偽のデュー警部

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評判

偽のデュー警部の評価:

4.35/5点 レビュー 17件。 A ランク

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平均点4.35pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全28件 21〜28 2/2ページ
No.8
(5pt)

船内のミステリー

序盤は、どろどろした人間関係から始まり、船内で起こった殺人事件を、自ら殺人を犯した男が偽探偵となり、事件の真相に迫るという話。
読者の裏を何度もかくような展開で楽しめます。
悪女の話が好きな人にもお勧めです。二人の悪女が出てくるのですが、どちらもなるほどとうなずいてしまいます。
ラストのどんでん返しは、正直やり過ぎだと思いましたが、まあ、エンターテインメントなのでこのくらいはありなのかなと。
偽のデュー警部 (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 偽のデュー警部 (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J7A8C4
No.7
(5pt)

船内のミステリー

序盤は、どろどろした人間関係から始まり、船内で起こった殺人事件を、自ら殺人を犯した男が偽探偵となり、事件の真相に迫るという話。
読者の裏を何度もかくような展開で楽しめます。
悪女の話が好きな人にもお勧めです。二人の悪女が出てくるのですが、どちらもなるほどとうなずいてしまいます。
ラストのどんでん返しは、正直やり過ぎだと思いましたが、まあ、エンターテインメントなのでこのくらいはありなのかなと。
偽のデュー警部 (ハヤカワ・ミステリ文庫 91-1) Amazon書評・レビュー: 偽のデュー警部 (ハヤカワ・ミステリ文庫 91-1)より
4150747016
No.6
(4pt)

爽快感のあるエンターテインメント

舞台は豪華客船。探偵役を務めるのは、自らも愛人のために妻殺害計画を練っていた歯科医という皮肉。しかも、その歯科医は名警部と誤解され、しぶしぶ捜査を行なう。船上という閉じられた空間内での犯人捜し...。作者が古典ミステリのパロディを意図して本作を書いた事はほぼ間違いないだろう。

悠揚迫らぬ筆致で、ユーモアを交えながら事件を語っていく作者にはある種の風格さえ感じる。だからと言って、事件そのものを軽んじて扱っている訳ではなく、意外な結末を用意するというサービスぶり。クリッペン事件を踏まえ、20世紀初頭の雰囲気を濃密に醸し出しながら、敢えて奇抜なシチュエーションを用意してパロディ仕立てにした作者の洒脱な感覚には爽快感を覚える。

ラヴゼイの諸作品は、皆似たような印象を受けるのが玉にキズであるが、本作はそのアイデアと全体構成の妙で代表作と呼ぶにふさわしい秀作。
偽のデュー警部 (ハヤカワ・ミステリ文庫 91-1) Amazon書評・レビュー: 偽のデュー警部 (ハヤカワ・ミステリ文庫 91-1)より
4150747016
No.5
(4pt)

爽快感のあるエンターテインメント

舞台は豪華客船。探偵役を務めるのは、自らも愛人のために妻殺害計画を練っていた歯科医という皮肉。しかも、その歯科医は名警部と誤解され、しぶしぶ捜査を行なう。船上という閉じられた空間内での犯人捜し...。作者が古典ミステリのパロディを意図して本作を書いた事はほぼ間違いないだろう。

悠揚迫らぬ筆致で、ユーモアを交えながら事件を語っていく作者にはある種の風格さえ感じる。だからと言って、事件そのものを軽んじて扱っている訳ではなく、意外な結末を用意するというサービスぶり。クリッペン事件を踏まえ、20世紀初頭の雰囲気を濃密に醸し出しながら、敢えて奇抜なシチュエーションを用意してパロディ仕立てにした作者の洒脱な感覚には爽快感を覚える。

ラヴゼイの諸作品は、皆似たような印象を受けるのが玉にキズであるが、本作はそのアイデアと全体構成の妙で代表作と呼ぶにふさわしい秀作。
偽のデュー警部 (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 偽のデュー警部 (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J7A8C4
No.4
(5pt)

きっちり構築された古典的名作

ミステリ界では古典的名作のひとつだろう。

妻の仕事の関係で渡米することになった主人公は、不倫相手の花屋の店員と結ばれることを目指し、米国行きの船の上で妻の殺害をたくらむ。

ところが、その現場で意外な殺人事件が発生し、主人公は妻を殺すどころか、その事件の解決を託されるはめになる。

まずトリック、事件ありきで人間が描けていないミステリも多いなか、これは事件とまったく関係ない序盤の描写からよく作りこまれています。後半、ただの歯科医なのに名刑部役を演じることになる主人公の迷推理ぶりもかなり面白い。

意外な結末のサービスもあって、最後の最後まできっちりと楽しめます。
偽のデュー警部 (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 偽のデュー警部 (1983年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J7A8C4
No.3
(5pt)

きっちり構築された古典的名作

ミステリ界では古典的名作のひとつだろう。
妻の仕事の関係で渡米することになった主人公は、不倫相手の花屋の店員と結ばれることを目指し、米国行きの船の上で妻の殺害をたくらむ。
ところが、その現場で意外な殺人事件が発生し、主人公は妻を殺すどころか、その事件の解決を託されるはめになる。
まずトリック、事件ありきで人間が描けていないミステリも多いなか、これは事件とまったく関係ない序盤の描写からよく作りこまれています。後半、ただの歯科医なのに名刑部役を演じることになる主人公の迷推理ぶりもかなり面白い。
意外な結末のサービスもあって、最後の最後まできっちりと楽しめます。
偽のデュー警部 (ハヤカワ・ミステリ文庫 91-1) Amazon書評・レビュー: 偽のデュー警部 (ハヤカワ・ミステリ文庫 91-1)より
4150747016
No.2
(5pt)

I LOVE ラヴゼイ!

 ラストのどんでん返しが秀逸!読後の健やかさは近年に無い作品だと思います。最近はトリックも手の込んだものが多いし科学捜査といった派手な印象の作品が人気ですがたまにこんな素敵なミステリーに出会うとなんだかホッとします。
偽のデュー警部 (ハヤカワ・ミステリ文庫 91-1) Amazon書評・レビュー: 偽のデュー警部 (ハヤカワ・ミステリ文庫 91-1)より
4150747016
No.1
(4pt)

壮大なロマンス

この本が、推理小説のジャンルに入ることは当然ではあろうが、少し納得できないような気もする。確かに人が殺され、それを解決する警部がいる。しかし、しかしである。その舞台が、大西洋を横断する豪華客船であり、その警部も実は偽者で本業は歯医者であるとしたらどうだろう?そしてその歯医者が、警部の役割をしなくてはならなくなったことの背景には、彼自身の壮大な決意のもとの恋物語があったとしたらどうだろう? ピーター・ラブゼイは、この殺人事件を非常にユーモラスに、且つロマンチックに描いている。であればあるこそ、私はこれを単なる推理小説として捉えることはどうしても出来ない。これは、もっとスケールの大きな冒険小説、または恋愛小説であるような気がしてならないのである。
偽のデュー警部 (ハヤカワ・ミステリ文庫 91-1) Amazon書評・レビュー: 偽のデュー警部 (ハヤカワ・ミステリ文庫 91-1)より
4150747016