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僕の明日を照らして
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僕の明日を照らしての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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何冊も読んだけれど、こんなにも苦労して読んだのは初めてだよ。 息子と義父のdvがテーマだが、、、あまり面白くない。 | ||||
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母親の鈍感なところがすごくリアル。 こんな母親にはなりたくないと思う。 | ||||
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この数か月でまとめて瀬尾まいこを読み続けてきて、いまのところ最低作だと思う。 虐待がテーマの作品、途中でなんとなく解決して、最初から最後にとっておく伏線でひっくり返しておしまい。 起承転で終わっている作品。瀬尾まいこ作品の多くは、え?それで終わり?という感想を持つものが多いが、虐待が簡単に解決してしまう安易な作品に思われたくなかったのだろうか。 虐待の当事者の解決だけでは済まない問題。周囲を巻き込んだものであることを示したかったのだろうか。 納得いかない主人公に煮え切らないし、納得がいかない。 読む楽しみを感じる部分が読み進むほどに減っていく。 残念な作品。 | ||||
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殴られるのに嫌われたくないとか、 子どもを大事に思っているわりに存在感がない母親とか、 父親になろうと思いすぎて、子どもを殴って、結局お母さんとうまくいってなかったとか、 再婚相手が嫌がっているのに夜の仕事を続けるとか。 登場人物に共感できなさすぎて、 この家族がどうなるのか、とても気になった。 しかし、本を読み進めても、結局どんな人たちだったのか、 何故こうなっていたのかがわからないうちに終わってしまった。 物語に取り残された気持ちになった。 | ||||
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友人から薦められて瀬尾さんの作品を読み始めました。最初は図書館で借りて読んでましたが、綺麗なものを手元に置いておきたくて結局全部買い揃えました。卵の緒、おしまいのデート、あと少しもう少し、戸村飯店などどれも好きですが、私は僕の明日を照らしてが一番好きです。こんなに何度も読み返した小説は初めてです。(好みは別れる作品でしょうが) 優ちゃんは何故隼太に暴力をふるうのか、そんな優ちゃんを何故隼太は必死で守ろうとするのか。優ちゃんを助けようとする中学2年生の隼太はそっけない言動とは裏腹にとても健気で、こちらも解決の糸口はないのかと何度も読み返してしまいます。 そのうち最初読んだ時にはわからなかった登場人物の細かな感情の揺れが次々に見えて、不思議に思えた行動や心理がどんどん繋がっていくようにみえました。とにかく読む人によって様々な解釈が出来る、不思議な魅力を持った作品だと思います。 それにしても瀬尾さんは何でもない普通の人や出来事を魅力的に書く天才ですね。文章も読みやすくて大好きです。 もしこの作品に優ちゃんの視点で書かれた章があったら・・・また違った二人の絆が見えたかもしれません。そんな続編がでないかなあと期待しつつ、とにかく瀬尾さんの新刊を待ち望んでの、星5つです。 | ||||
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DVの話じゃない、と思う。 「いい子」の隼太と「いいお母さん」の組み合わせは、ちょっとうっとうしい。 そこに、新しいお父さんが来て、隼太はやっと息がつけた。 だから頑張ったんだろうと思う。やさしいからではない。 やさしくすることと、やさしいことは違う。(と書いてあった) 隼太が自分を発見していく過程がじんわりと感動的。 瀬尾さんがすごくこの年代の子供の力を信じていることがわかる。 | ||||
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いろんな意味で挑戦的な問題作。文章は読みやすい。 児童虐待を、虐待を受けてる児童が解決しながら成長する話。 主人公の中学生・神田隼太は、義理の父親・優ちゃんから虐待を受けている。 隼太は優ちゃんと、専門本を読み、虐待日記をつけ、食事に気を配り、努力する、そして。 それは、善良な教師の立場では理想かもしれないが、現実にはありえない。 見聞きする実際の児童虐待とはかけ離れている。 現実にはありえないファンタジーだと思って読むべき物語。 たとえば親子、いじめのあるクラスなど、教材として使うには、すごくいいと思う。 よい子のみなさんはマネしないでくださいね、ってところか。 誰もマネしないと思うけど、もしやろうとすると命に関わる危険。 あんまりシリアスなテーマを持ちこまないほうが、 この書き手のふわんとした持ち味が生きるような気が。 | ||||
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正直、DVに関しては不勉強なせいもあり、報道で語られる程度にしか、継父や主人公の気持ちや行動を理解できなかった。 ただ、今どきの中学校生活はうまく書かれている。 主人公と、彼を取り巻くキャラクターとのやり取りも「ああ、こんなだよな」と共感できた。 ラストはこういう流れになるしかないよな。継父と主人公は救われただろう。なんだかひじきが食べたくなった。 | ||||
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DV被害者の中学生の少年を主人公とした小説。淡々とした日常に狂気が潜むが、少年はそれを全て受け入れる。偉い。 DV被害者の子供は、自分を被害者と認識することは少ないらしい。やはり親に愛されたいという感情が優先するので、殺されるまで逃げるということを中々思いつかないのだろうか、特に小さい子供の場合には。 DVの継父との日々を淡々とつづった小説だが、リアリティという点で気になった。DVの加害者は、自分がDVをやっていることについて、本書の親のように悩んだりするのだろうか?悩まないから、DVが出来るのではないか?DVの被害者は、主人公のように父親を失うのを恐れるあまり、DVに甘んじてしまうのだが、それは継父にも当てはまるのだろうか?専門家でないので、良く分からないのだけれど、本書が描くDVを見ると、DVとは支配、被支配の関係なので、両社の共存関係(お互いを不幸な形で必要としている。片方は暴力を振るうことで自分が支配者だと確認する。片方は暴力を振るわれてもそれが愛情だと勘違いする関係かな。)は良く描かれている。しかし、現実にこんな子供がいるのだろうか。中学生だったら、子供の方が切れるのでは、と思ってしまった。 自分の子供がDVされているのに全く気づかない母親がいるとも思えず、読後は少々空虚な感じ。 | ||||
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物語の設定は今のニュースで連日報道されるような、 DVを受ける少年の話。 ただ、この本でユニークなところは、 被害者である隼太が加害者である義父の優ちゃんと ともにDVを克服していくところ。 そしてそのことを母親は知らない・・・。 他の方のレビューにもあるように、 隼太がどうしてそこまでできるのか?しなければならないのか? きちんと読み進めると描かれているけれども、 しっくりとこないかもしれない。 それは、読み方が甘いからか?自分のこととして受け止めていないからか? それでも(著者の本を初めて読んだからか)、 力強く前に進む隼太の成長に感動した。 | ||||
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瀬尾まいこさんは、 「幸福な食卓」(これは自分の人生で宝物の本の一冊です) で心が震える思いをしてから全部読んで、 映画も見ているファンです。 でもこの本はひどすぎます。 この作家のいちばん悪いところが全部出ています。 優ちゃんの病気のリアリティーのなさ。 主人公の考えや反応のリアリテイーのなさ。 ばかみたいに空疎な設定で、 物語が例のパターンで進んでいく。 読んでいてこんな小説を書くようになってしまったんだと 哀しくてなりませんでした。 | ||||
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中学2年生、反抗期真っ盛りの隼太(しゅんた)。自分を1人の大人と見てくれる母にありがたく思いながらも、「女手一つで」という言葉に縛られ、聞き分けのいい自分を持て余していた。しかし、そんな母が再婚。スナックを経営する母なぎさの相手は年下の歯科医優ちゃん。一人の夜から解放され、家族が増えたことを純粋に喜ぶ隼太だったが、優ちゃんとの間には誰にも言えない秘密が… キレると暴力を振るう優ちゃんと、痛い目にあいながらも彼を失いたくない隼太の闘い。耐えるのでなく、2人で光を見つけようとする隼太の努力がけなげで、切なくて…。 瀬尾さんの作品は、中学生の描き方がリアルで、温かいまなざしが感じられるから読んでいて、とても共感できるし、穏やかな気持ちになれます。今回もあっという間に読んでしまいました(それが、ちょっと悲しい) | ||||
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