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億男
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億男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 21~40 2/3ページ
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世界からが猫が消えたら〜を読んでとてもよかったのでずっと億男が気になってました。 この作品を読んでからお金わ自体わ嫌いでわないけど、なにか口を開くと人間わお金のことばっかりでそんな話を聞いているのが嫌になりました。作品自体わ百瀬のお話のところが一番心に入ってきやすくて好きです。思考回路がそんなに貧乏でも金持ちでもない私でも理解できる思考回路だったからです。他の二人は理解できるけど、理解できないような感じ。 私はこの本を読んでお金と幸せについての答えを知りたかったのですが答えは出てきませんでした。でもお金だけでは人の心は満たされないものだなぁと改めて思いました。 一つの作品として読んでよかったと思います。 | ||||
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個性豊かな「お金持ち」が登場し、主人公一男を翻弄していく様子が面白い一冊でした。 お金があれば人は幸せになることができるのでしょうか? この物語に出てくる「お金持ち」たちは、幸せを手にしたようには描かれていません。 お金と幸せは、密接な因果関係があるように見えて、本当は関係ないのかもしれません。 お金と幸せを切り離して捉えたとき、初めて幸せについて考えることができる。 そう感じられた内容でした。 | ||||
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お金と幸せについて考えさせられました。億万長者になった方の話をきいたことがないので、この小説でこんな世界があるんだ。と知ることもできました。 | ||||
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宝くじで3億円当てた一男。 親友の九十九に相談したところ、 それを取って行方不明になってしまう。 落語の芝浜という演題のように かつて九十九が一男の為に必死になったように お金と幸せについて気づいて貰おうと 九十九があえてやったことだった。 小説としてすごく読みやすいし、 まあお金と幸せ、あと欲についても 書かれているので、読んで損はないかなとといった感じ。 ただ皆が皆絶賛するほどなのかは疑問だ。 | ||||
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この本の内容を要約すると、「この世界に、お金と幸せの関係について分かっている人は、果たしてどれだけいるのか?チャップリンが『ライムライト』の中で言っていたように、人生に必要なものは勇気と想像力とほんの少しのお金だ。世界を知り、そこに踏み込む想像力と勇気さえ持てれば、ほんの少しのお金さえあれば十分だ」ということです。それが、村上春樹の文体をおとぎ話風にしたような文章で書かれています。 文中に出てくる、ソクラテス、ドストエフスキー、アダム・スミス、チャップリン、福沢諭吉、ジョン・ロックフェラー、ドナルド・トランプ、ビル・ゲイツ等々のお金にまつわる名言は、今後、使わせて頂こうと思います。中でも一番使えると思ったのは、千住という登場人物が語る、「金と神は似ている。どちらも実体がない。人間の信用や信仰によって成立している。だから、金だろうが神だろうが、わたくしにとってはどちらでもよいのかもしれない。お金は人間の欲望を偶像にしたものですから」という台詞でした。 只、お金にまつわる名言としては、NHKドラマ『ハゲタカ』に出てきた、「人生の悲劇は二つしかない。一つは、金の無い悲劇。そして、もう一つは、金のある悲劇」という言葉の方が、個人的にはシックリきます。 | ||||
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予定調和的ですが、特に不味くも特に優れてもいない中庸な軽い話でした。 とても腑に落ちないケチつけ部分としては、何で弟の借金負うの?残された妻子が自己破産すりゃよかったんじゃ?弟の借金負うって時点で「妻にとても迷惑」な状況だと思ったりw九十九の元会社のパートナーと九十九が同じ土俵に立ってない。単に九十九は「自分への忠誠」を試した感じ。 良い感じ、と思った部分は一男と万佐子の出逢いのエピソード。 一番すごいと思ったのは十和子の夫w ま、お金と幸せは必ずしもリンクしないが、お金の心配ばかりの生活、ってのは疲弊するし精神がすさむ。 故に本書で「言いたいらしい」事には同意できないなあ…。 金があっての不幸より、金が無いゆえの不幸の方が絶対的に悲惨だと思う派です。ついでに金さえあれば大概の問題はある程度まで解決できると思ってる派です。 自分としては十和子スタンスが一番望ましいかな。いざという時の充分な保険あっての平凡で堅実で普通の生活が出来れば満点ですねー。 | ||||
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一気に読んでしまったことは事実なので、「面白くなかった」と言うわけにはいかない。 でも、読み終えてから「結局、これは何なのだ?」というモヤモヤばかりが募る一冊だった。 まず、これは小説なのか、寓話を交えた自己啓発本なのか。 小説だとしたら、正直、あまりにも雑。 主人公の一男はまだいいとして、親友の九十九、そして十和子や百瀬といった登場人物すべてにまったく人間味が感じられないのだ。 ただ、著者の言いたいことを代弁するだけの役割を持った人形、あるいは都合のいい時に現れて話のつじつまを合わせる「神様」といったところか。 では、彼らが代弁している著者のメッセージが心に刺さるか、というと、これがどうもぼんやりしている。 結局言いたいのは「お金よりも、何かを得たいという欲と行動が大事だよ」ということなのだろうが、それ以外のいろいろな要素がまぜこぜになりすぎていて、言いたいことがダイレクトに伝わってこない。 名言(っぽい)言葉だけが羅列されている、という印象なのだ。 さらにいえば、そのメインのメッセージすら「そんなに紙幅を使ってまで言うことか?」と思わなくもない。 一方、印象的なシーン描写は見事だと思う。 砂漠での落語、宗教まがいのセミナー、毎週一冊ずつ脈絡のない本を借りる女性……まるで映画のワンシーンのような印象的な場面が続く。 そこに、よりリアルな人物描写が加われば、名作と呼べるような作品になったと思う。 もっとも、ひょっとしたら自分も「大金持ち」になってみたら、本書のキャラクターたちを「ああ、なんてリアルなんだ!」と思うのかもしれないが……それこそ宝くじで3億円でも当たらなければ無理そうです(笑)。 | ||||
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小説だと思って読んだら、自己啓発分のような印象だけが残った。 娯楽として読むには楽しめず。 お金の深い学びをしようと思うと足らない。 そんな印象です。 | ||||
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可もなく不可もなくといったところでしょうか。 読み終わって何か残ったかと問われると「う〜ん」と言った感じです。 ちょっとした時間を埋めるには良い本かもしれません。 映像にすると雰囲気でいいモノになるのかも。 | ||||
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ある日突然、ひょんなことから大金を手にする男の物語でした。お金とは何か?幸せとは何か?非現実的なストーリーで執筆されてます。 社会人は社会が教えてくれるので、社会人よりアルバイト経験のないような中学生や高校生が読むといいと思います。 | ||||
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ですよね。まるでサラダを食べているようで。 借金を返さなければならなく貧乏生活の毎日、唯一の楽しみは大好きな妻子とまた暮らすこと。 それがいきなり、自分で買ったわけでもない宝くじ一枚で三億円を手にした。 いや〜三億円、膨大な金額過ぎて想像もつきませんでしたが、ボストンバッグに収まる程度なんですね。意外。 ストーリーも読みやすく、文章も1ページにギッシリ収まっているわけでもないので軽く読めました。 ラストにお金との付き合い方についての明確な答えがあるんじゃないかと思って読み進めましたが、ハッキリした答えはなく、私的にはちょっとモヤッと。 しかし登場人物一人一人の個性は面白かったです。 それぞれのお金に対する姿勢が違っていて、こんな人もいるのか〜そんな考えも有りか〜と、感心しました。 特に主人公の親友、九十九の、皆お金が好きと言いながらお札一枚の長さや重量を知らない〜のくだりは、確かにお金は好きだけどそんなとこにまで興味が湧かなかった、もしや私はお金好きじゃない!?と九十九に流されそうになりましたが、やはり私はお金を使用して欲しい物を手に入れるという意味でお金が好きなので、九十九は変態だなと思いました。 これを読み、世間でお金だ宝くじだ借金だというニュースや出来事を耳にする度、少しお金に対する考えが変わりました。 まったくお金というものを、人を翻弄する小悪魔ですね。 | ||||
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お金にまつわるストーリーを軽やかなタッチで描いた小説です。 読み進める中で感じたのは、堅苦しいと思う事なく、お金に関わる名言や考え方に触れる事ができる書籍という事でした。 そのため、読みやすい文体とも相まって、書籍の中で語られた知識に関しては、これまでも知っていたと思ったり、当たり前の事の様に感じたりするほど、自然に自身の知識として染み込みやすいと感じるはずです。 ただ、大きな金額のお金に関わる出来事を扱っている小説ですから、実感としては身近に感じるものではなく、純粋にゴールの予想できないストーリーとしても楽しむ事ができます。 そういった意味で、作者がお金という存在についてどのような一面を感じているのかと考えながら読みやすい小説を楽しみたい方におすすめしたい書籍です。 | ||||
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あっという間に読めました。映画化、テレビ化がとてもしやすそうな、映像が浮かんできやすい本です。 面白く読めましたが、一方で過去の偉人の言葉を引用する部分が多く哲学的な印象を受ける部分もありましたが、なんとなく先が読めたり、登場人物の描写が深いようで浅かったりと、中身の空洞も感じました。 重いようで軽い、不思議な作品であるとの印象を持ちました。 | ||||
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楽しく読み始めましたが、半ばを過ぎた辺りで飽きがきました。何とか全部読みきりました。 ストーリーに触れずにレビューするのは難しいですが。 お金の話のわりに軽く読み進める事ができますが、目を引く情報が有るわけでもなく、細かい設定も薄い気がします。 最初の部分でも、借金の理由や返済の環境に少し「?」を感じました。 終わり方は好みではありませんが、お話は面白いと思います。 映像化されて情報が増えて、設定が補完されたら、、、凄く面白いのかもしれません。きっと見ます。 | ||||
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気鋭の映画プロデューサー川村元気による小説です。 主人公一男は、偶然から3億円を手に入れ、 その後、ある事件が起こり、『お金と幸せの答え』 とは何かを考えさせられることとなります。 前半はなかなか良かったのですが、 中盤以降の登場人物になかなか共感できず、 後半は完全に飛ばし読みになってしまいました。 後半は締切に追われたのでしょうか、 相当雑に纏められてしまっている印象を受けます。 最後の10ページでクライマックスを迎えますが、 導入部分もあまりに唐突です。 後半の盛り上がりには欠けますが、オムニバス ドラマのように気楽に読める本だと思います。 | ||||
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宝くじで3億円を手に入れた男の行く末を追ったオムニバス的作品。 本業の作家ではないから、文体に少々稚拙感があり。 内容ページ数ともに軽い読み物という感じで、正直あまり共感出来なかった。 全く面白くないというわけでもないので、一章ずつヒマなときに読み進めるといいかも。 | ||||
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読み物としてはなかなか面白かったが、期待していたような、お金とは、ということについてはイマイチ。 | ||||
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前作、「世界から猫が消えたなら」を読んだ時にも感じたのですが、この「億男」もあと一歩何かが足りないといった感想を持ちました。 共に、人生に対しての取り組み的なことを著者なりの視点にて切り込んでいますが、なるほどなと感心するほどのステージに至る前の段階で 物語が終了するといった感じでしょうか。惜しいですが、そこからのさらに踏み込んだ独自性のある一歩を読者は求めているのではないでしょうか。 | ||||
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「人生に必要なのは、勇気と想像力とサムマネー。」 チャップリンの映画の台詞か始まる本作は、一言でいうとお金と幸せをめぐる冒険だ。 映画プロデューサー出身の作者の経歴を感じさせる台詞主体の構成。 文学!といった読後感はない。 良く言えば読みやすく、悪く言えば軽い印象を受けた。 ただ、作中、様々な「金言」が散りばめられており それだけでも、ほほう、とか、なるほどね、とか思ったところも多々。 個人的には、 「およそ世の中に何が怖いと言っても、暗殺は別にして借金ぐらい怖いものはない」 といった一万円札にすられた福沢諭吉の金言がなかったのが不思議。 | ||||
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仕事と家事の合間にさらっと読め、 3日間で読み終えることができました。 弟の借金を背負い、昼も夜もなく働き続けていた男が ひょんなことから奥のお金を手にしてしまう。 そしてそれを、これまたひょんなことから失ってしまい… 探し求めるうちに、数々の金言といろんな金持ちの人生に触れていく。 どれをとっても、実際にはありえないだろう、という状況ばかり。 だが、ほかの方が書いてあるように、映像にしたら面白いと思う。 というよりも、読み進むうちに映像がはっきりと浮かんでくる。 映像を意識した作品なのだろう。 「ああ、なるほどね、面白かった」 読後はそういった無難な感想だ。 読書から離れていたり、あまりホンニ親しみがない、という人の 活字への第一歩としては、なかなかいいものではないだろうか。 | ||||
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