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八月の御所グラウンド
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八月の御所グラウンドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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万城目ワールド全開でしたがもう少し欲しかった?! | ||||
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野球と戦争と大学生のほろ苦いストーリーでした。ライトノベルの部類かと思います。進路を決めかねる若者の迷いや葛藤。そしてそれすら体験できなかった戦時中の若者達。前半の元彼女から朽木への別れの言葉「あなたには、火がないから」と後半の「俺たち、ちゃんと生きているか?」の多聞の言葉が作者が伝えたいことの全てかと思いました。戦争に対する少しwetな日本人的感覚の本でもありますね。夏の京都が鬼ガマの様に暑い事は、最大限に伝わりました。ありがとう。 | ||||
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悪い小説ではないが、よくもわるくも「京都本」。 万城目氏ファンには喝采の一冊だろうが、埒外の読者の眼には、京都本としてのありきたり感が垣間見える。 | ||||
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後半の草野球の方は時空を超えた不思議な感覚に陥り、それなりに味わい深い作品でした。 しかし前半の駅伝のほうは虻蜂取らずの作品。純粋にスポーツ物としての短編小説であればそれなりに味わい深かったかもしれない。しかしさり気なく登場する新選組は全くの蛇足。 あと京都人が皆東京弁しゃべるのは変。 | ||||
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古都には亡霊が住んでいるのが、ポジティブなイメージで描かれているのはいいと思いました。同じ京都を扱った作品では鴨川ホルモーの方が個人的には好きです。 | ||||
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直木賞受賞ということで読んでみた。全体的にドラマ化しやすいような内容ではあるものの、登場人物や話に深みがなく浅く感じる部分がある。 | ||||
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六度目の候補でようやく万城目学さんが直木賞をとった作品。京都で開催された女子駅伝と、御所グラウンドで行われる草野球大会に関する作品の2編収録。 一気に読んだ。なにしろ短くて、文章が平易(すぎる)。大学生が書いた習作のような作品と言うと辛口すぎるだろうか。京都を舞台にしているのに登場人物が京都弁でなくて東京弁なのはなぜだろう。 うーむ、直木賞をとるレベルの作品かなあというのが第一印象。情景描写に優れているわけでなないし、ストーリーテリングが見事というわけでもない。「八月の御所グラウンド」の〈「死んだはずの伝説の名投手とのプレイボール」感動&感涙の傑作青春小説〉〈京都が生んだ、やさしい奇跡〉という宣伝文句に惹かれて購読したが、もっと深みがあるとよかったなあ。 以下、ネタバレ的な記述あり。 「京都」&「死んだはずの伝説の名投手」といえば、野球ファンならすぐに沢村栄治の名前が浮かぶが、果たしてそうなのかという興味もあって読むと、そうだった。文中に沢村についての解説があるが、沢村のことをまったく知らなかった人がそこを読んでどんな風に感じただろうか。オールド野球ファンにとってはジンとくる話ではある。 | ||||
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万城目さんのシリーズは欠かさず読んでいますが、「八月の御所グラウンド」は今までの作品から見ると彼の作品らしくない。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 十二月の都大路と,八月の御所グラウンド,真冬と真夏の京都を舞台にした全二篇. ただ,どちらにも『有名人』が登場しますが,物語との絡ませ方が弱く物足りません. これまでの作品のこともあり,著者には奇想天外な設定が期待されるのでしょうが, 関わりはするものの,それを軸としたものではないため,どこか取って付けたようで, いい雰囲気で締められはするのですが,「それで?」という思いが先に来てしまいます. 十二月を駆け抜ける思い,そして八月に問い掛けられた言葉は強く心に残りましたが, そこに不思議な要素は必要だったのか,どうにも中途半端な印象と読後感を覚えました. | ||||
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