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妻の終活
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妻の終活の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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そう遠くないうちに迎える環境なのかと、読み進めました。スッキリとはいかないけれど納得しました。 読んで良かったと思います。 | ||||
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奥さんを見送る頑固な男性の寂しさが伝わってきます。 芯が強い奥さんが死を受け容れていく様子に静かに感動しました。 | ||||
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のめり込むように読み終わりました。 自分の死について考え 残された時のことを 考える機会になりました。 | ||||
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廉太郎め。我が父、わが義父のようなクソっぷり。妻の意思は無視し、自分の思う通りにならないと、どなる。ああ。昭和のクソ男そのもの。でも奥様の余命に直面した時、あのクソ男代表の廉太郎がどう変わるのか。こんなくそ親父だから疎遠だった娘たちとのぶつかりも、「廉太郎ならゆうよね。このクソ親父め」と娘の立場で見てしまいました。コレは世の中の全ての方に読んで欲しい。老若男女関係なく。そして解説にあった、職縁と、地縁の違い。コレはまさに目から鱗!会社を辞めたら当然のことながらそのコミュニティとは疎遠になります。地元や地域、地区の大切さを痛感するでしょう。今のうちから地域の方とコミュニケーションとったほうがいいよー。この本は夫にも勧めてみよう。年間60冊ほど読みますがここ数年でトップ3に入る良い書籍でした。 | ||||
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今までは主人が先に?という思いで生きて来ましたが、最近主人の友だちの奥さんが病気になったり、痴ほうになったり、亡くなられたりして、私の友人がこの本を勧めてくれました。 大変参考にはなりましたが、主人は読もうとはしませんでした。私が何かあってもなるようになるですね! | ||||
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まさか最後に…そう言う事を知るのかぁ。永く共に生きてきた…けど、間違いは有ると思います。妻から夫への許せない事とは…一生忘れぬことと思い知らせられました。 | ||||
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側にいることが当たり前過ぎて、妻の存在のありがたさを妻の死を前にすることでしか気付がなかった夫。傲慢すぎる夫でも一人にさせてしまうことを心配する妻。家族にとっての母(妻)の存在の偉大さが身に染みました。 | ||||
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まるで私の家の出来事を、坂井先生が見ておられるのかと思ってしまいました。 涙涙で読めなかった箇所、たくさんでした。 | ||||
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通勤電車内で読んでいましたが、終盤で「これ以上は無理」と中断しました。 唯一の疑問点。 主人公である食品メーカーの商品開発担当者、ましてや仕事中毒とも言える人物が、スーパーマーケットに出向いたことが殆どないということはまずあり得ないのではないでしょうか。 | ||||
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普段妻が夫に絶望する具体例と妻の心情が丁寧に書き込まれている。この作者は広く世の男達に、妻をないがしろにすると先に死なれることで、復讐されると警告しているのかもしれません。 妻に嫌われていても平気な夫、家族だから妻の感情など考えた事もないと言う夫、そんな夫は要注意でしょう。夫婦はお互いに努力して大切に育て続けなければ家族にはなり得ないのだから。 娘の言葉を借りて、作者の言いたいことが随所に表れて共感できる小気味よい本です。 | ||||
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完全役割分担夫婦の、ありがちな夫婦像。仕事と言えば、全ての煩わしい家庭の問題から免除される男のエゴ,その陰で全てを一手に引き受けざる終えなかった妻たち。これで、夫が先に行けば何も気づかずに終わってしまう人生が,妻の最後を看取る事で、人としての生き方や娘たちの想いにも気づき、後悔と謝罪の念を抱く廉太郎。最後に一年ほどでも妻と向き合い妻を看取れたこと,得たものは大きかったと、妻 杏子さんの優しさに温かく読み終える事が出来ました。恨み辛みは,娘の美智子がほぼ代弁してくれて,そこは小気味良く読みました。この世代には,妻の気持ちが痛いほどに伺い知ることができます。廉太郎さんも1人になり、亡き妻を供養しながら 親子関係が修復できた娘たちや孫たちに支えられて 残りの人生を生きていけるでしょう。 | ||||
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仕事の関係で、妻に先立たれ日常生活に困る夫の姿を見てきた経験上、作品にはリアルに実情が描かれており考えさせられながら読みました。今の若い夫婦では実感がわかないかもしれないが、50代以上の男性陣では食事や洗濯、掃除は妻任せも多いのではないかと思います。家事全般をこなせる妻がいると、やることに手が出しにくいと思いますが身に着けることに損はないと感じました。家族が一つになって言った点もうれしく感じました。日々を大切にということもこの本で改めて実感しました。今年、心に残る作品のひとつになりました。 | ||||
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典型的な頑固オヤジですが、今時こんな人どれだけいるのでしょう。また、妻の方もやはり古典的です。ただ、終活の内容は参考になりました。 | ||||
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当初、主人公の男性が余りに単細胞で、同じ男としても許せない、従って感情移入が出来ないという状態だったのですが、グイグイと物語に引き込まれました。最後の50頁は泣きながら読む羽目に。人生の深淵を垣間見た気がします。 この著者の作品は初めてなのですが、今後たくさん読んでみようと思います。40代前半で、よくもまあ、これほど人生の深い部分が描けるなあと感心してしまいました。どういう人生修行をされたのでしょう。 ところでこれ、映画化を強く希望します。主人公は渡辺謙、妻は田中裕子、長女は佐藤仁美、次女は稲森いずみでお願いします! | ||||
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夫婦のあり方に考えさせられる一冊 長年連れ添うからこそ 慣れないになってはいけないし 相手を敬い 感謝 助け合いの心が大事 解ってはいるけれど・・・・・ 涙 涙でしたが 最後は温かい気持ちになった | ||||
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夫は現役時代、新商品、ヒット作を生み出し社に貢献。ガムシャラに働く男として描かれている。60歳定年後も同じ会社で嘱託として働いている。まもなく古稀という設定。 見合いで結婚して以降、家事は一切やらず(妻は結婚と同時に退職し、専業主婦)。洗濯機の使い方も知らず、近所のスーパーの買い物もしない。料理は無論全くダメ。典型的な亭主関白として生きてきた。 何かあると、孫にも「男らしく」を強調するので、実家には寄りつかなくなったり…。 そんな男の妻が余命一年…。「ワイフロス」に向けて、再教育が妻や娘たち(子供は娘二人という設定)によって行なわれることになる…。 親子間でも価値観が大きく異なっている中で、旧態依然的姿勢を貫こうとする父親と娘との対立等々、その顛末を面白おかしくというか、時にはしんみりと綴った小説。 還暦爺さんが読むと、「明日は我が身」かとしみじみと感得させられる内容だった。妻を大切にしなくちゃ…と思う(わけがない?)。 内館牧子氏の『終わった人』 (講談社)という定年前後の哀感を綴った小説も少し前に読んだが、こちらは「昨日の我が身」というか、「明日は我が身」というか……。 今回の本、第七章~八章あたりで涙ぐんでしまったが……。妻にも読ませてやろうかな。 でも、「なんで、私が先に死ぬの。あんたが先でしょう」と叱られるかな? なにせ、「85歳まで働け!」と毎朝唱和しているのだから。 | ||||
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妻に頼り切った生活をしている私にとって、身につまされるところがあります。もしこの主人公の立場に立ったらと思うとすごく不安になります。すぐ近くにいて、まるでいてくれるのが当たり前、してくれるのが当たり前、空気のように思っている自分に、気が付き愕然としています。大事にしなければ、大切な思いを伝えなければとのお身を強くしました。 | ||||
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物語の主人公たちよりも、自分は少しだけ若く、自分の親は少しだけ年寄りなのですが、いろいろ考えさせられました。 長寿社会となり、自分たちの人生の終わりが容易に想像できない時代になりました。 様々な終活の情報に接することは大切ですね。 | ||||
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坂井希久子さんの作品だから 期待してましたが・・・ 本当は想像の出来ないようなストーリーを読みたいんです きっと書いて欲しい 買って読むから | ||||
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小説NON誌に連載されていた「妻の終活」。連載初回から坂井希久子さんの力量に感銘しながら愛読してました。 医療現場では予期せぬ突然の病状に直面することがあります。そのようなシーンから始まるこの小説。外科医の端くれとして「上手い」「なるほど」「そうなのか」と的確な取材力と展開に毎回感心し、勉強させてもらいましたが、単なる医学小説では勿論ありません。妻の突然の病に直面した、働きづくめで家庭に無関心だった夫。そして妻と娘たちの人間ドラマ。 デビュー作以来、様々な愛の形、アスリート、人情物、歴史小説。若者から中年、熟年まで縦横無尽に創作つづける坂井さん。登場人物と読者を振り回し時に突き放しながら最後に救いがある巧みなプロット。 本書は、小説NON誌での連載に書き下ろしの最終章を加えての単行本化。最終章にもちょっとしたスパイスが仕込まれてます。今回も、小説の女神、坂井希久子さんの面目躍如。消化器外科医としても一押しの名作です。 | ||||
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