森江春策の災難 日本一地味な探偵の華麗な事件簿
評判
森江春策の災難 日本一地味な探偵の華麗な事件簿の評価:
4.00/5点 レビュー 1件。 - ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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収録作の中でもびっくり仰天なのが、『寝台特急あさかぜ殺人事件』。芦辺先生の作品世界には鉄人28号が実在していたのですよ! 作中の「世界少年探偵会議」がとても楽しく、「探偵たちにも解けない不思議」=「まぼろし探偵」の正体には大笑い。
初出はポール・アルテ氏の翻訳出版への寄稿だった『解凍された密室』は、東西名探偵の共演だけではなく、長編『大公女殿下に捧げる密室』のヒロイン・ヴィルヘルミーネ大公女殿下が顔を出していて儲けもの。弁護士稼業の森江先生を海外へ連れていくのはなかなか難しいとは思いますが、ヴェルデンツ大公国の物語は一作きりではもったいないのであります。
ところで、「一生に一度来るか来ないかという直木賞授賞パーティーへの招待状が旧宅に投げ込まれたのをはるか後に知り、血の悔し涙を流して七転八倒した某探偵小説家」って誰よ……