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億男
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億男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全135件 101~120 6/7ページ
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いい人しか出てこない。 のんびり読書にぴったりでした。みんな悩んでいる。 退屈な人生をどう生きる? | ||||
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宝くじで3億円当たった男が、不安になりいろんな金持ちと出会っていくという内容である。 お金でも手に入れなれないものがあるのではないかと思うことができた。 「お金」というものについて考えさせられた言い札である。 | ||||
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久々の読書に億男を選びました。 早く続きが読みたくなる本で、少しづつ読む予定が一気に読破。 タイトルから予想してた内容とは良い意味で違いました。 身近なお金について、いかに無知であったか。 主人公心の動きや疎遠になっていた親友との関係など、自分にも投影してしまいました。 読み終えて疎遠になってた親友に連絡しました。 お金を通して、自分が本当に何を求めているのか考えさせられました。 映像化を期待します! | ||||
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先が読める、オチがわかった。 など思う方もいそうな内容ですが、 僕はこの様な話にはそこまでハラハラドキドキももちろんですが、 まさか!の展開も求めていないのでなんとも思いませんでした。 話は借金の返済の為様々なものを犠牲にしながらも 自分の正義のために頑張る男の話です。 その男がある日3億円を手に入れるのですが、ひょんなことから 親友がその金を持っていなくなってしまう。 親友とお金を追うために彼は親友の知人と会い、 話をしながら様々なことを学んでいきます。 そこにお金の怖さや不偏さ、意味を見出していきます。 しかしどうも終わりがしっくりきませんでした。 借金を機に変わってしまった彼の人間性と、散々話しを聞きまわった彼の一月後の姿は 先のそれとさほど変わっていなく感じました。 結局一男が変わるきっかけはこれなのか。。。 と、少しがっかり。 いや、至極当然のことで当たり前のことだと思うのですが、 現実味のない話ならいっそのこともう少し飛ばしてほしいなと思いました。 もう少し長く、細かく書いてくれればもっと楽しめたのになに、変に落ち着いた話に。 楽しく読めただけに、さらっと終わってしまって残念でした。 | ||||
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宝くじが当たった場合のその後の結末。 急に友人や恋人・親戚が増え始める。 結局は借金だらけになって、当選前よりも貧乏になり不幸になる そんな負のイメージを僕も持っており、この本の主人公「一男」も そのことで苦悩し、答えを探し求める。 一気に読み終えた後、お金に対する姿勢や生きること、 働くこと、家族のことなどいろいろと考えさせられました。 結局は今までの日常に戻って行ってしまうのですが、 日常の中の当り前の中に幸せがある。 そんなことを気づかせてくれる一冊ですね♪ | ||||
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奥付によると本作の著者、川村元気さんは映画製作に関わっているそうだが、本作を映画にするとしたら、主演を大泉洋、公開スクリーン250館、初日、2日目で動員数8万5000人、興行収入1億円スタート(「億男」だけに…)が目標といったところだろうか。(参考・Wiki「トワイライト ささらさや」) お金とお金に関わる人間模様をめぐる冒険もの。 「お金と幸せの答え」を求めるストーリーだということが最初(6ページ4行目)から提示されており、それが綺麗に順序立てて展開していく。 その方針は大きく裏切られることはなく、読者は「もし自分が大金を手にしたら」とか、「主人公の出会うような災難に遭遇したら」とかを、安心して空想しながら物語を楽しめる。 もちろん僕も「もしも宝くじで3億円があたったら」などと空想して楽しんだ。 この小説で語られている「大金」の根拠はほぼ、宝くじとか、株とか、企業買収とか、競馬とか、いわゆる「労働」で得るお金ではなく、「僥倖」のたぐいに終始している。 夢物語のロマンがエンターテインメントになっているわけだ。 「お金と幸せの答え」を求める道具として、「僥倖」を素材にしているわけだが、その点で結局「お金と幸せの答え」の終着点も、そりゃ「僥倖」があった末の終着点だろ?という、僻みが残るのは僕が僻み性だからだろう。 お金が好きなら1万円札のサイズを知っているのか?という問いは、子供っぽい引っ掛けだが、お金を具体化、相対化する入り口として面白かった。 「億男」はマガジンハウス社より発売され、定価1400円(税別)だ。川村元気さんの本はすでに3冊ほど出ているらしいから、実績もあるだろう。 もしも初回8万部で印税率10%とすると、1400円×8万部×10%=1120万円が川村さんが受け取る印税となる。 川村元気さんが、この本で「億男」になるには、71万5000部くらい売れる必要がある。 そしてもちろん、売れる可能性はある。 やはり「億」というお金はたいしたものなのだ。 | ||||
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ある日、突然3億円もの大金を手にした男。 そして、その3億円が親友に持ち逃げされたら・・・ 人はお金に人生を左右されているが、そんな当たり前のことは 当たり前すぎて、普段、意識すらしていない。 でもこの本を読んで思った。私たちの人生はお金にどれだけ 振り回されているのか。 小説の中にはお金にまつわる偉人たちの言葉が 数多く登場するが、私が一番印象的だった言葉を紹介しよう。 富は海の水に似ている。 それを飲めば飲むほど、のどが乾いてくる。 ショーペンハウアー | ||||
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主にお金を軸にして人生について考えさせれます。 前半は興味津々、中盤はやや中だるみですが最後はどうなるのかという興味は持続できたのでなんとかクリアして、後半は楽しく終われた感じです。 展開に関してはなぜそうするのかとすっきりしないかしょうがないわけではありませんが、おおよそ人間の行動にはそういう部分があるのだと了解できね範囲かなと思います。 | ||||
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お金は正義?それとも悪? お金は敵?それとも味方? お金に踊らされることなく、上手にお金と付き合おうと思った。 | ||||
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お金と信頼、そして絆。深く考えさせられる内容でした。最後の結末は、想定外。 | ||||
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宝くじに当選して、3億円を手に入れた男を通して、お金と幸せの答えを問うた小説。 本作は、大金の入った財布を拾って、人が変わってしまった亭主を、作り話で改心させようと 企む妻との人情話を描いた古典落語の人気作「芝浜」と、 文明から遠く離れた北アフリカの僻地に やってきた倦怠期の夫婦が、圧倒的な自然の中で、今まで気づく事のなかった虚空を見てしまい、 絶望的な孤独感を味わって 破綻してしまう悲劇を官能的に描いた映画「シェルタリング・スカイ」 (ベルナルド・ベルトルッチ監督、ポール・ボウルズ原作)をベースにした作品で、偉人たちの格言を 散りばめながら、人生の中で、如何にお金と関わっていくかを探って行きます。 映画製作に携わってきた作者だけあって、映像がイメージできる文体で、中でも、主人公が 学生の頃、「シェルタリング・スカイ」の影響でモロッコへ旅行に行った際、同行した落研の友人が、 早朝の薄紫色の空に覆われた、完全な静寂を保つサハラ砂漠で、主人公のために「芝浜」を 披露するクライマックス場面は、カタルシスさえ覚える美しさで迫ってきます。 弟が残した3000万円の借金を肩代わりしたことが切っ掛けで、妻に愛想を尽かされ、 別居生活を強いられている主人公と幼い一人娘のサブストーリーもスパイスとして効いていて、 サスペンスフルな展開で、最後まで一気に読ませる作品です。 | ||||
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急に、弟の借金を背負ったり、大学時代の親友が成功してるのに、連絡とってなかったり、ちょっと、不自然な感じはありますが、ちょっと極端な面はありますが、周りの人の生き方をお金を通して見せているのは、結構、面白く読むことが出来ました。 あまり、深読みは無い気がしますが、小説というよりも、お話的に読むには、丁度よい感じでした。 個人的には、面白い部類の本に分類できると思いました。 知り合いに対しては、「気になったら、読んでみたら?」ってレベルのお勧め度です。 | ||||
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弟の借金を身代わり返済するため昼夜掛け持ちで働く一男は、妻と諍いが絶えず 別居生活を余儀なくされている。 ところがある日、一男にとんでもない幸運が! チャプリンは「恐れることなく生きれば、人生は素晴らしいものとなる」と言いながらも、 生きるためには「少しばかりのお金は必要」と現実を直視することも忘れない。 そんな「ライムライト」の有名なセリフで始まる冒頭はいかにも著者らしい。 本書は「金と幸せ」について、宝クジから競馬の馬券、落語の「芝浜」まで上手に使って いて楽しめた。 金がまつわると、余裕がないならないなりに、そして少し余裕が出てくると問題が起こり やすくなり、金持ちは更に疑ぐり深くもなる。 「人の不幸は蜜の味」だし、特に失敗談は面白い。 しかし時として、金は愛も夢も平穏な生活も、すべてぶち壊してしまうから恐ろしくもある。 ふだん、金とどう接しているか…、を考えさせられる一冊だ。 | ||||
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東宝の有名な人で、大泉洋さんや岩井俊二さんの推薦帯がついていて、手に取りました。 一、九、十、百、千、万、億の頭文字で章分けされていて、通勤の電車の中で4日間で読めました。 生々しいエピソードが繰り返される。 お金があれば幸せってわけでもないけど、お金が無くても幸せってわけではない。 | ||||
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宝くじの当選金を大学時代の友人に持ち逃げされ、追跡するうちにその友人の過去が明らかになってゆく… という、ざっくり書くと三流サスペンスドラマのようなあらすじだが、本書を読むと考えさせられることがたくさん書かれている。 「お金」ってなんだろう? 「人を信じる」ってなんだろう? 「お金で買えないものはない」という人は多いが、この本を読んでもう一度考えてみて欲しいと強く思う。 きっと、お金で買えないものが見つかるはず。 私は、この本を起業家を目指す人に一度は読んでもらいたいと願う。 起業して、お金を稼ぐ立場になった時、考えなければならないことがたくさんちりばめられているから。 でも、今、生活が苦しい人にとっては響かないかもしれない…とも感じたので、★-1とした。 決して名著ではない。 でも、考えさせられる。 そんな本だ。 | ||||
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モロッコの砂漠で落語をうつシーンなど とても映画的だなと思いました。 全体を通して、壮大な落語になっていて、 最後になるほど、とうなってしまいました! | ||||
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お金にまつわる本は、経済からスピリチュアルなものまで幅広く読んできました。 この本も面白そうだと思い手にとりました。 描写が見事で、ずっと頭の中に映像が浮かびながら最後まで一気に読みました。 映画を見ているようなそんな気分です。 物に対する描写も商品名はなくても「あれだな」とわかるのがにくい演出。 素直に感想を書こうとするとネタバレになりそうなことばかり。 ラストも美しく、お金というテーマを考えるタネが植えられたような気がした。 物語というメタファーを通してお金に対する視点を増やしたい方にオススメです。 | ||||
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はじめ男性向けの本のビジネス書よりの本かと思ったのですが、 これは、お金を通して見える、家族や友情の小説でした。 ラストシーンを希望とするか絶望とするか 読み手によって感じ方は違うのかなと思いました。 | ||||
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お金と幸せについて、考えさせられるテーマの小説です。絶対に有り得そうもない話しなのですが、ぐいぐい読者を小説の世界に引き込んでいくような所があって、読んでいて面白い作品だと思います。お金持ちの生活って、意外と虚しいのかなとお金持ちの気持ちが少しはわかるような気がしました。途中、町内会の福引、宝くじ、IT長者や競馬の馬主などあぶく銭に踊る様なストーリー展開です。深味はないのかなと思います。 | ||||
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表紙とタイトルのインパクト。 売り出しが上手な作品だなと思いました。 もし、3億円が当たったならあなたはどうしますか。 経済本は世の中のたくさん出回るけれど、その経済本を手に取る人物が金持ちには見えない、とはけだし名言だと説得させられます。 そうした、構成力というか、発せられる言葉というか・・・、時代にそぐわって、切実に感じられます。 しかし、作家として、文章表現から垣間見れる説得性には乏しいような感じがしました。 あくまで私見ですので、読んでいただいた方々には申し訳なくいです。 | ||||
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