矢の家

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評判

矢の家の評価:

3.94/5点 レビュー 17件。 F ランク

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平均点3.94pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全23件 21〜23 2/2ページ
No.3
(5pt)

文句なしの傑作

火花散る心理戦は迫力たっぷり。
また、例えばこんなユーモアには、思わず微苦笑させられる(31ページ)。

「記憶というやつは女のようだな」と氏は考えた。「もしこっちがあとを追いかけなければ、向こうからひとりでにやって来る」
とはいうものの、氏は女に対するごくふつうの男の立場にあった。つまり、女のあとを追いかけずにはいられなかった。
 
福永武彦の訳は、さすがの一言。
ラストも洒落ている。
矢の家 (創元推理文庫 113-1) Amazon書評・レビュー: 矢の家 (創元推理文庫 113-1)より
448811301X
No.2
(4pt)

茶目っ気溢れる名探偵

ある富豪の夫人が亡くなりその全財産が養女ベティに残されることになります。ところが夫人の義弟が「ベティが夫人を毒殺した」と告発したため事態は紛糾。孤立無援のベティは顧問弁護士に救いを求めパリからはアノー探偵が調査に乗り出してくるというお話です。
アノー探偵はユーモラスな雰囲気を持っており少々芝居がかっていると言えるかもしれません。自尊心も強いようでクリスティのポワロの先輩とも称されますが、尋問の中にも罠を仕掛けたりするところなどは職業的犯罪捜査者の特徴が出ていると思います。
『トレント最後の事件』からロマンスを推理小説の中に取り込む動きが出始め、本作も例外ではなく恋愛の味付けがされておりますが、より洗練された形になっているのではないかと感じました。
全体を見ても一つの作品として高いレベルでまとまっており、黄金時代の傑作の一つであると言えるでしょう。
矢の家 (創元推理文庫 113-1) Amazon書評・レビュー: 矢の家 (創元推理文庫 113-1)より
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No.1
(4pt)

名探偵アノー登場

メースンの「矢の家」は推理小説ファンにはよく知られたクラシックミステリの傑作。資産家の未亡人の死に毒殺の疑いがかかり、パリ警視庁のアノー氏(エルキュール・ポアロを彷彿とさせる名探偵)が、調査を開始します。登場人物は少なく、犯人をあてるのは難しくありませんが、問題はどうやって被害者を殺したか。名探偵アノーと犯人との心理的駆け引きは読み応えがあります。
矢の家 (創元推理文庫 113-1) Amazon書評・レビュー: 矢の家 (創元推理文庫 113-1)より
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