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夜空に浮かぶ欠けた月たち



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜空に浮かぶ欠けた月たち

夜空に浮かぶ欠けた月たちの評価: 4.36/5点 レビュー 11件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.36pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(4pt)

体や心の反応が具体的に見えた。

私は今までメンタルクリニックに行った事は無いけれど、行くべき時があったのかもしれない。一人で耐えるべきでは無かった時があった気がした。

人に言えないって事が辛いのは、本当によく分かる。言えたなら、すぐには解決しなくても、それだけで少しだけホッとしたり、心の重さが変わる気がする。

いろいろな状況で心が疲れた人たちが出てくる。その人からは周りがどんなふうに見えたり、感じたりしているのかが、具体的に見えて息苦しさが伝わってきた。

我慢したり頑張りすぎたりしちゃいけないなーと改めて思った。でも辛い時は自分だからこそ、自分の事が見えなくなる時があるから、避難できる場所を持っていたいなと思った。
そして私も誰かにとっての避難場所になれたらなと思う。
夜空に浮かぶ欠けた月たちAmazon書評・レビュー:夜空に浮かぶ欠けた月たちより
404111344X
No.10:
(5pt)

自然に涙が

精神科医の井上智介先生が監修したと旧ツイッターで知り、購入して読みました。
オムニバス形式だけど、6つの話が絡み合って繋がって。自分は自分でいいんだと肯定してもらった感じで、前向きになります。
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No.9:
(5pt)

心にしみる

窪美澄さんの本は多く読んでいますが、私は一番好きな作品です。身近に心療内科のお世話になる人間が多いこともあって、この作品のような心療内科の先生が近くにいるといいなと思います。精神疾患を理解するうえでも有益な一冊です。
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No.8:
(5pt)

焦らずゆっくり

都内の住宅街のメンタルクリニックを訪れる近隣の人々の人生模様。
パターン的にはありがちな面はあるが、どの話も登場人物を応援したくなる良いストーリー。

いつの間にか心が不調になることはあっても、周囲の人との関わりがあるってことは大事。
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No.7:
(1pt)

医師会の推薦本?

薬、薬、とにかく病院で処方された薬を飲めば治る、と何かの洗脳を受けているようでした。日本の病院至上主義に疑問を持っている人には会わないかも。
鬱病や精神的な病がそんなに簡単に薬で良くなるなら誰も苦しんでいないのでは?
窪美澄さん、好きな作家さんだったので残念でした。
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No.6:
(5pt)

美しい文章に魅了

疲れてる人にほっとするようなお話でした。
文章も美しくて、悩みがあったり、心が疲れるのが恥ずかしいことではなく、みんなそうなんだから、ゆっくりいこうよという感じで、気持ちが軽くなりました。
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No.5:
(5pt)

久しぶりの。

読み終わりたくない本というのは

こういう本のことだと

私は思う。読んで心を手当てするような

セラピーのような一冊。

正直読み終わりたくないので今も

少しずつゆっくり読んでいます。

不完全な自分を『それでも良いじゃない』

と言ってくれるような

そんな大切な一冊です。
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No.4:
(5pt)

大丈夫。生きていける。

大丈夫。生きていけるよ。

そう言って心に寄り添ってくれるような温かい物語でした。

誰しも完璧じゃないし、落ち込むことはたくさんある。でも、絶対いつか終わりが来る。また前を向ける。少しずつでも大丈夫。

生きるのに疲れたらまた読み返したいです。
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No.3:
(3pt)

メンタルの調子が悪い人は引っ張られてしまうかも

読了しました。

もっと心温まる感じの物語かと思いましたが、
メンタルクリニックに行くまでの主人公の葛藤や
主人公の言動が、自分の事のように重なり、引っ張られてしまいました…。

メンタルの調子が悪い時に読むと、
私がメンタルクリニックの門を叩いた頃を思い出してしまいます。

調子が良くなったら、再読したいです。
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No.2:
(5pt)

精神科、心療内科がどんなところか不安な方へ

ある夫婦が営む精神科クリニックと近くにある純喫茶を中心にした、連作短編集でした。

私は、適応障害と診断を受け、半年ほど精神科に通院、仕事を休職しています。初めて病院に行く前は、「心の病気」と診断されることが怖くて、行くのを躊躇っていた記憶があります。

小説の中でも、いわゆる「メンヘラ」と見られることが怖かったり、「自分は病気なんかじゃない!」と、クリニックに行くのを躊躇ってしまう登場人物たちの気持ちが描かれていて、すごく共感をしました。

ただ、この小説で描かれているように、病院やクリニックは、こころの避難所でもあるとも感じています。「休んでいいんだ」と思えるようになることが、病院に行く意味だと思います。心は「治すもの」ではなく、安全な場所で「治っていくもの」なのだと思います。

そうした温かな物語が詰まった本でした。
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No.1:
(5pt)

こころ温まる大きな輪のような話

共感できることがとても多かったです。

『僕は、僕のままで

真美も真美のままで』のような涙が止まらなくなる言葉がたくさん。

強い人なんていないよ。

そう、弱さがあることも人間なんだ

欠けてたっていい
できないことがあっても
それが自分で

愛してくれる人も同じ。

すごく温かみがぎゅっとされた一冊でした。

小さなクリニックにご夫婦で傷を癒す
とても素敵と思います。

さおりさんのために精神科医になろうだなんて、なかなか難しい

1周読んだな、という感覚です。

井上智介先生の監修もありがとうございました。
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