣の学生たちの、ただ野球がやりたいという若者らしい情念に共感できた。 そして、二作目の主題が一作目を説明してくれていた。新選組の若者たちだって、むやみやたらと殺気立って走り、その命を燃焼させていたのだ。時代と共に世界を駆け抜けていたのだ。駅伝のエネルギーと呼応しても少しも不思議ではないではないか。 | ||||
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たぶん、万城目学ファンの期待を裏切らない、迫力と「リアリティ」(?)があると思います。 | ||||
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何か懐かしいあの映画でも見た感じ、みなんで野球やろうぜかな。読後はほっこり気分になった。この人にはもっと仰天するような内容を期待してるので次回作を楽しみにします。「悟浄出立」以来直木賞候補になってない気がするが、この作品は候補になるかなぁ。?賞は取れないと思うがノミネートされるでしょうか。選考委員の先生方の気に入る内容じゃなかったなぁ。個人的には「十二月の都大路上下ル」の方が完成度が高くて感動した。スポーツ女子の友情はさわやかに京都を駆けていた。 | ||||
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この世にいないはずのものが登場するのは万城目さんならではですね。 駅伝の話に登場するものたちは「なんでこの駅伝の場に?」という疑問が解消されないまま退場してしまった印象です。 草野球の話はなかなかうまくつなげたな、という印象です。 烈女が帰ってきて合流して、翌日試合をして、という流れになるのかと思ったら終わってしまった。 続きが出るのでは?と期待させます。 | ||||
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2話の短編。長編をじっくり読みたかったから少し残念だけど楽しかった。 普通に読んでいて、途中であ、万城目学だったんだと思い出させられた。 いつも程の奇想天外ではない軽めの万城目学作品でした。 | ||||
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万城目学が書いた京都の話を読むと、本当に起こりそうで京都に行きたくなる! | ||||
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読んでいる間はなぜか時間の流れがゆっくりになったと感じました。やっぱり「京都」なんだなぁ。不思議ですけどあり得ることなんじゃないかと思ってしまいます。ちょっと一息つきたくなったら読んでみてください。 | ||||
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最後に、眼がしらが熱くなるとは。 万城目作品は、ほとんど読んでますが、 最高の一作かと。 鬼や、変な踊りや、ホルモーを期待してたけど、 良い意味で裏切られた。 | ||||
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歴史と学生と京都というのがいつもいいなと思います。前半の女子高駅伝の続きがあればいいのにと思いました。 | ||||
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こんなあっさりと、面白く、響く物語を京都で読めたのは、観光地で年一回の奇跡のオーロラ見れたみたいな感覚。 にしてもなんでこんなおもろいんだろうなこの人の作品。ほとんど読んじゃったよ | ||||
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一本目は爽やか駅伝小説。 主人公は方向音痴な高校1年生です。 覚悟もないまま全国大会に同行した彼女が、 いきなり大役を任されることになり、 冬の都大路で生涯忘れられないような体験をします。 ライバルと火花を散らす激アツ展開、好きですね。 試合後のやり取りにも、 こみ上げてくるものがありました。 脇役ながら変な圧のある顧問の先生も面白かった! 二本目の表題作は緩くはじまり 最後には没頭させている不思議な魅力の草野球小説。 メチャメチャ面白いだけでなく、 この国の悲しい過去にも触れられるなど、 得るもの、感じることの多い作品でした。 このマキメのマジメというか青春感動路線、 これからも続けて欲しいなぁ。 (対象年齢は13歳以上かな?) | ||||
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ケビン・コスナー主演の『フィールド・オブ・ドリームス』を、万城目学が京都を舞台に小説で描くとこうなる、ということ。いるはずのない人物が、どうでもいいような草野球に参加する。それでも、全員に共通するのは野球が好きだということ。これも『フィールド・オブ・ドリームス』と同じだ。野球が、日本での最大の娯楽であり、もっともメジャーなスポーツだったことを思い起こさせてくれる。 | ||||
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