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シャーロック・ホームズとミスカトニックの怪
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シャーロック・ホームズとミスカトニックの怪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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ホームズ正典の多くの長編のような一部と前日譚の二部に別れた形式です。 そして現れる邪神とその役割 登場までは映画半魚人ギルマンみたいな展開でもあります。 またヘビ人間など一部のキャラクターでなんとなくお茶を濁したりせず、大物邪神の登場は、クトゥルフファンにはありがたいです。 1番怖いのは邪神を崇める邪な人間の心であることを示してくれます。 ホームズとワトスンの心象風景描写もホームズ・ファンにはありがたいです。 盛りだくさんでなかなか楽しい内容でした。 | ||||
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一作目もおもしろかったですが、二作目はさらにおもしろい。クトゥルフとホームズが好きな人が求めているものに完璧に応えられているのでは。 一作目で確立された世界観、クトゥルフ&ホームズな中で、ちゃんと作者独自のミステリー冒険小説を紡いでいる、という感じ。 三部作(+外伝)で終了の予定のようなので、次が本編の最後なのかな? 読むのがとても楽しみです。 | ||||
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クトゥルフバイガスライトの世界を見事に表現している作品だという印象が有ります。ホームズやモリアーティがクトゥルフの真実に触れても発狂しないだろうという事を見事に表現している点が面白いと思いました。 | ||||
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あれから十五年…ホームズとワトスンは文字通りのクトゥルーハンターとして活動を続けていた。正典ではホームズの絶頂期として解決した数々の事件も、実際はモンスターとの対峙であり片時も気の休まらない日々が続いていた。そして新たな事件が二人を待ち構えており、その結果あの忌むべき名を持つ人物の消息を知らされる。第2部では彼らが巻き込まれた事件の発端が日記と云う形で綴られるが、物語の鍵となる禁断の実験と、モンスターの採集探検…果たして北米大陸にその生息を期待して良いのやらと違和感はさておいて、ヤバイヤツが登場する。ホームズの正典になぞらえて物語を組み立てる生真面目さは興味深いが時に窮屈さを感じさせる。 | ||||
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迂闊な書き方をするとネタバレになりそうです。 取り敢えず、ガースト、ビヤーキー、グール、夜のゴーントといった、クトゥルー神話系の話で良く見る面々が登場します。 もっとも、事件の核となる話は、死体蘇生者の話を彷彿とさせ、どちらかと言うとクトゥルー神話というより、別のホラーな感じがします。 | ||||
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楽しみにしていた『シャドウェルの影』の続編です。 ホームズとワトスンが超常的な存在たちと戦い始めたのが前作ですが、この二作目では一気に15年後の話となって、二人ともがそういった戦いに肉体的・精神的な疲弊を見せているという状態での話になっています。 ワトスンの遺稿という形式は同じですが、今回はホームズたちがルルイエ語を書き殴る精神病院の謎の患者を調査していくワトスンの手記である第一部と、それを補完するある人物の日記が主となる第二部(怪奇小説より。ミスカトニック川を蒸気外輪船で遡上探検していく辺りが個人的に好きです)に分かれていました。 ちなみにラヴグローヴは「はじめに」で、この構成が『緋色の研究』や『恐怖の谷』と酷似していることを、ワトスンの真作である証拠と主張しています。 第二部冒頭のコメントなども、ラヴグローヴがこの形式のパスティーシュならではのユーモアを見せていて楽しかったです。 訳者のあとがきを読むに、おそらく三部作の最後も翻訳してもらえそうなので、楽しみに待ちたいと思います。 | ||||
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