殺しへのライン

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評判

殺しへのラインの評価:

4.04/5点 レビュー 25件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.04pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全25件 21〜25 2/2ページ
No.5
(5pt)

最高のひまつぶし

2度読み返すと誰かはわかるが、How and why done itはわからなかった。後書きにあるように、情報提供が巧み。小さな謎解きが大きな謎解きにつながる復層構造をなしていて、チャレンジしがいがある。ゲームのようだ。面白かった。
殺しへのライン (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 殺しへのライン (創元推理文庫)より
4488265138
No.4
(5pt)

安定の面白さ

分かってみれば何という事もないオチの様な気がしますが、構成が自然な流れで最後まで一気に読んでしまう魅力がある作品ですね。あまり謎ときは考えず展開を楽しむ読み方で読みましたが、最後は納得でした。
そしてホーソーンの何とも言えない魅力。ホームズとワトスンの様な探偵と相棒の関係ではない不思議な距離感。たまにやきもきしますがすごく新鮮です。そろそろホーソーンの過去もちらほら見えてくるようになり、今後の展開がとても楽しみです!
殺しへのライン (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 殺しへのライン (創元推理文庫)より
4488265138
No.3
(3pt)

ホロヴィッツへの期待は右肩上がりのまま。今回はアベレージ

「メインテーマは殺人」、「その裁きは死」に続くホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ第三作「殺しへのライン "A Line to Kill"」(アンソニー・ホロヴィッツ 創元推理文庫)を一気に読み終えました。
 舞台は、チャンネル諸島にあるオルダニー島。本を売るためのプロモーションとしてそこで新しく開催される文芸フェスティバルに参加する"わたし"(作者)とホーソーン。ナチスの占領地だったオルダニー島は、風光明媚な土地であり、その土地で或るパーティが開催された後、オンライン・カジノのCEO、ル・メジュラーが梱包用テープで椅子に縛り付けられ、右手だけは固定されずに自由なまま殺害され発見されます。誰が?何故?
 文芸フェスの主催者夫婦、料理人とその助手、霊能者とその夫、オルダニー島在住の歴史家、児童文学作家、フランス人の朗読詩人とそれぞれ一癖ある人物たちが登場し、それぞれの行為が、会話が、目配せがすべて<大団円>に向かっての伏線として、あるいはミス・ディレクションとして機能するパズラーとしての「造形美」には相変わらずうっとりします。(また、離島ミステリーとしてクラシック作品との比較なども考えましたが、それはそれでこれから読む方々へのディレクションにもなりかねないと思い、省略させていただくことにしました)
 しかしながら、「メインテーマは殺人」、「その裁きは死」に加えて「ヨルガオ殺人事件」を経た後にこの作品を読むと、パズラーとしての魅力は充分ですが、ホロヴィッツへの期待は右肩上がりのまま推移していますので、今回は少し物足りないと感じました。
 むしろ最後まで明かされないホーソーンの<過去>の方がミステリアスだと思います。次作を静かに待つことにいたします。
殺しへのライン (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 殺しへのライン (創元推理文庫)より
4488265138
No.2
(5pt)

アンソニー・ホロヴィッツのホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第三作。

○今回もまた傑作である。
○この本を一番楽しく読む方法は、まず、ホロヴィッツが平凡なミステリーを書くはずがないと信じることである。そして、一切の予備知識なく、若林踏氏の解説も読むことなく、本文の初め(15頁)から読み始め、最後(445頁)まで読むことであると思う。
○私の読後感想は、快調、すごい、面白かった、傑作だ、またやられた、ホロヴィッツ時代はまた続く・・などなど。当然★★★★★。
○レビューはそれで終わってしまうのが無難だが、ネタバレ完全防止で、もうちょっと何か書きたい。
☆わたし(ホロヴィッツ)とホーソーンが『メインテーマは殺人』の刊行前宣伝のため、チャネル諸島のオルダニー島で開かれる文芸フェスに参加したところ、その島で連続殺人が起きる。島を舞台にした点では、『ヨルガオ』と共通する。『そして誰もいなくなった』の香りもある。
☆読み返してみると、手がかりはあちこちに出ている。その点ではフェアと思う。しかし、これらに気づいても、部分の謎が解けるだけで、核心にたどり着くのは難しい。
☆核心の謎が解けるのは最後の50頁なので、もしも最後の50頁の入り口に「読者への挑戦」が出ていて、そこまでの400頁にひたすら線を引いて読み返せば、真相にたどり着けたかもしれない。しかし、それよりも、先が読みたい。
殺しへのライン (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 殺しへのライン (創元推理文庫)より
4488265138
No.1
(4pt)

早く続編読みたい

経歴から言っても、筆者が当代切っての書き手であることは間違いない。
フーダニットものとして今回も安定の超絶技巧で期待を裏切らないし、
犯人が早めにわかった人でもあっても、
痒いところまで手が届き尽くす仕掛けに満足しているはず。
(ただし「本格」ファンに限る?)

それしても3作続けて読んでいると、
いつの間にか「わたし」と同じくホーソーンのことが気になって仕方がなくなる。
特に今作のラストは、「で、ホーソーンは一体どういう人物で、何がしたいのか」
というシリーズ通しての謎について、なんとも言えない余韻を残して結ばれる。
一作ずつ、謎が明かされる過程が楽しく、今、続編が最も待ち遠しいシリーズ。
殺しへのライン (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 殺しへのライン (創元推理文庫)より
4488265138