■スポンサードリンク
私たちの世代は
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
私たちの世代はの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小学3年生になる頃に感染症が流行し不自由を余儀なくされた二人の少女の少し先の未来までを描いた物語。 中学入試に出題される可能性があると思って購入しました。 コロナ禍でできなかったこと、失われたものがあると感じる人は少なくないのではと思います。それでもあの日々から得たものもあると思える、未来を明るいものと信じたくなる希望に溢れた物語でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
同じこと思っていました。 我が子は中1でしたが1人行動が好きで小学校の時から、 常にからかいの的でしたからリモートで大喜びでした。 不登校、虐められっこ、集団行動が苦手、 少数派のいわゆる普通じゃない子にとっては、 コロナ万歳だろうなあと思ってました。 本書では世の中には色んな子どもがいる、 大多数の普通の子だけに目を向けないことの尊さが 書かれているので自分の気持ちを理解してくれる人に 出会った気持ちになり泣きました。 学校をただ批判するのではなく、両方の視点から見つめた 非常に珍しい作品です。 また子どもは社会の宝であることを改めて感じました。 とても説得力のある本です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いいですよ、是非読んでください。最初はだらだらしていますが、中盤からは一気読みです。何度読んでもいいですよ。瀬尾さんの最高傑作です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
コロナによって、日常の活動や対面でのやりとりが奪われた世代。 ディスタンス世代、マスク世代、家庭教育世代などと呼ばれ、上の世代から協調性がなく何を考えているかよく分からない若者のように言われる世代に生きた全ての人たちの物語。 最高におもしろかった。 コロナによって人との関わりがなくなった日常、それでもオンライン授業やタブレット、マスクなどを受け入れながら必死に順応し、なんとか生きてきた子どもたち。 小学生のときにコロナで生活が不自由になってしんどかったはずが、コロナが落ち着いた中学生になってからは行事の度に気が重くなり、親密な付き合いをしない方が楽でよかったかもという考えも、ソーシャルディスタンスやオンライン授業を経験した人だからこその言葉だと思う。 そんな子どもたちが何を考えてどう生きてきたのか、新しい一歩を踏み出すのにどれだけの勇気が必要か、読んでいて元気付けられる物語だった。 個人的には、身寄りもなく自動養護施設で育ち、旦那さんも亡くなってしまった冴ちゃんのお母さんの明るさやおせっかいが好きだった。 夜の仕事をしていて昼間は時間があるからと言って、PTAや地域の活動、近所のお年寄りのお世話などを懸命にしてきて、そんな親の姿を娘の冴ちゃんに見せてきたからこそ、冴ちゃんは周りの人たちに助けてもらえる幸せな人間になったのだと思う。 冴ちゃんのお母さんの言葉を以下に抜粋。 ・人生に起こる幸せと不幸の数ってだいたい同じだって言うじゃない?だったら、私は二十五歳までに不幸をぎっしり味わったから、もうこれからラッキーなことしかないんだよね。そう思うと、生きるのがらくちん ・さよならは寂しいけど、なんだかバイバイっていいよね。子どもの使う言葉って最高 ・私は施設で育ったから、周りの人に助けてもらうことがどれだけ大事か身に染みてて。親がいなくても周りの人に愛されれば幸せになれるんだって、それが大事なことだってずっと思いこんでたんだ。みんなに大切に思われる人になれば、幸せになれるって。冴にもそうなってほしいと思ってた | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
コロナ禍の鬱屈した日々を送る児童たち。 その残渣は、心が乱れ、陰湿ないじめや、引きこもりに。 そして、10年後の私たち。 ”それが見える瞬間は本当にある”んだと。 「目から出てるの、それ涙だから」と実感するとき。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これぞ瀬尾さんの愛溢れる作品!という感じです。 瀬尾さんの作品はどれも日常の中にある愛や優しさの描き方が最高に好きです。 今回もやられました。泣きながら元気をもらって余韻に浸っています。 この本を読んで散歩すると、色々あるけど人生捨てたもんじゃないよって未来からの風が吹いている気がします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
努力ではどうすることもできない事が起こった時、立ち止まってしまう人、平然を装えるように、頑張って見て見ぬふりをする人、受容して突き進む人、いろんなタイプの人がいるのだと思います。私自身は、立ち止まってしまうタイプだと思います。ただ、側から見たら何もしていないように見えているかもしれませんが、当人はできないことの、周りとのギャップに対して、一生懸命考えて、もがいて、苦しんでいます。そのような時間は決して無駄でも何でもなく、財産になり得ると改めてこの本が教えてくれたような気がしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人と人のつながりがくれる幸せを、 優しく丁寧に描いた作品ですね。 主人公はコロナ禍に子ども時代を過ごした二人の女性。 普通の生活を奪われた彼らが、息が詰まる日々の中で、 かけがえのない経験に恵まれ、 同世代へのレッテルを跳ね返すような とびきりの生き方を見つけていきます。 無条件の愛情が凄い! あのお母さん、憧れるな~。 とにかく読後感が良すぎです。 勇気づけられた、とか、 前向きになれたという声が殺到しそうですね。 私も、あせらず、たゆまず、 世界とかかわっていこうという思いを強くしましたよ。 (対象年齢は12歳半以上かな?) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人物設定が絶妙です。構成も絶妙です。 飽きません。一気読みでした。 カラフルな内容で最初から最後まで めっちゃくちゃおもしろかったです。 (中編3冊読んだくらいな感じです) いっぱい感動しました。 バトン、を僕はあまり評価してなかった記憶があるのですが、これはすごく心に響きました。 瀬尾まいこさんの新時代の 代表作になると思います。 かなりオススメです。 世代は関係ないです。 あるとしても、自分たちの世代、 と比較してみることで2倍楽しめる のではないかと思います。 だからオススメできるわけです。 (コロナがらみではありますが、それだけ普遍性を持った作品に仕上がっているという意味です) | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!