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名探偵のままでいて
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【この小説が収録されている参考書籍】
名探偵のままでいての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全76件 21~40 2/4ページ
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※少しネタバレを含みます。 ・ドラマ化向けの作品? ・幾らでも広げられそうな良い設定。ただそれを活かしきれていないというか、作者の技量が足りてなさ過ぎる(処女作でも関係ない) ・まず主人公に魅力がない。探偵役である祖父を立てるためだけのキャラ設定。主人公にも事件を解決させてほしかった。回想シーンのためだけであれば、別に必要ない。 ・四季の嫌な感じの逆張りキャラは鼻についたが、他のキャラがあまりにも毒にも薬にもならないので、唯一、彼だけ魅力的だった。 ・全体的に薄っぺらくて幼稚。 ・トリックがご都合主義。自分は水泳をやっていたので、プールで息を止める時間が〜で「は?」と思ってしまった。第一章、第四章は予想できた。第三章の校長はよかったが動機が「面白いじゃないか」的なのは意味不明。そして事件もトリックもありきたりすぎる。 ・ミステリー好きに媚を売ったワードが多くてしんどい。ちょうど先日、十角館の殺人を読んだところだったので余計に。無駄な会話が三章みたいに伏せられているパターンは良いが、特に伏線にならないのなら作者の自己満足でしかない。 ・文章が下手。(あかぁさぁん!)とかなんなのこれ。 ・賞を獲ってるからと言って面白いとは限らない、と理解しているのに、本当に近年の小説はレベルが低いんだなとガッカリ。 ・とは言えど、途中離脱することなく、最後まで読めたし、祖父と娘の話のあたりは感動させられたので星3。続編は読まない。 | ||||
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とんでもなく読みやすかった。初めはなんのこっちゃと感じていたが、二話目が終わる頃には話の流れというか短編小説やったんか〜、まぁこういうのも悪くないなと感じた。放送作家というのもあって構成がガチガチで、分かりやすかった。 本を読まない人にお勧めするとしたら、この本になると思う。 しかし終盤ではよく分からなかった。 急に展開が荒ぶると言うか…展開は良いとしても推理まで断定的になって無理矢理感があった。 | ||||
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レビー小体型認知症のおじいさんが出てくるのは斬新だし、まなざしは優しくて良かったけど、、それだけだった。 ヒロインは「なるほど!たしかに」と唸ってるだけで、何もしない。 おじいさんは謎解きする時だけ頭はハッキリしていて、でも都合よく幻視で犯罪現場は見えて、鈴虫はタイミング良く鳴く。 ファンタジーですね。 | ||||
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この本の「名探偵」は、レビー小体型認知症を患い、介護用ベッドから離れられない、という設定で、主人公である孫娘が持ち込んでくる話を聞いて、事件を解決していきます。 いろいろと縛りが多いので、個々の推理には ツッコミを入れたいところもあるでしょうが、自分だったら、与えられた材料から どんな「物語を紡げる」か、チャレンジしてみましょう。 | ||||
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ミステリーが好きです。マニアというわけではないですが単純に量だけはたくさん読んだと自負してます。このミスは毎年大賞は必ず読んでます。 ストーリーとしては起承転結があり、伏線回収もされていてよかったと思います。認知症の安楽椅子探偵と孫という設定も現代に即しつつも、新しさのあるいい設定でした。これが普通に1ミステリ小説として出版されてたら「トリックは私は好みじゃなかったけど人それぞれだしね、ストーリーはまあよかったよね」、友達に勧めるなら読書が好きな子なら「読みたいなら文庫がでたらかいなよ」って勧めるぐらいです。 トリックの内容は好みがあるのは当然ですが、結構無理がない?なんか運頼りなとこない?というのが正直な意見でした…もちろんミステリ要素はあるもののなんというか…ラッキーで達成できた事件だったねって気持ちになってしまう…みたいな。主人公やその周辺の人がミステリ好きな設定は構いませんが要所要所で出てくる作家名や作品名それらにまつわる雑学や説明が多いかなという印象でした。そういったことにとても明るい人は楽しいかもしれませんが、ただ単純に読書が好きという人にとってはよくわからないって気持ちになり、少し知ってる程度だとこれ系の雑学たくさん書きたかったのかなぁって気持ちになりました。大きな賞であるこのミスに相応しいかといわれるとちがくない?という気持ちです。 またこのミス大賞作品としては結構疑問が多いです。設定といいストーリーは良いので概要文を読んだ選考員が通すのは頷けます。ただそこから上となってくると本当に他にいい作品なかった?ちゃんと選考した??って気持ちになります。作者は芸能に精通する、社会的地位も高い方であるという色眼鏡もあるとは思いますが、正直大賞に相応しい作品ではなくないかという意見です。単純に選考されたのかもしれませんが、この作者が無名の一般人としてこの作品をこのミスに応募してきたとして、同様の大賞という評価を得たか?という疑問を感じます。 このミスは大変毎年楽しみにしているタイトルですが年々選考に疑問を感じることが増えています。「このミスの大賞作品」という期待値は全く超えてきませんでした。残念です。 | ||||
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作品としては最後まで含めるといい作品です。よく完成されているなと思う力作です。 ですがそれまでのトリックが、有名作家を馬鹿みたいに出しまくっているにも関わらずゴミなので、読む気を無くす方もいるでしょう。 そのような方には、第5章から読み始めてもいいかと思います。十分に私は楽しめました。 下参考 居酒屋に関して 物語① Ⓗは特殊部隊員。それもテロリスト殺害に特化した何かだろうか? ① まず、トイレの廊下でもみ合っている際に、Ⓗがそれを見た瞬間に、咄嗟にナイフを奪い、背後から刺している。「何してんだ?」と、一般人なら大声を上げたりもみ合ったりするはずであるが、特殊部隊だから明確にナイフを奪い背中に、明確に突き刺すという行動できたのであろう。 被害者も背後から間抜けにも刺されて、「ふぁああああやられたあああ」と、くねくね倒れていく被疑者を想像して欲しい。人間はそんなにやわなものなのか? そして、居酒屋と言えども完全防音では無いはずであるが、もみ合う音もかき消されるぐらいクラブのような爆音で、物語的には完全防音だったのであろう。 「いえ、僕だけナッツを食べて」という、冷静な四季をいれるなら矛盾が発生する。だからこその席順だと思うが、無理がある。 物語② 被疑者と女将は特殊部隊員だったのでしょうか? ② 入り口から、被疑者が入ってきたらさすがに気がつく。①卓の誰もが、扉が開いたのを気がつかなったのだろうか? これは図が悪いのだろうと思いたい。 無理に読者が完全密室という食いつくものにしなくて良かったのではないのかな? と思うとミステリ作家並べてる割に寒い。いや、そのミスリードと思いたい。 ③ 四季は、料理専門家だったのでよしょうか? 四季が、新メニュー「スパイスを利かせた鶏料理か何か(P64)……」 こしょうのワードからなぜ鶏を? そんなにスラスラメニューを、言えるのだろうか? 仮にそこに他の材料があれば推測できるが、意味不明、無理くりすぎるにもほどがある。 ④ A~Fの証言が馬鹿過ぎる。上記3点のどれか当てはまった方は言わずとも分かる。犯行をするために作者が意図的に現場を作っていると。普通に寒い 女将が、事件の時間に資材を持ってトイレに行く様子を誰も証言してないという意味分からなすぎる落ち度には失笑するしかなかった。 作者は、トリックを構築する際、どこかでパクったトリックを後出しで出す構成をしているようにしか思えない 上記を無理くり整合性を持たせるなら 殺害は女子トイレで、もみ合っているところをⒽが引きはがそうとして、Ⓗに振り返った時に 女将が被害者の腰にあったナイフを抜き、背後から刺殺 といったところでしょうか? 他にもミスが多いので書ききれません。 ネームバリューで売り出した感じが強い商業的作品は否めない。現にすぐに次作を発表している。 商売がうまい。 推理を行わない。もしくは考える事のできない大衆向け。 この作品風に言うならば、BEAUTYFUL MINDに容疑者Xの献身を組み合わせアルジャーノンに花束をといったところでしょうと。 | ||||
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正直、このミス大賞なのかあといった感想。 あまり面白くなかった。好みの問題もあるけど。 最後のエピソードが好きなことと、私も祖父母と共に暮らし、育てて貰った経験があるので楓が祖父を慕う気持ちに共感できた。だからこの点数。大おまけだと思う。 主人公の矛盾を簡単に導き出せるし、なんかだいぶ杜撰な印象。 | ||||
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探偵役を認知症の老人にする必要があったんだろうか。推理するところでつっかえたり、認知症にともなう推理の衰えみたいなものが無いため、設定を生かし切れていない。これなら足を悪くしていて外に出られないキャラクターでも同じだろう。最後の章だけは多少設定が使われていたが、それにしたってなあ。話が進むごとにどんどん症状が進行して推理するのも辛くなり、でも最後はあの事件を……とかにした方が良くない? | ||||
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このミス大賞受賞作ということで期待して読み始めた。 …が、あまりにも凡庸。キャラはありきたりの範囲での個性豊かさだし、短編集なので話がこじんまりとしている割にさほどキレも意外性もない。 ”アームチェアディテクティブ”タイプで、孫娘が話す事件概要からボケ老人が意識のハッキリしているときに事件を解決するという展開。 最初の2編を読んだところでやめようかとも思ったが、3編目はまあまあだったので読み進めると、5話目6話目で化けた。 今までが単に伏線だったかのように様々なドラマが(多少大げさに)絡み合って気持ちよく読み終えられた。 なるほど、ミステリーやトリックという視点だけで言えば2流だが、キャラやドラマとの絡め方などがうまく、セリフ回しも魅力的でトータルとしては完成度が高い作品になっている。 全6話だし、視覚的な作品なので映像化もしやすそう。 | ||||
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短編の謎解きがいくつかある構成だと思います。 謎解きをせずとも話が面白く、急いで読んでしまいました。 答えはよくわかっていないです。 | ||||
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老い、耄碌して尚超人的な推理力を発揮し、あらゆる難題を瞬時に解決するスーパーおじいちゃん でさ… そのおじいちゃんが全盛期(おそらく)の時、愛娘が殺されたと言うのに何故その推理力を駆使し犯人を見つけなかったのか… それも20年以上… | ||||
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まだ、読んでいない人のために簡単に。 ストーリーは面白いですが、謎解きはくだらないです。でも、ストーリーはとても良いので新聞連載小説みたいな当たり障りのない爽やかな話を読みたい人には打ってつけです。なにしろ無駄に爽やかです。先が読みたくなるラストも秀逸。 | ||||
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小説としてはなかなかのもの。 ミステリとしてはかなり難あり。ご都合主義が目立つし、そもそも条件設定に嘘があったりで、大森さんが伸びしろに疑問を呈するのもしかたない。 ミステリを読みたいならやめたほうがいいが、小説はうまいから、損はしない。 | ||||
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●主人公楓と彼女の敬愛する祖父との仮説(物語と呼称している)構築過程がメイン。楓の仮説(物 語)にアドバイスし補強して行く祖父の論理は、DLB患者とも思われぬ鮮やかさ。文字通りの推理 (のみの)小説である。 それぞれの短篇のラストシーンは、いつも木漏れ日の逆光に燻る紫煙で終わる。本書のタイトルは 改題前の「物語は紫煙の彼方に」の方が情緒的でいいかも。真相はすべて紫煙の彼方にあり、それは 祖父の健康と共に、そうであって欲しいと願う楓の切なる想いが伝わってきます。 | ||||
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どこがおもしろいのかわかりません。謎解きもめちゃくちゃです。 ミステリー大賞って元彼の遺言状もそうですけど、もひとつです | ||||
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くっそ〜〜〜面白かったなぁ〜☺️ ネタバレになりそうだから、あまり色々書きたくは無いけど・・・ 基本的、一章に尽き1話完結なんだけど完結じゃないけど完結して・・・ 最終章に向けての伏線が、撒き散らしてあるような無いようなあるような・・・ とにかく最終章は、圧巻でした。 もう・・・読んで!連休中、お暇な方は是非読んで!読んで! | ||||
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ナイナイANNリスナーなので小西さんが書いたという安易な理由で読みました。 普段は全く本を読まない自分がすらすらと読み終えてしまうくらい面白かったです。 | ||||
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普段ミステリー小説を読まない人間の感想ですが、物語としておもしろかったです。その分作者のミステリーの知識は豊富でも、ミステリー部分ではあまりワクワクしませんでした。 個人的には先生が失踪する話が一番楽しめました。 レビー小体型認知症を患う祖父が探偵役なのですが、実在の病気の設定はかなり繊細な取り扱いが必要だと思いましたが、うまくストーリーに活かされててすごいなと思いましたし、主人公である孫、楓とのやり取りは切なくもあたたかくてとても良かったです。何と言ってもラストが秀逸ですね… シリーズ化したら読みたいなと思ってましたが、このラストを見たらここできれいに終わるのが美しい気がしました。 しかし結構都合がいいなぁと思う箇所がありました。肝心なところを主人公が聞き逃すとか、少し話を聞いただけで事件の真相が幻覚で見えてしまう祖父とか…。 あと美人で読書好きの主人公という設定は普通すぎますね。ビブリア古書堂が思い浮かびました(作中に登場する本もビブリアと被っていたので)。 軽く読む分には読みやすくて良かったですし、作中に出てくる本も読みたくなりました。 小説家が本業ではないのにここまで書けるのは素直にすごいですね…。 また書かれるなら読んでみたいです。 | ||||
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主人公に想いを寄せている男2人が必要ない。日常のミステリでありながらも、認知症である祖父と主人公のやり取りを楽しむ本であるべきなのに、変に恋愛要素を入れたせいで少しつまらなくなっている。 | ||||
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たくさんの過去の作品からの引用でこちらも読みたくなります。 作者の推理好きが感じられます。 良い作品でした。 ラジオで紹介してくれた蜂谷涼先生ありがとうございます。 | ||||
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