藍色時刻の君たちは



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    初公開日(参考)2023年07月
    分類

    長編小説

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    藍色時刻の君たちは

    2023年07月28日 藍色時刻の君たちは

    2010年10月。宮城県の港町に暮らす高校2年生の小羽は、統合失調症を患う母を介護し、家事や看病に忙殺されていた。彼女の鬱屈した感情は、同級生である、双極性障害の祖母を介護する航平と、アルコール依存症の母と幼い弟の面倒を看る凛子にしか理解されない。3人は周囲の介護についての無理解に苦しめられ、誰にも助けを求められない孤立した日常を送っていた。しかし、町に引っ越ししてきた青葉という女性が、小羽たちの孤独に理解を示す。優しく寄り添い続ける青葉との交流で、3人は前向きな日常を過ごせるようになっていくが、2011年3月の震災によって全てが一変してしまう。2022年7月。看護師になった小羽は、震災時の後悔と癒えない傷に苦しんでいた。そんなある日、彼女は旧友たちと再会し、それを機に過去と向き合うことになる。ヤングケアラーたちの青春と成長を通し、人間の救済と再生を描く渾身の傑作長編!(「BOOK」データベースより)




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    No.4:
    (2pt)

    少ししんどかった。

    描写がリアル感あって、引き込まれた分、少し今の自分には読んでいてしんどかったです。
    (すみません、なら読むなって話ですが。)
    藍色時刻の君たちはAmazon書評・レビュー:藍色時刻の君たちはより
    4488028985
    No.3:
    (4pt)

    ヤングケアラーの現実

    最近、よく耳にする、「ヤングケアラー」という言葉ですが、私の身近にはいません。というか、いないと思っているだけかもしれないと、この本を読んで思いました。ストーリーは、非常に長いです。が、それを感じさせない展開があります。
    藍色時刻の君たちはAmazon書評・レビュー:藍色時刻の君たちはより
    4488028985
    No.2:
    (5pt)

    読後感が素晴らしいです

    重い課題なのにもかかわらず、読後感が爽やかで希望が持てるのが素晴らしいです。
    私たちが忘れていはいけないこと、社会全体で考えていかなければならないことを教えてくれる作品です。
    藍色時刻の君たちはAmazon書評・レビュー:藍色時刻の君たちはより
    4488028985
    No.1:
    (5pt)

    あとがきで鳥肌が立ったのは、この作品が初めて

    社会を変える力を秘めた作品。

    大袈裟に聞こえるかもしれませんが、素直にそう感じました。
    描かれるヤングケアラーの日常は、それほどまでに衝撃的です。

    私自身、心を病み奇行を繰り返す母を精神病院に
    入院させた経験があり、少しは解っているつもりでしたが、
    甘かったですね。

    登場する3人の高校生の置かれた現実は、
    想像を優に超えていました。

    もちろんこれはフィクションですが、
    一方で、どこかで起こっている現実でもあります。

    それを示すのが、作中でも紹介されているデータ。
    ヤングケアラーが、学校のクラスに1人から2人
    いる計算になるという実態調査の結果です。

    一体どれだけの子どもたちが、この作品の3人のように、
    子どもらしい生活を送れずにいるのでしょう?

    やはり、「あの人」のように、
    大人がしっかりしないといけないと感じました。

    同時に、サポート制度の充実を含め、
    子どもを守る仕組みづくりの必要性も痛感しました。

    感動したとか、切なかったとか、
    そういった感想だけにとどまらず、
    私にとってはしっかりと心に刻まれるもののある一冊でした。

    目が離せない場面も多かったですね。

    序盤から心を鷲づかみにされましたが、
    特に、謎めいた女性の過去に迫る部分や、
    「とんでもない惨事」がもたらす波紋などは、
    時間を忘れ読みふけりました。

    細部まで描き込まれた看護師の振る舞いや、
    思考回路も見どころの一つ。

    著者の経験が存分に活かされていて、
    他に類を見ないものに仕上がっています。

    人の心に直接訴えかけ、
    世の中を動かすだけの力のある物語。

    著者だから描けたひとつの集大成。

    広く読まれることで、
    ヤングケアラー支援の一助になって欲しいです。

    (対象年齢は13歳半以上かな?)
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    4488028985



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