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逆転美人
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逆転美人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 1~20 1/3ページ
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今まで読んだ本の中でも、1、2位になるくらいの大どんでん返し!前半はあまり気がのらずに読んでいましたが、最後の最後に「え?そうなの?」と度肝を抜かれました。一度読んでみる価値あり!です。 | ||||
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そもそも推理小説として読まずにライトノベル感覚で楽しんで読み進めた。 「文章力が低い」、と評するレビュワーもいたが、それは違うだろう。あくまで当初は高校中退の美人シングルマザー=香織(優子)が書いたものとして設えられたものだったからだ。むしろそうだとしても上手いな、と感じたくらい。それが全編にわたって娘の亜希=16歳が書いたものだと分かり、そこに判断基準を持ってきても、やはり上手いなと感じる。高校に行く前、何とか中学を卒業したレベルにおいて、仮に文芸部だったとしても文章は秀逸だ。もちろん小説家が書く文章に比べれば深みが無く平板な印象を与えるが、それはどう考えても計算済みだろう。さすがにプロレベルの文章が連ねられていても、設定からしてチグハグになってしまう。 そして平板な状況描写がゆえに、スルスルと読めてしまう。それは次々起こる不幸の連鎖に魅力がある、ということ。普通に考えてここまで不幸が連続することはありえないし、美人だったらそれを少しでも隠そうと、メガネかけて髪型を地味にしたりして自衛に努めるだろう。あと、顔には子どもとはいえ、メンタルが現れるから、ずっと人を惹きつけてやまない美貌も変化を余儀なくされる。なので途中から完全にファンタジーとして読むことになった。作り事にしか思えないので気楽に読める。しかし個々の事例は実際たくさんあるだろう。イジメの具体例としてはさもありなん、といった印象。 そこで私は2つのことを思いながら読んだ。 1 これだけ注目を集めてしまう美人というのは、今まで会った女性で誰がいただろうか?クラスに1人くらいのレベルではない。学校で1人いるかいないかのレベル。そう考えると高校時代の後輩で1人だけ該当する女性がいたことを思い出した。その女子は大学進学後、しばらく深夜番組やCMや雑誌に登場していた。あとから話に聞くに、子供時代から地域では有名な美人だったようだ。ただ、彼女が美人すぎるがゆえにどのような困難に遭遇して来たのかは知る由もない。おそらくどんなに親しくなろうが、本書のように詳らかに話してくれることなど無いのは自明の理。言えば言うほど自慢話に聞こえてしまい、どちらも辛くなる。ゆえに美人ハラスメントというものはまさに、蟻地獄がごとくそこから這い出せないものなのだろうと推測できた。それが本書の最大なる功績であり着眼点であろう。最後の仕掛けは面白いけど、メインディッシュが終わったあとのデザートに過ぎない、とすら言える。少なくとも私の読後感はそうであった。欧米では特に容姿を褒めることはご法度のようだ。やはり向こうの方が進んでいる。何気なく、悪気なく『美人ですね。』などと言ってはならない。言われたら本人はせめて『お世辞でしょうが有難うございます。』と言うのが精一杯。難しいのは、単に『有難うございます。』だと、お前、自分で認めたな?となり嫌味になる。さらに予防線として『お世辞でしょうが』と頭に表明しても、相手はむきになって『そんなことはない!本当のことを言ってるんだ!!』とか言い出しかねないので、やはり美人さんからは何も言わない方向で行くしかない。そして不毛な時間をやり過ごすだけ・・・。これが男だったらどうか?『あなた、ハンサムね!』とか『男前やわ〜!』とか、『イケメンだなあ。』とか言われたりする。目をキラッと見開いて親指と人差し指でアゴを支えて『まあね!』くらいやっとけば、スムーズだし笑いも取れる。しかし女性だとそうはいかない。どこまでも嫌味に受け取られる。ああ、可哀想★ 2 次にルッキズムについて。確かにエチケットとして容姿を評価するようなことは慎まなければならない。しかし本音のところでルッキズムは無くせない。それは動物の本能であるからだ。例えば80代の女性に対して普通性欲は湧かない。そういう人もいるかもしれないが、超特例だろう。動物の本能として子孫を残さんがための性欲である。そして男は若くて美人を、女も若くてイケメンを、と標準を定めていく。美人であったりイケメンであったりは、単に整っている、ということ。動物としてはなるべく健康で整った子孫を残したいのだ。それはいくら何でも否定しようがないだろう。 そうなると内なるルッキズムは根絶出来ない。我々男女は(その他もいるが、)ルッキズムを認めたうえで、次善三善を考えないといけない。しかしそれこそが教養なんだと思う。例えば中高生の頃、『モテたくてバンドを始めた』なんて言うミュージシャンは吐いて捨てるほどいる。ミュージシャンでなくても異性の気を引くためにルックス以上の付加価値を自らに付けようと努力する。そこで文化が花開いていくのだ。 そして最後に、昔から言われることだが、『二十歳からの顔は自分で作るもの』 自分の顔は自分で責任を持て!どんなに美人であっても、大人になって油断していると数年でブスになってしまう。そういう例を多くの人が目の当たりにしてきたに違いない。美人の形質を生まれ持った女性も例外なく衰えていく。それを下支えするものは教養に他ならない。内面から出る美。それも否定出来ない側面だろう。例えば脳科学者の中野信子さん。どんどん美しくなっている。それは内面の探求を怠らないからだろう。 かくして高校時代に会った絶世美人はその後どうなったか?たまたまバッタリ会う機会があり、かるく挨拶を交わしたが、40代でも破壊的に美人であった。もちろんそんなことは本人には絶対言わないけどね。 | ||||
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読み応えのある作品でした。 | ||||
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途中まで「これのどこがミステリーなの?」って思ってましたが、それでも面白く読んでいました。トリックに関しては最後説明されてようやく分かって、途中で気づいた人いるのかな?と、本好きな勘のいい人は気づくのかな? | ||||
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酷評レビューもありますが私はこの手の作品を読んだことがなかったので衝撃的すぎて1日で読み終わりました。ただインパクトが強くもう既にオチを知ってしまったので二度目は読めないです。いい意味で一度しか楽しめない本です。だからこの「すげぇ!」を伝えたくて友人や家族に布教していってます(笑)タイトル通りすべて忘れてしまって、また読みたい作品です。 | ||||
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最後まで面白く読み進められるんだけど、元芸人が書いているということで、言わせてもらえばオチまで引っ張り過ぎかなと思う。間にもう少し何かがあればより良かったかな。 | ||||
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毎日読んでいる新聞の広告で題名が気になり読んでみました。私は本を読み始めてから50頁ぐらい読んだ時点の内容で先に読むか読まないかを判断します。この本は50頁も読まないうちにつまらないと判断しましたが、でも、つまらないと思いながら読了してしまいました。私が今まで読んだ中でこのような筆致はなかったような気がします。最後の展開で納得できました。 | ||||
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とても面白かったです。 他の作品を読みたくなりました。 | ||||
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ネットで紹介記事を見て買いましたが、面白かったです。 | ||||
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前半はダラダラと書かれてて今ひとつ面白くなかったのですが、後半からは俄然面白くなり、どんでん返しにビックリ! ホンマに面白かったです。 前半を耐えながら読めば、後半はホンマに面白いですよ。 | ||||
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ある美人女性が、美人であるがゆえに不幸な目にあってきたという手記が書かれています。とは言っても、案外幸せに生きているなぁと思っていたら、 終盤。お〜見事に大逆転。そして仕掛けが! これは紙の本でしかできないですね。 藤崎翔さんお疲れ様でした。 | ||||
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そうくるか!という驚きがありました。 作者の頭の中が見てみたいです。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (2件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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頑張りました。素晴らしい | ||||
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前半は主人公の生い立ちについて、美人に生まれたが故の不幸や不運が書き連ねてあり、内容は人間不信に陥りそうな境遇ですが、どんどん読み進めていけます。途中後半へと繋げるための仕掛けがありますが、ん?と思った箇所もあったもののそのまま一気に読んでしまいました。 最後にああそういうことかと。 このトリックを完成させるための、作者の多大なる努力に敬意を評します。 | ||||
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すごくわくわくしながら読みました。同世代なのもあって、ドドリアさんとかKICK THE CAN CREWとか、「懐かしい~」っていう楽しみ方もしていましたが、最後にびっくり。楽しいひとときをありがとうございました。 | ||||
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こんなトリック、思いつくだけでもすごいのに、やってのけてしまう作者がすごい❣️ネタバレになっちゃうのでこれ以上書けないけど、絶対読んで損はしない伝説級の1冊‼️ | ||||
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